今夏の猛暑の被害者たち。

こんにちはこんばんは。今回は悲しいけどお別れの記事。

我が家で今年の夏に星☆になってしまった植物達や、調子を崩してしまった植物達を集めてみました。

理由は多分それぞれ。暑さが原因のもいれば、何が悪かったのかよくわかんないものいます。でもまぁ、やっぱり暑すぎたってのが一番多い理由かな。

世間では今年の夏は過去一番の暑さ(7月が)とか言われていますが、私的には去年も充分暑かったし、なんならここ数年ずっと暑いと思っています。もう…しょうがない。

フレイレア・士童が溶けた

まず今年の7月に突然逝ってしまったのがサボテン、フライレア属の士童。

フライレア・士童
フライレア・士童

ぱっと見ためなんともなさそうですが、、、、、

フライレア・士童
フライレア・士童

中は水です。

ジュレたとか溶けたとか表現される状態。今回の場合、原因は暑さ。暑さでサボテン内の細胞が壊れてしまいゼリー状になってしまった状態です。

直射日光がサボテン自体に当たって、溶けてしまう場合もあります。ですが、今回は遮光した環境で起こったこと。数日前に与えた水で鉢内が煮えてしまい溶けたと考えられます。ちょっと風当たりの悪いところ(サーキュレーターを使ってた)に置いていたのもまずかった。復活する可能性はゼロです。

教訓としては、
風通しを良くするのが大事。ということです。風を甘く見てはいけません。←超重要

ちなみに生前の士童↓↓↓

フライレア・士童
フライレア・士童

購入したのは5月に埼玉県川口市で開催された春の多肉植物・サボテン展示会。

購入から1カ月半。植え替えすらしていない状態でお別れとなりました。

チランジア・キセログラフィカのバラバラ事件

つぎはチランジアの王様ことキセログラフィカ。チランジアはブロメリア科の熱帯植物。エアープランツという名前でも一般的です。その中でもキセログラフィカは比較的大型の品種。ホームセンターなどで取り扱われる、普及している品種のなかでは高価な部類のチランジアです。

生前のキセログラフィカ↓↓↓

チランジア・キセログラフィカ、エクメア・ロベルトメネスカル
チランジア・キセログラフィカ、エクメア・ロベルトメネスカル

左上のヤツです。単品で写真撮ってなかった。

こいつは東京都池袋で開催された蘭友会らん展で購入。

んで、8月下旬↓↓↓

チランジア・キセログラフィカ
チランジア・キセログラフィカ

バラバラになった。

ちょっと前から葉がパリパリで調子悪そうだなぁ~とか思ってたんですが、軸の部分が腐ってました。もう腐ってないところでリカバリーを計る…とかいうレベルではなくて、全部がバラバラ。

置き場所としては…風通しは悪くなかったはずです。サーキュレーター回してたし。ディッピングした水が株元に溜まって腐ったと思われます。水は切ってたつもりでしたが…ダメだったようです。

…暑さはあまり関係なさそうだな。たぶんこれは私の単純な過失が原因だろう。

こちらは2カ月ちょっとでお別れ。

”く”の字に折れたマミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ

続いてはサボテンのマミラリア属ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ。鉤棘のペレスデラロサエの直刺変種がアンダーソニアナ。

こちらは今年の2月に埼玉県久喜市で開催されたコレクターズプラントフェアで購入。

美しいサボテンだ…

マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ
マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ。今年2月の購入当時

購入時に、接ぎ下ろしでまだ根がしっかり張っていないと言われましたが…

その4カ月後の今年6月↓↓↓

マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ
マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ

縮みました。

うまく水を吸えていないようです。まぁ…この状態ならそのうち回復するでしょう。

…ところが

マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ
マミラリア・ペレスデラロサエ・アンダーソニアナ

その後、直射日光に当てたところ、
”く”の字に折れました。(画像では分かりづらいな…)

マミラリアは強光線を好む品種。ですが根が弱った幼苗に今年の夏は暑すぎたようです。

現在…一応様子を見てますが…ダメそうです。株中心部がぺったんこ…というか(厚みが)激薄なんですよね。棘が抜けたりはしてないですが…干からびた…?

抜いて様子を確認する…とかもあるかもしれませんが、抜いたところで何も対処できないし、根をさらに痛める可能性が高いのでひとまず様子見。

部分的に腐ったコピアポア・黒王丸

続いてはサボテンの人気品種、みんな大好きコピアポア・黒王丸。

前から欲しいなーって思っていて、今年の6月に東京都大田区平和島で開催されたサボテン・多肉植物ビッグバザール(通称BB)で購入。ノムラカクタスさんの実生株。

購入時↓↓↓

コピアポア・黒王丸(BB購入品)
コピアポア・黒王丸(BB購入品)

このあと水をたっぷり吸ったんですが、、、、

水の吸いすぎ?で身割れ?のような状態になり、、、、

コピアポア・黒王丸
コピアポア・黒王丸

矢印の部分が黒く変色。

この黒い部分が固かったらよかったんですが、触ってみるとブヨブヨに。どうやら部分的に腐っているようなので、
オペ執行!!

コピアポア・黒王丸
コピアポア・黒王丸

黒い部分を取り除き、殺菌の意味で花いとしを散布(殺菌剤を水に溶くのがめんどくさかったので、出来合いのスプレーを使用)。

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その後↓↓↓

コピアポア・黒王丸
コピアポア・黒王丸

腐りは止まったようですが、痛々しい姿に。生長点は…生きてるかな?(あと白い粉粉はたぶんハダニ被害にあったところ)

ちなみに腐った(私には)原因はよくわかっていません。暑さは関係ないかも。こちらは経過観察中。

コピアポアはオリヴァナ(オリバナ)も育てていますが、こちらもあまりよくありません(ここまでひどくはない)。もしかしたら私の環境はコピアポアとあっていないのかもしれません。

高温障害のハオルチア

基本的にハオルチアは元気なものが多いんですが、、、、、

この寄せ植えしたやつ↓↓↓は別。

根腐れから復活し、春には元気に生長していたハオルチア・青雲の舞とウンブラティコラとレッドブル。どれも珍しいモノではなく、一般のお店でフツーに買える普及しているヤツ。

ハオルチア・レッドブル
ハオルチア・レッドブル。元気だった頃

…が8月にはこんな感じに↓↓↓

ハオルチア・レッドブルとウンブラティコラ
ハオルチア・レッドブルとウンブラティコラ

特に症状がひどいレッドブルは茶色くなって葉がボコボコに、ウンブラティコラは下葉がパリパリに。

育成環境としては常時遮光。直射日光がもろに当たることはない環境です。

下葉が枯れる&葉がへこむのは水が足りていない水切れの症状。…なんですが、水をあげても吸いません。暑さに起因する高温障害なんじゃないかと。去年は起こらなかったんだけどなぁ。

どうすることもできないし、ジュレたり腐ったりしているわけでもないのでこのまま静観。秋になれば回復するでしょう。たぶん。

ということで猛暑の被害者たちでした。あーそういえば、以前にも記事にしたアズテキウム・紅籠という希少サボテンも逝ってましたね。(←悲しい)

それでは。


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