エリオシケ・ナピナを植え替えたッ!!なん…だと…?この塊根は?

こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事。

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

今回植え替えたサボテンはエリオシケ属ナピナです。

エリオシケ・ナピナ

エリオシケ・ナピナを購入したのは、今年の3月に開催されたサボテン・多肉植物ビッグバザール(通称BB)にて。

ラフレシアリサーチさんのブースで購入。

アウトレット品の特価販売があるとのことなので、開始直後の人混みをかき分けて購入したのがコイツ↓↓↓

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

Thelocephala(テロセファラ)って書いてありますが、コレは旧属名。現在ナピナはエリオシケ属に分類されています。旧属名表記というのはサボテンあるある。

ナピナは南米原産、棘が短いまたは無い小型種です。個体ごとの変異が大きく、亜種や変種などのバリエーションがたくさん存在します。

私の中のナピナのイメージは、ザラっとしたやや紫色の草肌に短い黒い棘の小型サボテン。…というイメージだったんですが、今回購入のコイツはツルっとしたオリーブ色の草肌で棘が無い。見つけたときは、ちょっと”?”と思ったんですが、前述のように亜種変種がたくさん存在するので、これはたぶんこういうナピナなんでしょう。

珍しめのサボテンで、ホームセンターや園芸店ではほぼ取り扱っていません。入手経路は専門店や園芸イベントでの購入になると思います。(このブログではそんなサボテンばっか扱ってるなー)

そんなエリオシケ・ナピナを植え替えます!植え替えたのは暖かく…いや、暑かった5月下旬!!

エリオシケ・ナピナを植え替える!!

まずは主役のエリオシケ・ナピナ↓↓↓

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

鉢を横にして側面を軽く叩き、ナピナを取り出し…

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

なん…だと…?

なんだこの塊根は?

オイオイオイオイ、用意してた鉢に入らねぇじゃねーか。

いや…最初からなんかおかしいなとは思ってたんですよ。斜めに植わっているなと。抜いてみたらこの塊根!抜いたらすごかったんだね…キミ…

というか、コレ塊根ですか?塊っていうかぶっとい根っこみたいなんですけど。…まぁ塊根…なんでしょうな。

調べてみるとエリオシケは大きな塊根をつくる種が多いそうで、このナピナも塊根性のサボテンのようです。

ただし、すべてのナピナがこんな形の塊根を形成するのかは分かりません。
こんな長すぎる塊根は迷惑です。

ということで植え替える鉢の準備。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

別の鉢に植えようと思っていたのですが、ナピナが入らないので、急遽3Dプリンターで製作。

アストロフィツム・カプトメデューサを植えた鉢と同じ鉢を使いました。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

鉢底には土中に空気を供給する通気リブを組み込んでいます。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

植え替え等を考慮して鉢底はまるっと取り外し可能。

これに鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上に薄く用土を敷いて、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を撒く
殺虫剤と肥料を撒く

使った用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。

広告定番のサボテン多肉植物用の培養土植木鉢とテラコッタの専門店・鉢人さんでは、種類豊富な鉢とセットでまとめ買いをすると送料がお得です!

広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!

広告いろいろな植物に使える定番の肥料!ハイポネックス・マグァンプK肥料焼けしづらいのでとってもオススメ!用土に混ぜて使ってください!!

ここにナピナを仮置き。鉢との隙間に用土を入れていきます。あ、今回は根の整理などは行っておりません。

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

ビミョーに鉢が小さかったみたいです。中心ズレ&斜め&浅く植わってしまいました。

まぁしょうがない。コレはしょうがない。地下部分があんな形になってるんじゃあしょうがない。

小型品種に大きい鉢を使うのは、用土の乾きが悪くなるのでよくありません。何よりウチには置き場がない(スペースが限られている)。

というわけで最後の工程。マルチング(化粧砂)をします。

エリオシケ・ナピナ
エリオシケ・ナピナ

使ったマルチング材は富士砂。マルチングには潅水時の水の勢いで、粒子の小さい用土が飛び散るのを防ぐ等の効果があります。

以上、植え替え終わり。

植え替え後最初の潅水は1週間後から!

ナピナの育て方

エリオシケ・ナピナは地面に埋もれるような形で自生しているので、直射日光にはあまり強い方ではないそう。適度に遮光し鉢内が完全に乾いたらたっぷりと水をあげるのが栽培の基本。

  • 日照
    直射日光によって日焼けしやすいですが、日光自体は好きです。適度に遮光し、日焼けや徒長しない程度の日照を確保しましょう。光は強すぎず弱すぎず。です。
  • 潅水
    塊根性のサボテンなので、乾燥には強いです。鉢の中が完全に乾いてからたっぷりと水をあげましょう。
    春と秋はたっぷり。蒸れに弱いので、夏は涼しい夕方や夜に春秋よりやや少なめの水をあげましょう。冬は完全に断水するか、表土が湿る程度の水を月に1,2回、暖かい時間帯にあげてください。
  • 温度管理
    サボテンの中では比較的寒さに強い品種です。原産地では0°近くまで気温が下がることがあるようなので、屋外越冬もできそうですが、最低気温が5℃を下回りそうなら室内に取り込むことをオススメします。
    塊根性のサボテンは蒸れに弱いので風通しを良くしてください。特に夏は注意です。
  • 植え替え
    植え替えは気候が穏やかな春、または秋に行いましょう。真夏と冬の植え替えは避けた方が無難です。

以上、エリオシケ・ナピナの植え替えでした!

それでは。


読んでくれてありがとうございます人気ブログランキングはお好みのジャンルからブログを検索できるサービスです。
もすレコ。は人気ブログランキングに参加しています!良ければクリックしてね

コメント

タイトルとURLをコピーしました