こんにちはこんばんは。今日は3Dプリンターで植木鉢を自作した記事。
以前から3Dプリンターで植木鉢をつくった記事をポストしていましたが、
その続き。
自分的に
カッコよさげな植木鉢ができたので見て欲しい。
という、ただそんだけの記事です。
鉢内に空気を供給する通気リブを組み込む
↑↑↑当ブログ、もすレコでは、もう何度も何度も何度も何度も書いていますが、今回も書きます。
私はシンプルなデザインの鉢が好きです。でも、何かしら機能性のある植木鉢をつくりたいんです。そこで考えたのが、鉢の中にも空気の流れをつくることができる鉢。
もすレコでは過去に、セリアさんやダイソーさんの立体鉢底ネットの記事を投稿しました。
鉢内の通気環境を改善するグッズなんですが、でもコレ、鉢底穴がボトルネックになって機能性を100%発揮できていないんじゃないか?って思うんですよね。
そこで、そんな機構を鉢底に組み込んだのがコチラ↓↓↓
鉢側面のスリットから空気を取り込んで、鉢内にも空気の流れを作り出せる植木鉢。通気リブを鉢底に組み込んだ植木鉢です。
植物の根の生長には空気も必要です。鉢中に空気の流れをつくることで、根張りも良くなる。…ハズの鉢です(現在試験栽培中)。まぁ…鉢底の空気に接する面積が増えるので、単純に鉢内の乾燥も早くなる効果もありますが…
また、植え替え等のメンテナンスも考慮して、通気リブは鉢底ごとまるっと取り外せる構造。
機能性はこんな感じ。でもこれだけじゃあダメで、見た目もよくしたい。ということでいくつかデザインバリエーションをつくりました。
星柄の植木鉢☆
まず最初は星柄の植木鉢。
立体的に星柄を施した鉢です。直径8cm の約2.5号サイズ。このサイズは使いやすい。
うちの3Dプリンターは単色でしか造形できないので、模様を施そうとすると必然的に彫り込むことになります。
植えているのはサボテン、ディスコカクタス・アラネイスピナ。ちょっと3Dプリンターの造形不良個所(変な線が入ってるでしょ?)があるので、その辺は技術検証中。
こっちは地と模様を逆転させたバージョン。植えているのはアガベ・姫乱れ雪錦です。
なんで星柄?私が好きだからです☆かわいくできたんじゃないでしょうか。
クラックスリット鉢
これはいわゆるクラックスリット鉢。
フリマサイトなんかでもよく見るデザインの鉢です。クラックの一部は開口していて通気性があります。植えているのはギムノカリキウム・フェロシオール。
最初にこういうデザインをつくったのがどこかは分かりませんが、R3LABOさんとかゆるぷさんのSNN鉢とかが有名ですよね。
完全に人マネですが、モデリング技術として履修しておいた方がいいかと思い製作。つくってみたら結構簡単にできたちゃった…∑(゚Д゚)
二重メッシュの植木鉢
つづいては二重メッシュ鉢。私的に過去最高傑作。
見ての通りメッシュの植木鉢です。植えているのはエクメア・レクルバータ・ベンラシーとユーフォルビア・バリダ。
これまでもメッシュの鉢をいくつかつくってきました。でもそれにはミズゴケや粒の大きなバークチップを植え込み資材に使用していました。メッシュが大きいと、粒子の小さい用土が流出してしまうためです。
じゃあメッシュを小さくすればいいじゃん!と思うんですが、3Dプリンターはあまりにも細かい造形を出力するのが苦手。キレイにプリントできるメッシュの大きさには限界があります。
そんな問題を解決したのが二重メッシュ鉢。
内側と外側、開口部の位置をずらした二重メッシュ構造の鉢です。
スカスカに見えますが、実際はそれほど大きなスキマではありません。さらに、内側外側のメッシュ間にはわずかな隙間があるので通気性もバッチリ。
実際に用土をいれても問題なし。乾きも早いです!用土の流出を抑えつつ、通気性も確保した鉢です!
ジャイロイドで鉢をつくればいいじゃん!って思うでしょ?でも、ジャイロイドはジャイロイド以外のデザインにはなりません。これならメッシュのパターンを変えていろいろなデザインができます!
実際の生長具合がどうなるか?
と、こんな感じで植木鉢をつくってみました。
あとは、この通気リブを組み込んだ鉢で植物がどう育つか?また、問題なく植え替えできるか?ということ。
現在試験栽培中です。
それでは。
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