こんにちはこんばんは。今日もサボテンの植え替え記事。
今回植え替えたのは、いわゆる強刺系に分類されるテロカクタス属のサボテン、天晃。

学名はThelocactus hexaedrophorus.カタカナで読むとテロカクタス・ヘキサエドロフォルス。和名が天晃です。
このサボテンを購入したのは、今年の3月に開催されたサボテン・多肉植物ビッグバザールのベビーリーフプランツさんのブースにて。
ちなみにベビーリーフのおねーさんに、hexaedrophorusってなんて読むのって?聞いたんですが(←私が読めなかったので)、読んでもらえませんでした。ベビーリーフさんはサボテン専門じゃありませんからね。ヘキサエドロフォルスなんてとても読みづらいので、この記事では和名の天晃と表記します!
そもそもマイナーなテロカクタス属
サボテンの中でも強刺系と言われているテロカクタス属。まぁ要するに棘が痛いってことです。ただし、同じ強刺系と言われているフェロカクタス属なんかと比べれば、その棘はややマイルドめ。棘の1本1本は強烈ですが、数が少ない。でもだからと言って素手で触れるかというと…無理ですね。
棘が痛い割に本数が少な目なのでちょっと地味な印象。フェロカクタス属なんかと比べるとややマイナーなサボテン属です。あ、だいぶ私の主観が入った評価ですけど。
テロカクタスのテロ(thele)の由来はギリシャ語のθηλή(thilíと発音)が語源。日本語にすると、ちく…おっと、興味のある方は翻訳していただきたいのですが、当ブログはセンシティブな表現に敏感なので、ひとまずB地区と表現します。テロカクタスは棘の生えるその突起がB地区のようなサボテン…ということです。
マイナーなテロカクタス属において、それでも知名度があるサボテンといえば、緋冠竜や紅鷹…あたりでしょうか。棘が白と赤のバイカラーで美しいサボテンです。
うちでもテロカクタス・紅鷹を育てています↓↓↓
その他、謎のテロカクタスを育てていたり…
テロカクタスを愛する人には怒られてしまいそうですが…でもやっぱり、園芸イベント等を見ていても人気のある感じはしないんだよなぁ…テロカクタス。ホームセンターではまず販売されていないので、マイナーなサボテンといってよいでしょう。
テロカクタス・天晃
そんなマイナーなテロカクタス属のサボテン、天晃を買いました。

購入した理由は…珍しかったからです。希少…という意味での珍しさではなく、単純に他ではあまり取り扱われていない…という珍しさから。
青白い草肌に鋭い棘が特徴。棘はほんのり色づいていますが、ほぼ白い。また、テロカクタス属の特徴である突起状の疣(いぼ)もしっかりあります。コンペイトウのようなかわいいサボテンです。
この記事を書くにあたって初めて知ったことですが、
テロカクタスの中でも人気の品種、緋冠竜は天晃の長刺変種なんだそうです。
緋冠竜は赤と白、バイカラーの棘が特徴のサボテン。学名は、
Thelocactus hexaedrophorus.var.fossulatus.
var.は変種を表すので、hexaedrophorusの変種。つまり緋冠竜は天晃の変種ということ。
…えっ?うちの天晃の棘は赤くありませんけど?まぁ…形自体は似てますが…
という、変種の方が有名で、一般的な知名度はほぼゼロに近い、基本種の天晃を植え替えます!!
テロカクタス・天晃の植え替え!
暖かく(暑く)なった5月下旬に天晃を植え替えました!
まずは主役のテロカクタス・天晃↓↓↓

鉢を横にして側面を軽く叩き、天晃を取り出します。

長い根を殺菌したハサミでカット。

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した植木鉢を使います。直近の植木鉢を自作した記事↓↓↓
この鉢は鉢底に通気リブを組み込んでいます。根張りが良くなる…ハズ。植え替え等も考慮して鉢底ごとまるっと取り外せる仕組み。

この鉢には鉢底ネットは必要ないので、直接鉢底石を敷きます。

鉢底石は軽石。
この上にある程度の高さまで用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。
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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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ここに天晃を仮置き。位置と高さを調整しながら、鉢との隙間に用土を入れていきます。

根と用土の間に隙間ができないように、割りばしなどでつつきながら用土を入れていきましょう。
棘が痛いので、皮手袋等を着用しての作業をオススメします。私は梱包資材のプチプチで天晃を包んで作業しました。…まぁ…プチプチ程度では余裕で棘が貫通するんですけどね…
この上にマルチング(化粧砂)を敷きます。

マルチング材は富士砂。マルチングには見た目を整えるとともに、潅水時の水の勢いで細かい用土が飛び散るのを防ぐ役割があります。
以上、植え替え終わり。植え替え後最初の潅水は1週間後から!
テロカクタス・天晃の育て方
テロカクタス・天晃は、風通しを良く、日光によく当て乾燥気味に育てるのが基本です。
以上、テロカクタス・天晃の植え替えでした!
それでは。
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