ギムノカリキウムじゃねえよ?ギムノカクタス・紅梅殿!!

こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事です。

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

ちょっと珍しい…レアというより、マイナーな珍品サボテン、ギムノカクタス・紅梅殿を植え替えました。このブログはそんなサボテンばっか出てくるな…

ギムノカリキウム・・・・・じゃなくて、ギムノカクタス・・・・ですよ!…いっておきますが誤字ではありません。

このギムノカクタス・紅梅殿を購入したのは、10月に埼玉県川口市で開催された秋のサボテン・多肉植物展示会。

展示会という名前ですが、販売会も行われたイベントです。

決して売れ筋の植物達が販売されているわけではありません。ですが、逆の見方をすると、他ではあまり見かけない植物が販売されています。掘り出し物が見つかる。…かもしれないイベントです。しかもお安い…。緑化振興のために開催されている非営利のイベントならではです。

そんな展示会で見つけたのがギムノカクタス・紅梅殿。他のサボテンに混じっていた中で、ひときわ白い棘のサボテンが目を引きました。その場で調べてみると、ギムノカクタス属のサボテン。

ギムノカクタスは育てていなかったので購入。珍しいしね。

ギムノカクタス…ギムノカリキウムじゃないよっ!!

サボテンの属名において、ギムノ…といえば、大抵の場合はギムノカリキウム属のことを指します。ギムノカリキウム属は、現在最も人気のあるサボテン属のひとつ。

人気故に、様々な交配種や選抜種が創出され、愛好家も多いのがギムノカリキウム。かくいう私も、ギムノカリキウム属のサボテンをもっとも多く育てています(と、いっても大した数ではありませんが…)。

そのギムノカリキウム属と名前がモロ被りなのがギムノカクタス・・・・属です。

人気かつ様々な品種があるギムノカリキウムと異なり、やや…いや、かなりマイナーなのがギムノカクタス属。私も存在を知ってはいましたが、現物は今回初めて見ました。

今回購入したのは紅梅殿というギムノカクタスですが…他に有名(?)なギムノカクタスといえば…白鯱…とかかなぁ。←いや~でもやっぱ、そんなに知名度無い気がすんな…

ギムノカクタス・紅梅殿

ギムノカクタス・紅梅殿。原産国はメキシコです。

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

紅梅殿の特徴は、名前の由来にもなっているピンク~紫色の鮮やかな花。…ですが、育て始めたばかりなので、私はまだ見たことがありません。

花以外の特徴…といえば、やはりその白い棘かな…と。購入の決め手も、白く輝く棘が美しかったからですし。

疣状の突起の先に生える、やや長めのまっっーーーしろな棘。その棘の先はほんのり色づいています。

紅梅殿以外にも白い棘のサボテンはいろいろあります。でも、例えばうちで栽培している白棘金鯱と比べても、紅梅殿の棘は驚きの純白さ。ひときわ目を引きます。

そのギムノカクタス・紅梅殿を10月中旬に植え替えました!

紅梅殿をポリポットから抜く!

主役のギムノカクタス・紅梅殿↓↓↓

高級受け皿のギムノカクタス・紅梅殿
高級受け皿のギムノカクタス・紅梅殿

1週間ほど断水し、ポリポット内を乾燥させてから植え替えます!

横にして、土を揉みほぐしながら、ポットから取り出し。

紅梅殿の根に付いている古い土を、筆を使って落とします。

土を落とし終わった紅梅殿↓↓↓

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

…うーん。

(ポリポット内の用土が)あんまり水はけが良くないなぁと思ってたんですが、かなり根が傷んでますね…。形状からして実生株でしょうか。

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

元気そうな根が無い。…まぁ、てりやきバーガーより安かったんで、不満はありませんが…

整理するほど、根が無いのでこのまま植え付けます。

3Dプリンターで自作した新型鉢!!

次に植え替える鉢の準備。

いつもの3Dプリンターで自作した鉢。…なんですが、今回は開発中の新型。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

メッシュのインナーポットと外壁の二重構造になった鉢。直径φ7.5cm、約2.5号の鉢。

前回、フェロカクタス・金冠竜とアカントカリキウム・グラウカムを植え付けた、二重構造鉢の改良版です。

上の二つを植え付けた鉢は、二重構造部分を一体成型した単色の鉢でしたが、今回はメッシュのインナーポットと外壁を3Dプリンターで別々に出力。

3Dプリンター製なのにマルチカラーの鉢をつくりました。(ま、まぁ業務用のハイエンド3Dプリンターなら多色印刷できるんですが…)

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

↑↑↑左から外壁、インナーポット、鉢底(の通気リブ)。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

外壁とメッシュのインナーポットの間には通気層があって、外壁に空いた三角形の開口部から給気することができます。

さらに底には鉢内に空気を給気する通気リブを組み込み。根の生長を促進する植木鉢です。

紅梅殿を植え付け!

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度の高さまで用土を入れ、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を散布
殺虫剤と肥料を散布

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ここに紅梅殿を植え付け。鉢と根の間に用土を入れます。隙間ができないように、割りばしなどでつつきながら作業をしました。

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

この上にマルチング材を敷きます。

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

マルチング材は朝明砂(ちょうめいすな)。以上、植え替え終わり!

…でもなんか、新型鉢がオフィスでコーヒーを飲む、カップホルダーみたいな見た目になっちゃいましたね;…これは改良しなきゃな…

それと…

ギムノカクタス・紅梅殿
ギムノカクタス・紅梅殿

みょ~に浅植えになってしまいました……。木質化した部分が地上に露出してしまった…

…まぁいいや。

植え替え後、最初の潅水は1週間後から!!

というわけで紅梅殿を植え替えました。

よく直射日光に当て、乾燥気味に育てています!

それでは。


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