ギムノカリキウム・フェロシオールを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。夏は園芸イベントが少ないので、ネタがなくてすっかりサボテンの植え替えブログになっているもすレコです。そもそもサボテンや多肉植物等の生長が緩慢になる季節でもあるので、やっぱりネタがない…

というわけで張り切ってサボテンの植え替え記事。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

今年の3月末に埼玉県比企郡吉見町で開催された、ビザールファームスプリングフェス2024で購入したサボテン、ギムノカリキウム・フェロシオールの植え替え記事ですっ!!

このフェロシオールを購入したのはHATONEさんのブースから。わざわざ関西から出店されたそうです。

実生2年生のフェロシオール。なにげに我が家初の強刺系ギムノカリキウムだったりします。

ギムノカリキウム・フェロシオール

フェロシオールはギムノカリキウム属のサボテンで、アルゼンチンが原産国。

もすレコでは、これまでいくつかのギムノカリキウムのサボテンを取り上げてきました(というか購入しました)。

etc….

↑↑↑それらは草陰に自生するタイプで、直射日光に弱く日焼けしてしまうので、遮光、もしくは明るい日陰で栽培する必要があります。

今回購入したフェロシオールは、そんなギムノカリキウム属のサボテンの中において、
いわゆる強刺系。直射日光が好きなタイプのギムノカリキウムです。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

日射を好むギムノカリキウムは、他に天平丸などがあります。

あ、いや、日焼けしてしまうこともあるので、直射日光を当てるといっても程度があります。ただひたすらガンガン日射を当てればいいってもんでもない。正確に言うと日射量が足りないと太く長い棘が出ない。という品種です。

フェロシオールはダークグリーンの草体に、白くて太い棘が全身を覆う人気品種。

…今回の購入品を見る限り…説得力がありませんね…

まぁ特選株でもなんでもないですからね。でも育てているうちにもっと変化があるはず。

珍しい品種でもあるので、ホームセンターや園芸店ではほとんど取り扱われていません。入手は専門店や園芸イベントが主になるでしょう。ただし、人気品種だけあって園芸イベントではよく見かける常連さんでもあります。強健で繁殖もしやすいのでそれほど高級品種というわけでもありません。

そんなギムノカリキウム・フェロシオールを6月初旬に植え替えました!

ギムノカリキウム・フェロシオールを植え替えたッ!!

まずは主役のギムノカリキウム・フェロシオール↓↓↓

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

鉢を横にして側面を軽く叩き、フェロシオールを取り出します。

根に付いた古い土を筆を使って払い落とし。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

根はこんな感じ。あまり根の量は多くないので、今回はこのまま植え付けます。

次に植え替える鉢の準備。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

よくある…と言えばよくある、ひび割れ風のクラックスリット鉢。完全に人まねですが、モデリング技術として履修しておいた方がいいかなと思い製作。やってみたら意外と簡単にできた。

底部分のスリットには通気リブを組み込み。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

土が空気に触れる面積が増え、根張りが良くなるハズの鉢。

この通気リブは鉢底ごとまるっと取り外せます。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

さらにこの上に用土をある程度の高さまで敷き、殺虫剤と肥料を散布。

殺虫剤と肥料を撒く
殺虫剤と肥料を撒く

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。私は殺虫剤と肥料は混ぜ込まず埋め込む派。

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この上にフェロシオールをセット。鉢との隙間に用土を入れていきます。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

さらにマルチング(化粧砂を敷く)します。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール

マルチング材は富士砂。

以上!植え替え終了。最初の潅水は1週間後から。

ギムノカリキウム・フェロシオールの育て方

ギムノカリキウム・フェロシオールはよく日に当て、乾燥気味に育てるのが基本です。

ギムノカリキウム・フェロシオール
ギムノカリキウム・フェロシオール
  • 植え替え
    気候の穏やかな春と秋が植え替えの適期(とりわけ春)。真夏と真冬の植え替えは避けた方が無難です。
  • 日照
    他のギムノカリキウムと違い、それなりに直射日光に当てる必要があります。日射が足りないと太く長い棘が出ません。さらに日射が足りないとヒョロッと徒長してしまいます。
    ただし、あまりにも日射が強すぎると日焼けしてしまいます。強刺が出て日焼けしない、適切な日の光を当てましょう。
  • 潅水
    春と秋は鉢の中が完全に乾いてからたっぷりと水をあげましょう。夏は春秋よりもやや水を控えめに、涼しい夕方や夜にあげてください。冬は表土が濡れる程度の水を月に1,2回、暖かい時間にあげてください。
  • 温度管理
    通年、風通しを良くしてください。最低気温が5℃を切りそうなら室内に取り込むのが安全です。

以上!ギムノカリキウム・フェロシオールの植え替えでした!

それでは。


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