こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事…ですが、普通に植え替えただけではありません。植え替えをすることによって、根腐れからサボテンを復活させた話です。

根腐れしていたサボテンは…テロカクタス・紅鷹!!
↑↑↑見事にシワッシワ。
このテロカクタス・紅鷹は、2023年3月に深谷市の埼玉県花植木流通センターで購入しました。
購入後、マーブル模様の美濃焼鉢に植え替え↓↓↓
その後は順調に生育していると思いきや、2024年の晩秋頃から調子が悪くなり…
上の写真のように、シワッシワに。それだけでなくストレスカラーで紫色に…
低温による障害かな…とも思ったんですが、去年の秋はそんなに寒くない…。そもそも冬もそんなに寒くない(寒かったのは3月※関東平野部)。
…これは何かしらのトラブルかな?と思い、ちょっと暖かくなってきた2月末に抜きあげ、植え替えることに。
そしたら根腐れをしていた…からの3ヶ月をかけてのテロカクタス・紅鷹復活劇です。
これまでのテロカクタス・紅鷹
2023年3月に購入したテロカクタス・紅鷹↓↓↓

紅鷹は、かつて多色玉の優良株につけられた名前でした。(現在は事実上、紅鷹ひとつに統一)
赤と白のバイカラーが特徴的なサボテン。あらゆる人が欲しがる、という爆発的な人気はありませんが、地味~に人気のある渋いサボテンです。
栃木県真岡市で開催された、多肉植物とサボテンの展示会に展示されていたテロカクタス・紅鷹↓↓↓

私の育てている紅鷹は幼苗ですが、生長するとこんな感じになります。
購入から9ヶ月後の2023年12月↓↓↓

ちょっと大きくなってますかね。
その後、2024年1月頃からシワシワに。暖かくなるにつれ、一時的に持ち直しましたが、2024年の晩秋頃からまたシワッシワに…
2025年2月末のテロカクタス・紅鷹↓↓↓

シワシワで水が吸えていないだけでなく、紫色のストレスカラーが出ています。
最初は寒さによる休眠かな?とも思ったんですが、他のテロカクタスたちは元気…
おかしいぞ…?ということで抜いてみました。
根腐れしたときの対処法
紅鷹を抜いてみた結果…

根腐れしていました。
ちなみに約2年前、2023年3月の紅鷹↓↓↓

!!あらためて見返してみましたが、見るのがつらくなるぐらいの根腐れ。一目瞭然で根が少なくなっています(少ないというか無い)。
原因は…水のあげすぎでしょう。
単純に、鉢の中が乾いていないのに水をあげてしまったと。最近は、鉢数が増えて頻繁に水をあげるのがめんどくさくなったサボテン達への適切な潅水間隔がわかってきたので、根へのトラブルは減ってきました。たぶん紅鷹は、そのずっと前からこの状態だったんだと思います。すまんかった…
さて、根腐れしたときの対処法ですが…
まず腐敗している部分を切除します。主根、塊根、本体のすべての腐敗している部分を。です。黒や茶色に変色している部分を全て取り除きます。カッターナイフや包丁で切り落としてください。
側根だけ腐っている状態ならば、かなり軽症です。逆に腐りが本体(地上部)まで広がっていた場合は重症、いや重体です(私はその状態から復活させたことはありません)。
今回は側根が腐ってすべてちぎれていましたが、他の部分まで腐敗は進行していませんでした。軽症です(たぶん)。ビミョーに白い根っこも見えるし。
腐敗部分をすべて切除した後は、やることはひとつ。
乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥。乾燥ぉぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
ともかく乾燥させます。抜き苗(植えずに根っこむき出し)の状態で乾燥させてください。
乾燥させる前に、切り口に殺菌剤を散布してもいいかもしれません。(私は根腐れの対処に殺菌剤を使ったことがない)
んで1週間後の紅鷹↓↓↓

すっかり乾燥しました。腐敗も止まっているようです。この状態なら植え付けても大丈夫そう。
ということで紅鷹を植え付けます。
テロカクタス・紅鷹の植え付け!
乾燥させた紅鷹を植え付ける鉢を準備します。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

直径φ8cm、約2.5号サイズの鉢。
以前つくっていた鉢。メルカリで売れなかったので自分で使います。
鉢の内側はメッシュになっている二重構造。開口部から通気することができるので、通気性抜群。
さらに底は全面スリット構造。

これならもう根腐れすることはないでしょう。
この鉢に鉢底石を敷きます。

この上にある程度用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

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まぁ肥料も殺虫剤も、それを吸う根がないんですけどね…。発根したとき用ということで…
殺虫剤と肥料を用土と攪拌後、紅鷹を仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

最後に富士砂でマルチングして植え替え終わり。

植え替え後、最初の潅水は1週間後から。まずは表土を濡らす程度の少量の潅水で様子を見ます。
シワシワだからといって、たくさん水をあげてはいけません。
シワシワなのは、水が足りないのではなく、水を吸えないからです。
根腐れしていたので、水を吸う根がありません。発根のためには湿度が必要ですが、過剰な水やりは鉢内が過湿になって株を傷めるだけです。乾燥でサボテンはなかなか枯れません。むしろしっかり鉢内を乾燥させ、少量の水で様子を見つつ、水を吸い始めて膨らんできたら徐々に潅水量を増やします。
その後…
そして、乾燥させてからの植え替え後、2ヶ月が経過した2025年5月末↓↓↓

水を吸ってふっくらしました。
無事発根したようです。
復活したといってよいでしょう。
さらに近況(7月初め。むしろ昨日)の紅鷹↓↓↓

シワもなくなり、新棘も生えてきました。完全復活です。
このまま無事に大きくなって欲しい。
それでは。
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