エリオシケ・ニダス f.セニリスを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。今日は(も)サボテンの植え替え記事。

冬は植物の生長が鈍る季節。…まぁ一部の冬生育型は置いといて…。そのため、=ブログのネタがありません。なので、秋に植え替えた植物の記事を公開する事で、越冬しようというのが当ブログの試み。

晩秋(2024年11月)に植え替えたサボテンはこれで最後。12月はさすがに私も植え替えていないので、去年に植え替えた植物の記事はこれで最後ってことになります。

この記事が公開されるのがたぶん2月。ここ数年の2月は暖かいので、もすレコも無事越冬できたといってよいでしょう。…いやまだ冬が終わったと思うのは早いかな?(←今年はまだ充分寒い。)

今回植え替えたのは旧ネオポルテリア属(現エリオシケ属)のエリオシケ・ニダス f.セニリスというサボテン。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

このサボテンを入手したのは、千葉県木更津市で開催された木更津C&Sフェア2024(KISARAZU C&S FAIR 2024)。

オークションで適当に入札したら落札できちゃったヤツ。

エリオシケ・ニダス f.セニリス

ネオポルテリア・ニダス f. セニリス。
Neoporteria(Eriosyce) nidus f. senilis

現在はエリオシケ・セニリスという名称に改められています。

ネオポルテリア属はエリオシケ属に統廃合。ですが、例えば旧テロセファラ・ナピナのように、全然特徴が違うサボテンもエリオシケ属としてひとまとめにされている状態です。エリオシケは寄せ集めみたいなサボテン属になっています。そのため、エリオシケ間でも差別するために、旧属名で流通していることもしばしば。

エリオシケ(旧テロセファラ)・ナピナ↓↓↓

イスラヤ属もエリオシケ属に統廃合されています↓↓↓

今回購入したセニリスもネオポルテリアと表記されていました。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

この毛むくじゃらな見た目がカワイイ。※毛ではなく棘です

原産国はチリ。分布地域は狭いのですが、交雑しやすく、個体間の変異幅が大きい種。そのため、外見上の違いがある個体に様々な名前が付けられてきました。いろいろな名前があったわけですが…現在はすべてセニリスというひとつの小種名に統一されています。(1994年に統一)

この個体は、入手時のラベルでは、ニダスのf.(forma の略)つまり形態違いのセニリスという表記でした。現在ではニダスという小種名は学術上認められていないので、セニリスっていう品種だよってことがここではいいたい。
(旧:Neoporteria nidus f. senilis→現在:Eriosyce senilis)今はニダスはセニリスのシノニム(別名。あだ名みたいなもん)扱い。

あ、間違いを指摘したいわけじゃなくて、情報を整理したかっただけ。サボテン育てるのに学名関係ないしね。

…まぁニダスっていう名前で流通しているサボテンと、セニリスって名前で流通しているサボテンは、明らかに棘の感じとか違うんですが…

そのセニリス、というかエリオシケ属のサボテンは結構レアなのですが、たまーにジョイフル本田さんとかでみます。多肉植物の取り扱いが多い園芸店とかでは稀に販売されているかも。あしかがフラワーパークさんにも売ってたな。

エリオシケ・セニリスの植え替え

エリオシケ・セニリスを植え替えます。植え替えたのは11月末。私の中ではギリギリ秋!(関東在住)

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

10日ほど断水して鉢内を乾かしてあります。乾いた状態で植え替えることで、根への負担を減らすことができます。

鉢を横にしてセニリスを取り出します。

根に付いた古い土を落とした状態↓↓↓古い土を落とすのに100均の筆を使いました。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

…どーでもいいことですが、千葉で買った多肉植物は保水性が高い用土というか、腐葉質な用土に植えられている確率が高い気がします。なんか流行ってんのかな?

ちと話がずれましたが、セニリスの取り出し。このままだと根が長いので、殺菌したハサミでカットします。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

根をカット↑↑↑

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した星柄の鉢を使います。

3Dプリンターで自作した星柄の鉢
3Dプリンターで自作した星柄の鉢

↑↑↑前回公開したサンセベリア・ピングイキュラを植えた鉢と同じヤツ。直径φ8cm、約2.5号サイズ。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

さらに用土をある程度入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を散布
殺虫剤と肥料を散布

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この上にセニリスを植え付け。

仮置きしたら、隙間に用土を入れます。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

根と用土の間に隙間ができないように、割りばしなどでつつきながら土を入れてください。

最後に富士砂でマルチングして植え替え終了。

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

植え替え後、最初の潅水は1週間後からスタート。

うちでのエリオシケ・セニリスの育て方

うちではよく直射日光に当てて育てています。

あ、といっても室内(出窓)栽培↓↓↓

直射日光が当たる時間は、5~7時間ほど。春~秋はサーキュレーターぶん回しです。

春秋の潅水は基本的に鉢内が乾いてからたっぷりと。7日~10日に一度が目安。

夏は涼しい夜に、春秋よりも少な目の水を。

冬は暖かい時間に表土が濡れる程度の水を2週間に1回程度。室内で育てているので冬でも生長してます(他のサボテンは休眠してるのもあるけど、セニリスは生長してる)。

比較的寒さに強いサボテンだと思いますが、屋外で育てている場合、冬は室内に取り込むのが安全かも。

そんなエリオシケ・セニリスの植え替えから約2ヶ月後の姿↓↓↓

エリオシケ・ニダス f.セニリス
エリオシケ・ニダス f.セニリス

植え替え時はやや薄毛気味(←だから毛じゃねぇって)でしたが、フサフサになりました。とくに頭頂部がフサフサに。

元気に育ってますな!

それでは。


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