イスラヤ・モレンデンシス（現エリオシケ・イスラエンシス）を植え替えたッ！！

こんにちはこんばんは。今日はサボテンの植え替え記事。…といっても植え替えたのは3月です。暑くなるとネタがなくなるので、春の植え替えで秋までの記事を繋ぎます…

さて…気を取り直して…

今回植え替えたのは、イスラヤ・モレンデンシス。現在はエリオシケ・イスラエンシスに改められているサボテンです。

希少でレアなサボテン！（ただし人気もないようなので流通量も少ないもよう）

このサボテンを購入したのは、2025年1月に東京都品川区で開催された、通称五反田BBにて。

実は欲しかった旧イスラヤ属のサボテン。

だってホラ…マニアックな品種じゃないですか…。それに棘の生え方も美しいし…。

エリオシケ（旧イスラヤ）・モレンデンシス

イスラヤ・モレンデンシス
Islaya mollendensis

モレンデンシスの和名は蒙古玉（後述しますが、もう消滅してしまった和名です）。

属名や小種名の統廃合によって何度も名前を変えてきたサボテンです。

現在は、
エリオシケ・イスラエンシス
Eriosyce islayensis
になっています。

名前変遷の経緯としては、まずイスラヤ属がネオポルテリア属に統廃合されました。
Islaya→Neoporteria

その後、ネオポルテリア属がエリオシケ属に統廃合。旧イスラヤ属のサボテンすべてがイスラエンシスに統合され、いままでのイスラヤ属のサボテンはすべてイスラエンシスの変種、亜種という扱いになり、それまでの小種名はすべてシノニム（学術的に認められていない別名）扱いになりました。

現在はイスラエンシスとなったモレンデンシスですが…

同じイスラエンシスでも旧イスラヤ・砂王女なんかとは全然違う…

見た目は違っても同じ品種ということにされてしまいました。ずいぶんと大雑把なことをされたサボテンだと思いませんか…。

ということで、当記事では他のイスラエンシスとの区別をするため、旧名であるイスラヤ・モレンデンシスという表記で進めていきます。

モレンデンシス自体は草体と棘のバランスが取れた、とても美しいサボテンだと思います。非常に乾燥した南米の砂漠（ペルーとチリの国境付近）が原産のサボテンだけあって、コピアポア属に通じる美しさがあります。もっと人気が出てもいいと思うんだけどなぁ…マイナーなんだよなぁ…

イスラヤ・モレンデンシスの植え替え！

暖かくなってきた3月末にイスラヤ・モレンデンシスを植え替えました。…まさか2日後（4月1日※関東平野部）に雪が降るとは思いませんでしたが…

植え替える前のモレンデンシス↓↓↓

硬質ポリポットを横にしてモレンデンシスを取り出します。

根に付いていた古い土は筆を使って落としました。

根の量もそんなにないので、今回は根の整理をせずこのまま植え付けます。

ということで、次は植え付ける鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

使う鉢は直径φ7cmの鉢。黒✕白の星柄の鉢。

内側がジャイロイドメッシュ構造になった二重構造の鉢です。通気性抜群！

鉢底は全面スリットで立体的なつくり。

乾きづらい鉢の中央部を、少しでも早く乾燥させる工夫をしています。

この鉢に鉢底石を敷きます。

この上にある程度用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を用土と攪拌したら、ここにモレンデンシスを仮置き。残りの用土入れます。

最後に富士砂でマルチングして植え替え終了。

植え替え後、最初の水やりは1週間後から。

植え替えから3ヶ月半後…

よく直射日光に当て、乾燥気味に育てています。

んで、植え替えから3ヶ月半後の2025年7月中旬のイスラヤ・モレンデンシスがコチラ↓↓↓

ダニにやられて（6月にうちのサボテン達に蔓延した）、頭頂部が一部茶色く変色してしまいました。薬剤散布後は成長を再開し、現在の生長点付近には新しい肌が見えています。

順調に生長しているといってよいでしょう。

くっそーダニどもめぇーーー
(ꐦ°᷄罒°᷅)و⁾⁾

以上、イスラヤ・モレンデンシスの植え替えでした。

それでは。

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