こんにちはこんばんは。今日も植え替えの記事。
…なんですが、今回植え替えたのはサボテンじゃありません!

ユーフォルビア・アンボボンベンシス!!!
舌足らずで冗談みたいな名前ですが、れっきとした品種名です。
コレを購入したのは、品ぞろえのマニアックさに定評があるホームセンター、コーナンさん。生産元は群仙園さんです。リトープスで有名な群馬県桐生市の群仙園さん…ではなく、そのお兄さんがやっているほうの群仙園さん。
アンボボンベンシスの購入時、コーナンでクレカの勧誘をやっていたオバ…おねーさんに「それカワイイねッ」って話しかけられるようなかわいいユーフォルビアです。(そのおねーさんも多肉系ユーフォルビアを育てているのだそう)
ちなみに当ブログ初登場。
ユーフォルビア・アンボボンベンシス
ユーフォルビア・アンボボンベンシス。その名前は原産地であるマダガスカルのアンブブンベに由来します。
ユーフォルビアといえば、オベサやホリダ、バリダ等の多肉植物を思い浮かべる方が多いと思いますが、そもそもユーフォルビア属は草花や多肉植物、樹木など幅広い種類の植物が属する一群です。ポインセチアもユーフォルビアだったりします。
このアンボボンベンシスは地下に塊根を形成する塊根植物(コーデックス)のユーフォルビア。

購入したのは今年の2月。落葉性…ではあるみたいなのですが、何枚か葉が残った状態で越冬しました。その葉の生え始めは細長く、その後、葉の縁が波を打ってシワシワになる独特の形状をしています。
幹には葉が生えていたあとがゴツゴツと残り、(個体差かもしれませんが)水をあげると塊根上部と幹の根元が(黒く)濡れ色になります。黒く変色したので最初はビビりましたが、様子を観察する限り通常の生理現象のようです。
珍しい植物なので、園芸イベントや専門店での入手が主になると思います。…といいつつ私はホームセンター(コーナン)で購入していますが…
花が咲いた!!
購入したのは2月。去年などは2月であっても暖かくなっていました。ところが今年は2月が寒い。今シーズン最低気温が一番低かったもの2月の下旬。なんなら3月も寒かったぐらい。
よーするに暖かくなるまで植え替えを待っていたんですが、その待つ間に…

花が咲きました。
花が咲いたのは4月下旬。ゴールデンウィークの頃。

すげー地味な茶色の花…。最初は葉っぱが紅葉でもしてるのかと思いました。
アンボボンベンシスは新しい葉を展開するより先に花を咲かせるようです。(写真に写っている葉は落葉せずに残った古い葉)
そんなユーフォルビア・アンボボンベンシスを5月中旬に植え替えました。というかもっと早く植え替えたかったんですが、なかなか花が咲き終わらず…結局2週間近く花が咲いていたでしょうか。
ユーフォルビア・アンボボンベンシスを植え替えたッ!!
まずは主役のユーフォルビア・アンボボンベンシス↓↓↓

ビミョーに花が残っていますが、新しい葉も展開してきました。
鉢を横にして、側面を軽く叩きながらアンボボンベンシスを取り出します。

取り出したアンボボンベンシス。
立派な塊根が形成されています。でもその塊根の大きさに対して根は少ないですね…。紅彩閣やバリダ等、多肉系ユーフォルビアも根の量が少なかったので、ユーフォルビアの根ってこんなもんなのかもしれません。
根の量も少ないし、傷んでいる根もなさそうなので、今回根の整理は行わずにこのまま植え付けます。
次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。直径φ8cm、塊根のことを考慮して若干深めの鉢を用意しました。高さは9cm。
直近の3Dプリンターで植木鉢をつくったポスト↓↓↓
この記事に出てきた他の植木鉢と同じように、この鉢も底が取り外せます。

取り外せる底には、鉢内の土中に空気を供給する通気リブを組み込んでいます。
この鉢は鉢底ネットが必要ないので直接鉢底石を敷きます。

鉢底石は軽石+日向土。
この上にある程度の高さまで用土を敷き、殺虫剤と肥料を撒きます。

使った用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。
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この上にアンボボンベンシスをセット。
鉢との隙間に用土を入れていきます。

この上にさらにマルチング材(化粧砂)を敷きます。

マルチング材は富士砂。濡れると黒くなるグレーの化粧砂。マルチングは潅水の際、水の勢いで細かい用土が飛び散るのを防ぐ効果があります。

鉢との全体のバランスはこんな感じ。早くもっと枝が増えてほしいなー。
以上、植え替え終わり。植え替え後、最初の潅水は1週間後から。
ユーフォルビア・アンボボンベンシスの育て方
軽く遮光をして、風通しを良く、乾燥気味が育て方の基本です。
以上、ユーフォルビア・アンボボンベンシスの植え替えでした!
それでは。
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