マミラリア・ヘルナンデシー!!

こんにちはこんばんは。またまた珍品サボテンを植え替えました。

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

今回植え替えたのは、マミラリア・ヘルナンデシー。

このサボテンを購入したのは、2024年11月に東京都品川区五反田のTOCビルで開催されたサボテン・多肉植物ビッグバザール。

ビッグバザールは、いわずと知れた東日本最大規模の多肉植物販売会。

カクタスレイズさんより購入しました。

ヘルナンデシーは一般的に想像されるマミラリア属のサボテンとは違う、異質な見た目。

マミラリアのサボテンって、細かい棘に全身が覆われたイメージがありますよね?ヘルナンデシーは…なんというか…虫っぽい棘のサボテンです。

そのマミラリア・ヘルナンデシーを3月中旬に植え替えました!

マミラリア・ヘルナンデシー

マミラリア・ヘルナンデシー
Mammillaria hernandezii

原産国はメキシコ。

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

ヘルナンデシーは…なんというか、、、虫っぽいというか…突き出した疣の先にワラジムシのような棘が生えるサボテン。

全身が白い棘に覆われるイメージがあるマミラリア属のサボテンとは、全く異なる見た目です。

人によって意見は分かれると思いますが…私はかわいいと思っています。

どちらかというとツルビニカルプス・精巧殿とかペレキフォラ・精巧丸の見た目に近い。

春の多肉植物・サボテン展示会。ツルビニカルプス・赤花精巧殿
春の多肉植物・サボテン展示会。ツルビニカルプス・赤花精巧殿

他のマミラリア属のサボテンとは生態も異なっていて、地下に塊根を形成する塊根種のサボテンです。塊根部に水分を貯めることで乾燥に耐えます。

また、種子が隠果性と呼ばれる成熟方法をする、サボテンでは珍しい生態でもあります。

隠果性というのは、開花後、花が草体内に取り込まれ、体内で種子が成熟するという生態。そのため種子を取り出すには、外科的手法で切開するか、親株が枯れて種子が露出するまで待つかしかないという、サボテンを採種繁殖しようとしている方にとってはめんどくせぇ生態です。※私は採種予定なし。そもそも一株しか育てていませんし。

私が育てているサボテンでは、同じマミラリア属のベルソルディー(牡丹の舞)も隠果性。見た目も似てる↓↓↓

…私はこういった珍品サボテンが控え目にいって大好きなんです。

ヘルナンデシーに花が咲いた!

このヘルナンデシー、購入時からつぼみが付いていました↓↓↓

2024年11月のサボテン・多肉植物ビッグバザール。マミラリア・ヘルナンデシー
2024年11月のサボテン・多肉植物ビッグバザール。マミラリア・ヘルナンデシー

購入したのが11月なので、ホントは寒くなる前(ウチは関東平野部なので11月はまだギリ暖かい)に植え替えたかったのですが、せっかくなので開花を待つことに。

2週間後↓↓↓

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

開花!!

自分と同じぐらいの大きさの花を咲かせてくれました。

んで、この花、上に隠果性と書きましたが、開花後は草本体に引き込まれるようにように取り込まれていきます。

花殻を摘み取ろうとしたんですが、もうすでに本体にめり込んでいて引き抜けなかった。ヘルナンデシーは他家受粉種のはずなので種子はできていないハズです。

マミラリア・ヘルナンデシーを植え替え!!

その後、ヘルナンデシーは次々開花。

開花が落ちくのを待ち植え替え…と思っていたんですが、真冬に突入。

なので春まで待って植え替えです。それにしても去年今年と3月が寒い!何なら4月も寒い(植え替えたのは3月中旬。んで、この記事を作成しているのは4月頭)。

越冬してかなり縮んでしまったマミラリア・ヘルナンデシー↓↓↓

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

縮んだだけじゃなくて草体の色も悪い。本当はもう少し暖かくなって、調子を取り戻してから植え替えた方がよいのでしょうが、マミラリアは丈夫だから大丈夫!という謎の自信のもとに植え替えをします!※真冬の植え替えは非推奨です。自己責任でお願いします。

鉢を横にしてヘルナンデシーを取り出し。

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

おう。根は元気そう。塊根もしっかりできています。

根を整理するほどの量でもないので、今回はこのまま植え替えます。

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

直径φ6.5cm、約2号サイズの鉢。

というか、去年植え替えようと思っていて、すでにつくってあった鉢。

ヘルナンデシーは小型種かつ基本は単頭で大きくなるサボテンなので、小さ目の鉢を用意しました。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度を用土を入れ、殺虫剤と肥料を散布。

殺虫剤と肥料を撒く
殺虫剤と肥料を撒く

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殺虫剤と肥料を攪拌後、ヘルナンデシーを仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。途中で用土を突いたり、鉢の側面を軽く叩きながら根と用土の間に隙間ができないようにします。

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

最後に富士砂でマルチングして植え替え終了。

マミラリア・ヘルナンデシー
マミラリア・ヘルナンデシー

植え替え後、最初の潅水は1週間後から。

マミラリア・ヘルナンデシーの日当たり

さて、そのヘルナンデシーの育て方なんですが、基本は乾燥気味に、鉢内が完全に乾いてから水をあげるようにしています。

夏は水を控えめに、冬は表土が濡れるぐらい少量の水を(または断水)。その辺は一般的なサボテンの育て方と変わりません。

問題は日当たり。

マミラリアらしく、それなりに直射日光に当てていましたが、どうもあまり直射日光に強くなさそう。縮んでしまったのもそれが原因っぽいです。生長するどころかどんどん縮んでいった。

なので、常時遮光をした置き場所に移動。その後、調子を取り戻したっぽくて膨らんできました。ギムノカリキウムのサボテンと同じところに置いています。

ヘルナンデシーは遮光をした環境においたほうがいいみたいです。

50%程度の遮光ネットを使用。日照時間は3~5時間程度といったところ。

まぁ調べると、草陰だったり地面に半分埋まって自生しているようなので、最初から遮光すればよかったな…。

それでは。


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