希少種エスコバリア・ミニマを植え替えた!

こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事。

冬は多肉植物の生長が鈍る時期。私は冬型をあんまり育てていませんし、そもそも短期間では大きな変化がないので、冬はブログのネタがあまりありません。

なので、晩秋に植え替えたサボテンを記事にして(ブログの)越冬しようという試みです。そんで冬が開けたら春の植え替えを記事にするという…。結局、一年中植え替えブログになりそう…

ということで、希少なサボテン、エスコバリア属ミニマを植え替えました。

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ。どーしても卑猥な想像をしてしまう私は心が汚れている…

このサボテンを購入したのは、11月に東京都品川区五反田で開催された、サボテン・多肉植物ビッグバザール。

カクタスレイズさんから購入。国内実生苗です。レイズさんからは以前ユーベルマニア属のサボテンも買ってます。

植え替えたのは11月末。購入後、割とすぐに植え替えました。ホントは環境に慣らす意味でも、すこし養生期間があった方がいいんでしょうが、そうこうしていると寒くなってしまうので、さっそく植え替え。来るべき夏に向けて、いまのうちから根を充実させてほしい。

エスコバリア・ミニマ

エスコバリア・ミニマ(Escobaria minima)

草肌はやや明るめの緑色。菊状に展開する象牙色の棘に全身が覆われたサボテンです。

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ

かわいい見た目。小型種なのでたぶんこれで大人です。もうすでに仔吹きしていますが、群生する種。マミラリア属に似ているかな?

原産地はアメリカのテキサス州という変わりダネ。いわゆる北米種とか、北米サボテンとか呼ばれているヤツの一種です。

一般に流通しているサボテンはメキシコ、またはアルゼンチンやチリ、ブラジルなどの中南米原産がほとんどです。(よく勘違いされますがアフリカの乾燥地帯にサボテンは自生していません)

テキサス州はお隣とはいえ、メキシコより北が原産のサボテンは希少です。さらにエスコバリア属は希少な動植物であることを示す、ワシントン条約付属書Ⅰ類に記載されている希少サボテン群。

エスコバリア→ペレキフォラなのか?

※サボテンの分類はコロコロ変わるので、参考程度にこんな話もあるよって感じで読んでください。

さて、このエスコバリア・ミニマ。ウィキペディア(英語)ではエスコバリア属ではなくペレキフォラ属に分類されています。

ペレキフォラ属っていうのは、精巧丸と銀牡丹で構成される属群。

詳しくはウィキペディアを読んでもらうとして、今回取り上げる話は、このウィキペディアの「系統学的研究に基づき2022年にペレキフォラ属に移属された」という部分。

ペレキフォラは上に書いたように、精巧丸と銀牡丹の2種のみで構成されていました。いままでは。

ところがエスコバリア属からいくつかペレキフォラ属に移属されたようです。

ネットの情報は鵜呑みにできないので、コレ(ウィキペディア)だけだと信頼性に欠ける情報です。でもこの時を思い出しまして↓↓↓

展示株の中にあった、エスコバリア・スニーディがペレキフォラと表記されていることを思い出しました。

筑波実験植物園:ペレキフォラ・スニーディイ・オルクッティイ(Pelecyphora sneedii sp.orcuttii)
筑波実験植物園:ペレキフォラ・スニーディイ・オルクッティイ(Pelecyphora sneedii sp.orcuttii)

国立の研究機関である、筑波実験植物園がエスコバリア属をペレキフォラ属と改属表記しているので、ある程度信用してもいい情報かなと。(ちなみにペレキフォラ属もワシントン条約付属書Ⅰ類)

まぁ項初に書きましたが、サボテンの属分けって、遺伝子を解析して~とか、系統学に基づいて~とかいろいろあるっぽいので、参考程度の話としてください。もすレコでは引き続きエスコバリア属として扱います。

エスコバリア・ミニマの植え替え

ということでエスコバリア・ミニマの植え替え。しっかり鉢内を乾燥させたエスコバリア・ミニマ↓↓↓

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ

鉢を横にしてミニマを取り出し。

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ

根に付いた古い土を落としました。

それほど根も長くないので、今回はこのまま植え付けます。

次に植え替える鉢の準備。

いつも通り、3Dプリンターで自作した鉢を使います。

3Dプリンターで自作した二色成形の鉢
3Dプリンターで自作した二色成形の鉢

直径φ7.5cm。某エナジードリンク風…になってしまった鉢。を使います。ちなみに大元のデザインソースは実家の猫(が障子にあけた穴)。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度の高さまで用土を敷いたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を散布
殺虫剤と肥料を散布

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ここにエスコバリア・ミニマを植え付け。ミニマをセットした後、隙間に用土を入れます。

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ

最後に富士砂でマルチングして植え替え終了。

エスコバリア・ミニマ
エスコバリア・ミニマ

植え替え後、最初の潅水は1週間後から。

育て方を聞いた

なにぶん初めて育てるサボテン属なので、購入時にレイズさんに育て方を聞きました。

潅水は鉢の中が乾いたらたっぷりと。冬は少な目。まぁ普通のサボテンと変わりません。

日当たりに関しては、レイズさんは遮光した環境で育てているとのことでした。ただ直射日光にもある程度耐えられるとのこと。棘がしっかりしたサボテンなので、私は直射日光下で育てています(もちろん真夏は遮光する予定)。

また、ハダニがつきやすい。ということも教えてもらいました。

これに関しては、ハダニ(と思われる)被害を確認してから殺ダニ剤を撒くしかないかなと。常時薬剤を撒いていると、薬効耐性のあるハダニが発生してしまいますからね…。ハダニ撲滅要観察対象の株が一つ追加ということで。

というわけでエスコバリア・ミニマの植え替えでした。

それでは。


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