こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事です。
今回植え替えたのは…エリオカクタス・金晃丸…
じゃないよ。
ユーベルマニア・エリオカクトイデスです。
もう見た目は普及種のアレとかコレとかにそっくりですが、珍しいユーベルマニア属のサボテンです。重要なので繰り返します。
珍しいサボテンです。(そして高級サボテンでもある)
広告たてがみの様に整然と並んだ金色の棘が美しいユーベルマニア・エリオカクトイデス!!流通量の少ない珍しいサボテンです。直射日光には強くないので、日焼けには注意して!!
このレアサボテン、ユーベルマニア・エリオカクトイデスを購入したのは、去年12月に埼玉県越谷市の人気園芸店、シマムラ園芸で開催された草乱祭にて。
今年の2月に開催された2回目の草乱祭は、アガベばっかりで全然草入り乱れてねぇじゃん。って感じのイベントでしたが、初回の草乱祭は割といろんな草が販売されていました(サボテンは少な目だったけど)。
エリオカクトイデスはgreen_heads_nurseryさんのブースで購入したのですが、グリーンヘッズさんからは五反田BBでディスコカクタス・アラネイスピナを買ったり、木更津園芸市でギムノカリキウム・T-REXを買ったりしています。
そんなユーベルマニア・エリオカクトイデスの植え替え記事です!!
ユーベルマニア・エリオカクトイデス
ユーベルマニア・エリオカクトイデス。原産国はブラジルです。
広告たてがみの様に整然と並んだ金色の棘が美しいユーベルマニア・エリオカクトイデス!!流通量の少ない珍しいサボテンです。直射日光には強くないので、日焼けには注意して!!
ユーベルマニア属といえばペクチニフェラが有名。というかそれしか知りません。(あとはプセウドペクチニフェラを知ってるぐらいか…)
広告稜と棘が細くてシャープなカッコいいサボテン、ユーベルマニア・ペクチニフェラ生長が遅いので大きい株は高価!!栽培は乾燥気味によく日光と風に当てて!!
エリオカクトイデスは、たてがみの様に整然と並ぶ金色の棘が大変美しいサボテン。草肌は鮮やかな緑色で、黒みがかった草肌のペクチニフェラとは対照的。
そこらに売っていそうな見た目ですがけっこう珍しいサボテンで、園芸イベントか専門店での入手が主になると思います。ホームセンターや普通の園芸店ではまず見ません。
品種名のエリオカクトイデスは学名(Uebelmannia pectinifera v. eriocactoides)のカタカナ読み。語尾の-オイデス(-oides)というのはラテン語で~のようなという意味。つまり「エリオカクタスのような」という意味です。
エリオカクタスといえば、金晃丸やワラシーが有名。というかホームセンターや園芸店でよく見る普及種代表みたいなサボテンです。
うん。似てる。確かに品種名のとおり、エリオカクタスの金晃丸とかワラシーに似ています。
でも重要なことが一つあります。
現在、エリオカクタスという属名は存在しません。
エリオカクタス属→ノトカクタス属に統合→その後パロディア属に統合。ということで、現在はエリオカクタス属は存在せず、かつてエリオカクタスと呼ばれていたサボテン達はパロディア属ということになっとります。
だから金晃丸やワラシーは、パロディア(旧エリオカクタス)・金晃丸やパロディア(旧エリオカクタス)・ワラシーということになります。まぁ実際は存在しないといいつつ、エリオカクタスやノトカクタスの名前でいまだに流通しているサボテンもありますけどね。
なにが言いたいかというとですね…
ユーベルマニア・エリオカクトイデスを意訳すると、ユーベルマニア・もう今は存在しないサボテン属のようなサボテンと意訳できます。不遇ですね。名付けた人もまさか将来エリオカクタスが消滅するとは思ってもみなかったでしょう。
そんなユーベルマニア・エリオカクトイデスを植え替えます!!
ユーベルマニア・エリオカクトイデスの植え替え!!
前述のようにエリオカクトイデスを購入したのは12月。暖かくなる4月下旬まで待って植え替えをしました。
まずはユーベルマニア・エリオカクトイデス↓↓↓
鉢を横にして、側面を軽く叩きながら鉢から取り出します。
根に付いた古い土を筆を使って払い落とします。
あまり根の量は多くないでしょうか。根の長い部分をちょっとだけカットしました。
それとこの株はカキ仔だそうです。私は購入時に聞き忘れちゃいましたが、草乱祭でグリーンヘッズさんから同じようにエリオカクトイデスを購入した方からSNSで教えてもらいました。
次に植え替える鉢の準備。
3Dプリンターで自作した植木鉢。直径φ8cm、約2.5号サイズ。このぐらいのサイズが一番使いやすい。
この鉢は土中に空気を供給する通気リブを鉢底に組み込んだ植木鉢。
底の通気リブは取り外し式。
取り外し式にすることで、鉢底の接地面を少なくし通気性を向上させ、植え替え時に植物を取り出しやすくなります。
この鉢は鉢底ネットが必要ないので、直接鉢底石を敷きます。
鉢底石は軽石。
この上にある程度の高さまで用土を入れたら、殺虫剤と肥料を散布。
使った用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土。殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。
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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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ちなみに使った殺虫剤のオルトランDX、カイガラムシやネジラミには効果がありますが、ハダニには全く効きません(経験済み)。なので過信は禁物です。
んで、ここにエリオカクトイデスをセット。位置と高さを調整しながら、鉢との隙間に用土を充填していきます。
同じユーベルマニアのペクチニフェラもそうだったんですが、この棘、細いからといって油断していると結構痛い目見ます。細いですが、鋭い。刺さるとなかなか抜けません。ご注意を。
最後にマルチング(化粧砂)を被せます。
使ったマルチング材は富士砂。濡れると黒くなる火山性の礫材。
以上!植え替え終了!!植え替え後最初の水やりは1週間後から!!
ユーベルマニアの日射量
ユーベルマニア・エリオカクトイデスの育て方は、乾燥を好む一般的なサボテンと同じような感じです。
潅水は鉢の中が完全に乾いてから。寒さには弱いので最低気温が10℃を切りそうになったら室内に取り込む。が基本。
私がクセがあるなぁと感じるのが、日照量。
購入時にグリーンヘッズさんに伺ったところ、会場のシマムラ園芸第二ハウスを指して、日当たりはこのぐらいと教えてもらいました。
基本的に直射日光にはあまり強くないので、ガンガン直射日光を当てるのはダメなのですが、だからといって直射日光の当たらない明るい日陰では暗すぎます。遮光率20~30%ぐらいが理想(シマムラ園芸第二ハウスがたぶんそんぐらい)、やや明るめの遮光をするぐらいじゃないかと思います。
うちは遮光率50%ぐらいか、直射日光(ガラス越し)ノーガード環境かの二択しかないのですが、朝の数時間は直射日光が当たり、その後は遮光率50%になる環境に置いてます。
広告たてがみの様に整然と並んだ金色の棘が美しいユーベルマニア・エリオカクトイデス!!流通量の少ない珍しいサボテンです。直射日光には強くないので、日焼けには注意して!!
いまんところ、いや、かなり順調に生育している感じです(生長が遅いので実はよくわかっていない…)。とりあえず日焼けには注意しています。
というわけでユーベルマニア・エリオカクトイデスの植え替えでした!
それでは。
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