こんにちはこんばんは。今日はサボテンの植え替え記事。
棘の生えたロフォフォラ属のサボテン…ではありません。
マツカナ属の奇仙玉というドマイナー種。全く別のサボテンです。
このサボテンを購入したのは、群馬県前橋市にある通称、群馬サボテン団地。
サボテンや多肉植物の生産者さんが密集している地域で、その中の温室のひとつが小売り用に開放されています。
6月に購入後、梅雨時期だったこともあって、しばらくそのまま。夏を超えやぁっと涼しくなってきた10月に植え替えました!
マツカナ・奇仙玉
マツカナ・奇仙玉。ペルーが原産国のサボテンです。
その見た目は、まるでロフォフォラ属のサボテンに棘が生えたよう。この棘は生長とともに脱落しやすい。
草肌はロフォフォラと比べるとやや暗めの色。ザラザラしている肌触りもロフォフォラとは違います。まぁ、全然違うサボテンだしね。
基本種は赤~オレンジ色の花を咲かせるようですが、この個体は白花の変種。…だそう。(まだ私は開花を見ていない)
そのあまりにおかしな見た目にひかれて購入を決定。
ですが、他では販売されているのを見たことがない(宇都宮のイベントで販売されていたかな?)、珍しいサボテンです。
珍しいといっても、高価なことはないごくごく普通のサボテン。つまり…あまり見かけない、人気がないサボテンということ。
希少品というより珍品。という表現があうかなと思います。棘が脱落していく生態もまさに珍種。
パっと見ためはカワイイので、もっと人気が出てもいいと思うんだよなぁ…。ただロフォフォラのように扁平ではなくてタッパがあるので…なんというか…ゴツイというかマッチョな見た目ですけどね。
そんなマツカナ・奇仙玉を植え替えました。
マツカナ・奇仙玉の植え替え
植え替えるマツカナ・奇仙玉↓↓↓
鉢を横にして奇仙玉を取り出します。
古い土を落とします。
…ん!?嗅いだことのある嫌なにおいが…
…ネジラミがいますね。(白いツブツブがわかりますか?)
本来ならば水でネジラミを洗い流し、薬剤を使って処理するのですが、めんどくさかったので根にキン〇ョールを吹きかけただけで対処終了。
→これがのちに悲劇を生むことに…
次に植え替える鉢の準備。
3Dプリンターで自作した鉢。直径φ7.5cm。…というか、思ったより奇仙玉の地中部分が大きかったので、この鉢に収まるかな…
外装とメッシュのインナーポットの二重構造。インナーポットと外装の間には隙間があって、外装の開口部から空気を取り込んで通気できる仕組み。
そこには通気リブを組み込み↓↓↓
この鉢に鉢底石を敷いて、用土をある程度入れた後、殺虫剤と肥料を散布。
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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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マツカナ・奇仙玉を植え付け。
富士砂でマルチングして終了。
…なんですが、やっぱり用意したこの鉢が浅すぎてかなりの浅植えに…
…まぁいいや。
植え替え後、最初の潅水は1週間後から!
ネジラミに気を付けよう
さて、上に書いた植え替えでネジラミを確認。対処に横着をしてしまいました。
植え替えから3週間後…
受け皿に白カビのような繊維質のネジラミの巣を確認。
あのネジラミ特有のにおいもするので、繁殖しているのは間違いなさそう。しかもかなり…
ということで植え替えました。(緊急事態だったので写真はありません)
使用していた植木鉢と用土はすべて破棄。
根っこを水洗いしネジラミを洗い流したあと、念のためオルトランDXを水に溶いた溶液に根を付け殺虫。水を切った後、そのまま3日ほど乾燥後、さらに念のため根にもう一度キンチョールを散布。その後、植え付けました。(オルトランDXを多めに撒いた)
ネジラミを発見した場合、くれぐれも対処に横着をしないでください。
オルトランDXはネジラミに確かに効果がありますが、それはあくまで防除の話。ある程度繁殖した状態のネジラミを根絶できるほどの効果はありません。オルトランDXは、そもそも薬剤の成分を根から吸い上げて、初めて効果が発揮されるタイプの殺虫剤。ネジラミに寄生されて、吸い上げる力が弱った状態ではあまり効果が発揮されないと思われます。過信は禁物です(←自分への戒め)。
たった3週間ですが、だいぶ根を枯らされました…。ネジラミ…根絶できてるといいな…
ということで↑↑↑新しい鉢に植え替えたマツカナ・奇仙玉。鉢は現在開発中の新バージョン。3Dプリンター製なのに2色で成形した植木鉢。
今回は深めに鉢をつくったので、ちゃんと収まった!
以上、マツカナ・奇仙玉の植え替えでした。
ちなみに奇仙玉に必要な日射量とかは(私には)よくわかっていないので、栽培は手探りです。
それでは。
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