パキポディウム・デンシカウレ（恵比寿大黒）の植え替えっ！！

こんにちはこんばんは。塊根植物を植え替えました。

今回植え替えたのは、パキポディウム・デンシカウレ。和名は恵比寿大黒です。

購入以来、久々に当ブログ登場のパキポディウム・デンシカウレ。初の植え替えです。

このデンシカウレを購入したのは、埼玉県久喜市で2月に開催されたコレクターズプラントフェアにて。

…去年のですが。

ラフレシアリサーチさんより購入。苗の生産元はケムリラジオさんです。ちなみに、ケムリラジオさんとは、イベントでよくお見かけはするのですが、面識がありません。

そのパキポディウム・デンシカウレを今年の3月末に植え替えたよ！って記事です。

実に、購入後1年以上放っておいたパキポディウムの植え替え！

パキポディウム・デンシカウレ

パキポディウム・デンシカウレ
Pachypodium densicaule

古くからあるパキポディウムの交配種で、和名は恵比寿大黒です。

パキポディウム・デンシフローラムとブレビカウレ（恵比寿笑い）を交配させることで誕生したパキポディウム。

（栽培が）気難しいブレビカウレをデンシフローラムを交配させることで補った、育てやすい品種です。

基本的に親種双方の特徴を引き継いでいますが、デンシフローラムのように棘が強く背の高くなる個体や、ブレビカウレのように扁平で脇芽をたくさん出す個体など、交配種ゆえに個体差が大きいのが特長。

…うちのは…まだちょっと特徴がつかみづらいのですが…扁平…になってくれるかなぁ…？

そんなパキポディウム・デンシカウレを…まぁ、とっとと植え替えればよかったんですが、購入時の状態でも調子よく育ってたもんで、そのまま栽培。

パキポディウムは落葉性。冬季に落葉し、休眠します。植え替えは休眠から目覚め、生長期の初めが適期と言われています。

このデンシカウレに生えている葉は、実は去年夏から生えているもの。落葉しきらず、完全休眠しませんでしたが、紅葉していた葉が緑に戻ってきたので、生長期に入ったと判断。うちにきてからも1年以上育てたので、今年の3月末に植え替えることにしました。

用土を更新することで我が家の環境に合わせ、施肥をするのが目的です。

パキポディウム・デンシカウレの植え替え！

パキポディウム・デンシカウレ↓↓↓

プラ鉢を横にしてデンシカウレを取り出します。

パキポディウムは、サボテンなどに比べると、地上部に比べて根が少な目。コイツもそんな感じ。

根量も少ないので、特に根の剪定はせず、このまま植え付けます。というか、パキポディウムは根が弱いので、なるべく根を傷めないように慎重に植えます。

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

直径φ7cm、約2号サイズの鉢。

黒×白の水玉模様。内側がジャイロイドメッシュ構造になった二重構造の鉢。水玉部分から空気が抜けるので、通気性は抜群です！

この鉢に鉢底石を敷いて…

用土をある程度入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

殺虫剤と肥料を用土と攪拌後、デンシカウレを仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

いつもなら、棒で突いて根と用土の隙間をつぶしますが、突くことで根に傷をつけるのも嫌なので、今回は鉢の側面を軽く叩き、隙間ができないようにしました。

最後に富士砂でマルチングします。

…なんか最近の富士砂は茶色くなったよな…

植え替え後、最初の潅水は1週間後から！

2カ月後のパキポディウム・デンシカウレ

パキポディウム・デンシカウレの育て方としては、日当たりを好むサボテンと同じような感じ。

よく直射日光に当て、乾燥気味に育てています。潅水は鉢内が乾いてから。だいたい1～2週間に1回。

夏場は50％の遮光、冬はやや断水気味に、暖かい日に表土が濡れるぐらいの水を月イチぐらいで。液肥などは与えていません。与えなくても十分育ちます。あ、うちでは通年室内栽培ですが、屋外で育てている場合は、冬は室内に取り込みましょう。

そして植え替えから2ヶ月経過の5月下旬のパキポディウム・デンシカウレ↓↓↓

茂ってきました。

植え替えで拗れるとこもなく、しっかり生長開始！

大きくなって欲しい！できれば扁平に！

それでは。

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