タイで創出の変り種サボテン、ギムノカリキウム・T-REXを植え替えた！

こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事。…というか6月初旬に植え替えていたギムノカリキウム・T-REXの植え替え記事を今頃公開。基本的にもすレコは植え替えてから公開までにタイムラグがあるブログ。でも…えぇ書くの忘れてました。

このサボテンを購入したのは、4月末に千葉県木更津市で開催された木更津園芸市にて。

今日は園芸イベントに行ってきたよッ！！な記事。伺ったイベントは、千葉県木更津市で開催された木更津園芸市。このイベント自体は非常にオススメで、多肉植物好きならだれでも楽しめるのではないかと思います。今回はイベント内容というより、購入したハビタットスタイルの話をしようかな…と思います。

グリーン・ヘッズ・ナーセリーさんから購入しました。

木更津園芸市はお求めやすい価格の株が多数並ぶオススメのイベントです。現在は月イチ開催なので、ご都合が合えばゼヒ。私は遠方なので、小旅行気分でたま～に伺ってます。

ギムノカリキウム・T-REX
ギムノカリキウム・T-REXの植え替え
ギムノカリキウム・T-REXの育て方
約3か月後のT-REX

ギムノカリキウム・T-REX

その名の通り、恐竜のようなゴツゴツした草肌が特徴のギムノカリキウム・T-REX（ティーレックス）。タイで創出されたギムノカリキウム属のサボテンの園芸種です。

交配元は…非公表なのかな？調べても分かりませんでした。ただ特徴から、フリードリッヒ（牡丹玉や瑞雲丸）系の交配種と思われます。同じくタイ創出のギムノカリキウム・デイドリームも交配元は公表されていないのでそういうもんかもしれません。

根無しベアルート株だったギムノカリキウム・デイドリームの一年2ヶ月後…

今日はサボテンの栽培記録の記事。去年の5月に購入したギムノカリキウム・デイドリーム。このデイドリームはベアルート株（抜き苗の状態で輸入された株）だったようで、根がありませんでした。水を吸うどころか発根すらしていなかったデイドリームが1年2ヶ月後にどうなったか？っていう記事です。

さて、そのT-REXですが、現在ではいろいろなタイプが出回っています。基本的には緑色のゴツゴツした草肌に、ピンクの斑が入るサボテンです。ゴツゴツした肋骨状の凹凸が激しいタイプや、ピンクの斑が少ないタイプ…など。緑の肋骨状の横縞にピンクの斑が入るものが観賞価値が高いと言われています。

私の購入したものは、ピンクの斑がキレイですが、緑の横縞…とはいえず、疣の先端だけが緑のタイプ。草肌のゴツゴツもおとなしめ。観賞価値としてはビミョーなタイプですが、超激安サービス品だったので購入しました。

グリーン・ヘッズ・ナーセリーさんの実生株。私は実生に興味がない（そもそも実生するほど場所が無い）ので詳しくないのですが、ケーレスやシードストックでT-REXの種子って出回ってるのかしら？それともグリーンヘッズさんの自家採種なのかな？当日はタイプ違いの株が他にも販売されていました。

そんなギムノカリキウム・T-REXを植え替えました！

ギムノカリキウム・T-REXの植え替え

主役のギムノカリキウム・T-REX↓↓↓

鉢を横にして側面を軽く叩き、T-REXを取り出します。

根に付いた古い土を筆などを使って落とします。

根張りは…あまり良くないですね。

次に植え替える鉢の準備。

今回も使うのは3Dプリンターで自作した鉢。直径φ8cm、約2.5号サイズの鉢です。

直近の3Dプリンターで植木鉢を自作した記事↓↓↓

（自分的に）カッコイイ植木鉢をつくったので見て欲しい。という話

今日は3Dプリンターで植木鉢を自作した記事。以前から3Dプリンターで植木鉢をつくった記事をポストしていましたが、その続き。星柄の鉢、クラックスリット鉢、二重メッシュの鉢をつくりました。自分的にカッコよさげな植木鉢ができたので見て欲しい。という、ただそんだけの記事です。

この鉢には、鉢内の通気を良くする通気リブを鉢底に組み込んでいます。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石は軽石。

さらに用土をある程度の高さまで入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。

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ここにT-REXを仮置き。鉢との隙間に用土を入れます。

この上に化粧砂をマルチングして植え替え終了。

マルチング材はゼオライト。白くてマットな植え込み資材。本来はハイドロカルチャーや用土に混ぜ込む根腐れ防止剤。

最初の潅水は1週間後から！！

ギムノカリキウム・T-REXの育て方

最近日本に導入されたせいか、T-REXの栽培情報は少なめ。手探りな感もありますが、基本的には他のギムノカリキウム属のサボテンと同じ育て方をしています。

植え替え
春と秋が植え替えの適期と言われています。基本的には丈夫なのでいつ植え替えてもいいのですが、真夏と真冬の植え替えは避けた方が無難です。
植え替え前は1週間ほど水を切り、鉢内を乾燥させておきましょう。乾燥させることで植え替え時の根へのダメージを最小限にすることができます。
また、植え替え直後はうまく水を吸えないため、感染症を防ぐ意味でも、最初の潅水は1週間後からにしましょう。
日照
他の多くのギムノカリキウムと同様、直射日光が苦手です。直射日光を遮光するか、または明るい日陰で育てましょう。特に真夏の直射日光は絶対に避けてください。葉焼け、最悪の場合は溶け（ジュレ）ます。
ただし、暗すぎてもヒョロっと徒長してしまうので、あくまで明るい環境においてください。
潅水
鉢内が完全に乾いてから水をあげてください。春と秋はたっぷりと。夏は涼しい夕方か夜に水をあげましょう。冬は暖かい時間に表土が湿る程度の水を月に1,2回暖かい時間にあげてください。
温度管理
最低気温が10℃を下回りそうなら室内に取り込んでください。耐寒性もそれなりにありそうなんですが、、、、試す気にはなりません。
害虫
カイガラムシ、ネジラミ、ハダニがつきます。カイガラムシは見つけ次第、古歯ブラシなどでこそげ落としてください。ネジラミは発見が難しいので防除薬を使いましょう。オススメはオルトランDXです。草肌が茶色くカサブタ状に変色した場合はハダニの被害にあっています。殺ダニ剤を使いましょう。私は”花いとし”を使っています。ただし、ハダニに薬剤耐性がついてしまうので、使用回数や用法を守ってください。被害がしつこい場合は数種類の殺ダニ剤をローテーションして使いましょう。