こんにちはこんばんは。今日は3Dプリンターで新しく製作した植木鉢の話です。

3Dプリンター(一般家庭用。まぁ最近はハイエンドクラスじゃなくても多色印刷できるモデルがありますが…)なのに二色成形した鉢。
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この鉢は外壁と内壁の二重構造になっています。今回、鉢の厚みを再設計し、内壁を全面ジャイロイドメッシュ構造にしました。
二色で成形した二重構造の植木鉢
過去に何度かポストしていた3Dプリンター植木鉢の記事。
前回記事にした、二色成形の植木鉢。

↑↑↑外壁(黒)と内壁(白)の二重構造になった鉢。素材はPLA。積層式3Dプリンターの材料としては一般的な素材です。耐熱温度は60℃なので、真夏の直射日光はきついかな。
この鉢、さらに内壁は部分的にメッシュ構造になっていて通気性抜群。外壁と内壁の間には通気層があります。

鉢底には鉢の中に空気を供給する通気リブを組み込み。

土中に空気を供給することで、根の生育を良くすることを意図しています。
今回、この鉢をバージョンアップしました!
ジャイロイドメッシュの鉢
内壁がメッシュ構造になっていることがわかりづらいため、通気性の良さが見た目にも訴求できるように、内壁を全面ジャイロイドメッシュ構造にしました。素材は前と同様にPLA製。

外壁と内壁の間に通気層を設けているのは変わらず。全面メッシュ構造にしても、強度を保てるように鉢の厚みを見直しました。
ちなみにジャイロイドというのは…↓↓↓
ジャイロイド(英:gyroid)は3方向に無限に連結した3次元の周期極小曲面である。1970年にアラン・シェーン(英語版)によって発見された。
ご存じの方も多いと思いますが、このジャイロイド構造を用いた3Dプリンター植木鉢は、世の中にあふれています。
ジャイロイドは使用する材料が少なく、もっとも強度のある構造であることから、3Dプリンター造形物の内部構造(インフィル)に使われていました。3Dプリンター界隈では、よく普及した一般的な構造体です。
多孔質で通気性が良いことが着目され、本来は内部構造だったジャイロイドを外に露出させる鉢が普及したわけです。
…世の中に溢れすぎていて…だからジャイロイドを植木鉢に使うのは避けていたのですが…やはり見た目にも通気性がよさそうなのには抗えず…
立体的な鉢底
そしてこの鉢、鉢底が全面スリット構造になっています。さらに一部が立体的に↓↓↓

もっとも乾きづらい鉢の中心部が、少しでも乾きやすくなるような工夫です。
今までつくっていた鉢は通気リブが鉢底を横断していました。地下部分が大きい植物が納まりづらいなぁと私自身が思っていたのでその部分を改良。ただ鉢中に異物があるデザインは変わらずです(笑)
立体鉢底ネット(既製品)を直接鉢底に組み込むイメージです。これなら鉢底穴の大きさが(通気性にとっての)ボトルネックになることもない。

植え替え時など、メンテナンスのことも考えて、鉢底はまるっと取り外せる仕組み↓↓↓

根回り防止用のリブも組み込んでいます。
実際植えてみた!
んでこの鉢、以前の記事ですでに登場していますが、すでにサボテンを植えました。

直径φ8cmの2.5号サイズや直径φ12cmの4号サイズを製作。

元気に育ってほしい!
それでは。
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