カッコイイ!!アカントカリキウム・グラムカム!!!

こんにちはこんばんは。今日は私の最近のお気に入り、アカントカリキウム(アカウントカリキウム)・グラウカムというレアなサボテンを植え替えた記事です!

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

このサボテンを購入したのは、栃木県足利市にある、あしパー(あしかがフラワーパーク)さん。7月末に開催された真夏の特別セールにて購入。

あしパーさんはフラワーパークという名前とは裏腹に、レアなサボテンや多肉植物も販売しているすごいところ(もちろん花苗も充実している)。7月には30~50%という太っ腹なセールを開催してくれていました(一部商品はセール対象外)。このアカントカリキウム・グラウカムも30%OFFで購入。

そのグラウカムを10月中旬に植え替えました!

アカントカリキウム・グラウカム

アカントカリキウム・グラウカム。和名は黒鬼玉。原産国はアルゼンチンです。

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

その最大の特徴は、生長とともにブルームを吹き、コピアポア・黒王丸のように白肌になること。

あしパーさんで販売されていた苗は実生苗だったらしく、他にも長刺の個体や黒棘の個体がありましたが、肌が白くなりそうなやつをチョイス。

現在、私の最もお気に入りのサボテンのひとつ。

もうとにかくカッコイイ!!

棘と草肌の色合いのバランスが最高です。ゴツイ、マッチョな見た目もお気に入りのポイント。

これまで販売会など、いろいろなイベントを見てきましたが、他では販売されているのを見たことがないレアなサボテンです(←断言)。もっと人気がでても良さそうなビジュアルですが、(ネットやSNSも含めて)ホントーに見かけません。

7月末の購入時↓↓↓

アカウントカリキウム・グラウカム
アカウントカリキウム・グラウカム

うーん。購入時はまん丸でしたね。だいぶ縦長になりました。

でも調べると、柱状になっているグラウカムもよく見ます。そういうもんかもしれません。実際あしパーさんでもやや縦長な個体が販売されていましたし。

ちなみにグラウカムという小種名、ギムノカリキウム属のサボテンにもあるんです(ギムノカリキウム・グラウカム)。小種名が被ることはよくあるんですが…例えばトウダイグサ科ユーフォルビア属ホリダ・・・とかキジカクシ科アガベ属ホリダ・・・とか…。多くの場合は、属の上位分類、”科”が違いますが、グラウカムの場合は、同じサボテン科に同じ小種名があるんですよね…。紛らわしい…

アカントカリキウム・グラウカムの植え替え!

ということでアカントカリキウム・グラウカムの植え替え。

アカントカリキウム・グラウカム↓↓↓

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

鉢を横にしてグラウカムを取り出します。

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

すごい量の根。根に付いた古い土を落とした状態です↑↑↑

このままだと根が多すぎるので、殺菌したハサミでカット。

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

大きな太い根です。

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

現在開発中の二重構造になった鉢。直径φ9cm、3号サイズの鉢。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

メッシュのインナーポットと外壁の間には隙間があり、通気層になっています。外壁の開口部から通気する仕組み。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

底には通気リブを組み込み。鉢底が空気に触れる面積を物理的に大きくします。

この鉢に鉢底石を敷き、

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

ある程度の高さまで用土を入れたら、殺虫剤と肥料を散布。

殺虫剤と肥料を散布
殺虫剤と肥料を散布

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ここにグラウカムを植え付け。根と鉢の隙間に用土を入れます。

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

用土を入れながら、割りばしなどで突いて根と用土の間に隙間ができないようにしてください。

最後に富士砂でマルチングして植え替え終了。

アカントカリキウム・グラウカム
アカントカリキウム・グラウカム

植え替え後、最初の潅水は1週間後から!

育て方は手探り!

さて、このアカントカリキウム・グラウカム、前述のように珍しい…いやマイナーなサボテン。栽培情報があまりありません。なので、育て方は手探りです。

まぁ見た目もザ☆サボテンといった感じなので、よく日に当て、乾燥気味に育てるのが基本だと思います。

以下、うちの栽培環境を書きます。

  • 植え替え
    今回は10月の中旬に植え替えました。サボテンなので、やはり真夏と真冬の植え替えは避けた方が無難でしょう。
  • 日照
    日光をガンガン当てています。棘の形状や肌質からして、直射日光を好むサボテンでしょう。
    それでも夏場は50%の遮光をしました。最近の日本の夏は暑すぎる…
  • 潅水
    鉢の中が完全に乾いてから水をあげています。夏は涼しくなった夕方か夜に、ちょい少なめの水をあげていました。寒くなってきたら、1カ月に1回程度、表土が濡れる程度の水を暖かい時間にあげています。
    太い根をもつ種です。乾燥にはかなり強いと思われますので、乾燥気味に育てるのが基本です。
  • 温度管理
    通年、風通しをよくしています。うちではサーキュレーターを使用。
    他のサボテンに比べると寒さには強そうですが、耐寒温度がよく分かりません。最低気温が10℃を切りそうなら室内に取り込んだ方が安全でしょう。高級サボテンなので…
  • 害虫
    カイガラムシとネジラミ、ハダニに注意しましょう。
    カイガラムシは見つけしだい、古歯ブラシや楊枝、ピンセットでこそげ落として下さい。ネジラミは見つけづらいので、あらかじめ防除薬を使いましょう。オススメはカイガラムシにも効果のあるオルトランDXです。
    また、もし植え替え時にネジラミを見つけた場合は、根を洗浄しネジラミを洗い流した後、殺虫剤(キンチョールとか)を使用後、よく乾燥させ植え付けてください。
    草肌に赤や茶色の点があったり、カサブタ状に変色した場合はハダニの虫害の可能性が高いです。殺ダニ剤を使いましょう。オススメは病気(菌)にも効果のある”花いとし”。使用は用法を守ってください。ハダニは耐薬効性がつきやすい(薬が効かなくなる)ので、被害がしつこい場合は複数の殺ダニ剤をローテンションして使ってください。

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というわけでアカントカリキウム・グラウカムを育ててみます!

それでは。


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