こんにちはこんばんは。今日はサボテンの栽培記録の記事です。
以前から育てているサボテン、ユーベルマニア・ペクチニフェラを一年間育ててみてどうなったか?っていう記事。
順調だった…とは言えず、紆余曲折あった一年間(厳密にいうと11ヶ月)の栽培記録です。
五反田BBで買ったユーベルマニア・ペクチニフェラ
ユーベルマニア・ペクチニフェラ。深みのある草肌の色に、整然と棘が並ぶ美しいサボテンです。ホームセンターなどでは取り扱われていませんが、園芸イベントではよく目にする人気の定番サボテン。
広告稜と棘が細くてシャープなカッコいいサボテン、ユーベルマニア・ペクチニフェラ生長が遅いので大きい株は高価!!栽培は乾燥気味によく日光と風に当てて!!
ワシントン条約付属書のⅠ類に分類されている希少種でもあります。Ⅰ類…ということで国際間の商取引は一切禁止。現在は条約指定前に国内に導入され、繁殖された個体が流通しています。
そんなペクチニフェラ、私もほしーなーと思っていたので去年(2023年)9月に、東京都品川区五反田で開催されたサボテン・多肉植物ビッグバザール(通称:五反田BB)で購入しました。
購入したのはOANA Cactusさんから。当然国内で繁殖された実生苗です。
んで、その後植え替え↓↓↓
生長が遅い…と言われているサボテンですが、気長に育てるかぁ~という…感じ…でした…
調子が悪い?
植え替えから7ヶ月後の今年4月↓↓↓
なんか調子悪いなぁー。と思っていたんです。
だってね↓↓↓去年9月の植え替え時
何も変わってねぇ。むしろ縮んだ気がする。
あー、今年は2月下旬から3月が寒かったので、4月は寒さのストレスが残ってる状態だったかも。
↓↓↓(もーいっかい2024年4月)
草肌が紫がかっているので、やっぱストレスが残ってますかね。なので、水がうまく吸えず縮んでいるのはしょうがない。
でも、生長した形跡がないのは問題です。いくら生長遅いといっても半年育てて少しも変わってないのはちょっとおかしい。
…ので植え替えたッ!!
やっぱり調子が悪い?
というわけで今年(2024年)の4月に植え替えました。
前回、植え替えに使った用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土。コレに問題があるとは思えません。だから今回もそれを使用。
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なので今回は植木鉢を変えました。
前回植え替えに使ったのはセメント鉢↓↓↓
今回は3Dプリンターで自作したプラスチック鉢です↓↓↓直径φ8cmの約2.5号サイズです。
この鉢は鉢底に通気リブを組み込んでいるので、過湿になりにくい。
もういくつもサボテンをこのシリーズの鉢に植えていますが、
特にギムノカリキウムなんかはものすごく大きくなりました。たった数ヶ月で。それはもう恐怖を感じるスピードで。
実績があるのでたぶん大丈夫。調子を取り戻してくれるでしょう。
鉢から抜いて…
古い土を落として…
新しい鉢には殺虫剤と肥料を撒いて…
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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ペクチニフェラを植えて…(傾きは後で直す…)
マルチングして終了。
…と、植え替え自体は特に問題なく終わりました。ネジラミなどの害虫もなし。
やはりセメント鉢はサボテン栽培に向かないのか?
そんで、植え替え作業中に気になったのがコレ↓↓↓2024年4月
7ヶ月前の2023年9月↓↓↓
根の量が減っている…っ!!
うーん。断定はできませんが、セメント鉢に植えていたのが原因ではないかと…
セメント(コンクリート)はアルカリ性。
多肉植物は石灰質(石灰もアルカリ性)の土壌に生えているので、アルカリ性に強い(アルカリ性が好き)。…と言われていましたが、それは昔の話。石灰質の土壌に自生していても、弱酸性の土壌の方が生育はいい。というのが今の常識です。多肉植物も他の多くの植物同様、アルカリ性の土壌だと生長不良を起こす場合があります。
なので鉢のPH値が問題…。かとも思ったんですが、この鉢はもうかれこれ半年以上使っています。
いくらセメントがアルカリ性でもとっくに中性化しているはず。…だからセメント鉢のPHが問題ではない…と思います。
他の考えられる原因としては…根腐れしている形跡はないので、むしろセメント鉢の乾きの早さが問題なのではないかと。
セメント自体に防水性は無いため、セメント鉢自体が水を吸いこみ蒸散することで、結果鉢内の乾燥が早くなります。
当初は、乾きが早いので根腐れしなくていいか~とか思ってたんですが、水をあげてもすごいスピードで乾くんですよね。
あまりに早く乾きすぎるのも根の生育には良くない。というのが私の見解。
植え替えから4ヶ月後…
セメント鉢から(自作の)プラスチック鉢にユーベルマニア・ペクチニフェラを植え替えたわけですが、元気になってくれなければ植え替えた意味がありません。
というわけで2024年8月の近況↓↓↓
大きくなりました。
生長点付近と、稜と稜の間の谷になっている部分の色が違うのがわかるでしょうか?植え替え後に大きくなった部分です。
元気になりましたね。ここ一年の生長…というより、植え替え後の4ヶ月間での生長量なんですけどね。
広告稜と棘が細くてシャープなカッコいいサボテン、ユーベルマニア・ペクチニフェラ生長が遅いので大きい株は高価!!栽培は乾燥気味によく日光と風に当てて!!
…実はペクチニフェラだけじゃなく、他にもいくつかセメント鉢に植わっている調子の悪いサボテンがあるんです。…まぁ…もう植え替えてるんですけど、、、
というわけで、ユーベルマニア・ペクチニフェラを育てて一年後(実質4ヶ月)の記事でした。
それでは。
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