こんにちはこんばんは。今日の記事は前回の続き、筑波実験植物園(@茨城県つくば市)の記事。前編に続き、筑波実験植物園に行ってみた!!!ー後編ーです。
前編は園の導入部分、教育棟で開催されていたアクアリウムのワークショップ、園内(屋外)の散策から、もっとも私が興奮する(した)乾燥地域の植物を展示した温室A(サバンナ温室)の記事でした。
サバンナ温室では、普段このブログで取り上げているようなサボテンや多肉植物、塊根植物などが展示。私が育てている植物や、育ててみたい植物がいっぱいです。国立の研究施設というお堅いイメージとは異なり、ナウい園芸の人気品種が多数栽培されていました。
後編は、温室D(熱帯資源植物温室)→温室B(熱帯雨林温室)→水草展(研修展示館)→温室C(水生植物温室)の順番に見学レポ。温室のBCDが順序通りじゃないのは見学順路に従ったからです。
筑波実験植物園の地図などは前回の記事を参照してください!
見学前の注意点としては、、、
超暑いので熱中症に注意してくだい!
温室Dの熱帯資源植物温室
早速ですが、温室Dから。
温室Dは食用や薬用、香料、観賞用の熱帯植物が展示されています。前編の温室A(サバンナ温室)でも、もすレコ的には鑑賞用が多かった気がしますが……。まぁたぶん、いわゆる観葉植物が観賞用…ということになっているんでしょう。展示のラインナップを見てもそんな感じでした。
まず温室A側からの入り口にはコレ↓↓↓
通称スイカペペことペペロミア・アルギレイヤ。その愛称のとおり、スイカのような葉の模様が特徴。観葉植物の人気品種です。
んで、温室内はこんな感じ↓↓↓
ジャングルですねー。
↓↓↓定番の観葉植物カラテアもあり。
生活に何かしら利用されている植物が展示されているのでこんなものも↓↓↓
ツル性のサトイモ科の何かが絡んでて良く分かりませんが、高級建材として利用されるマホガニー(樹木のほうね)です。こーいうフローリングの家に住んでみたいなぁー。(現在は枯渇してしまって超高価)
コチラは人気の観葉植物であるアンスリウムのコーナー↓↓↓
花も咲いてたし、実もなってました。
アンスリウムはね…うちでは過湿設備がないから育てられないんだよね。
こちらは「悪魔のフルーツ」として有名なドリアン↓↓↓
こちらも食用のバニラ↓↓↓しっかり結実。バニラビーンズができてました。
ブロメリアコーナー↓↓↓ブロメリアはパイナップルの学名をカタカナ読みしたもの。パイナップルの仲間の熱帯植物を総称してブロメリアと呼びます。
みんな大好きエアープランツことチランジア!!これもブロメリア。
もう規模が違う。でかい。
↑↑↑いままで何気なく育てていましたが、チランジア・ブルボーサはアリと共生するアリ植物だということを初めて知る。確かに隙間がたくさんある。
私が大興奮のタンクブロメリアコーナー↓↓↓ホヘンベルギア
株の中央が筒状になっていて、その筒部分に水を貯めて生育するブロメリアを総称してタンクブロメリアといいます。好き♡
そのタンクブロメリアのエクメア(属)・ファシクラータが開花していました↓↓↓
エクメア・ファシクラータは、それほど珍しい品種ではありませんが、花を見れる機会は限られています。そういう意味では希少。
これ↓↓↓も珍しくはありませんが、
スゴい群生だったネオレゲリア・ファイヤーボール。最初はただの植え込みかと思ったらタンクブロメリアの塊だった。
珍しい食虫性のタンクブロメリア、ブロッキニア↓↓↓
これね。育ててみたいんだけど、高いんだよねー。
そういえば、ココのタンクブロメリアたちは思ってたより暗い環境にいました。ご参考までに。
さらに土壌で生育するブロメリア、通称グラウンドブロメリアのクリプタンサス↓↓↓も展示!
クリプタンサスは、ブロメリアを扱う販売イベントで見かけますね。
温室Bの熱帯雨林温室
この温室は2階建て。
背の高い樹木が植えられています。順路的には2階からの見学になります。
世界一大きいラン↓↓↓
この温室ではランの展示が多かったです。…なんですが、うちでは加温設備がないので、ノビル系デンドロビウムなどの限られた品種しか育てられないので…いまいち興味がもてず…
この前、某大手出版社の書籍クレジット問題で炎上して有名になったアリ植物↓↓↓も展示
現地ではアリと共生する珍しい植物。
こちらは開花時期に何かと話題になるヒスイカズラ↓↓↓の壁
ヒスイ色の超キレイな花を咲かせる植物。開花するとニュースになりますね。
日本の在来種も展示。↓↓↓シソ科のシマジタムラソウ
確かにシソとかバジルに似てます。東海地方の固有種だそう。
ファンの多い食虫植物のコーナー↓↓↓
温室Dでも展示されていましたが、サトイモ科の観葉植物をまとめたコーナー↓↓↓
アンスリウムとかフィロデンドロンとか。もっとサトイモ系に詳しければ楽しかったかも。
人気の観葉植物モンステラ↓↓↓
葉に穴が空く理由を初めて知る。結構おりこうさんだった。
そういえばコレもありました↓↓↓水玉模様の観葉植物
ベゴニア・マクラータ。あしかがフラワーパークの真夏の特別セールで買おうと思って、思いとどまったヤツ。やっぱ買っときゃ良かったかなぁ~。でも冬越しがなぁ~
ショクダイオオコンニャク
んで、有名なショクダイオオコンニャク↓↓↓コイツも何かと話題になってましたね。
実験植物園ではショクダイオオコンニャクを実生していました。
これが、、、、
こうなって↓↓↓
こうなる↓↓↓
大きい。
これは家庭では育てられませんね。
ショクダイオオコンニャクも開花時に話題になりますが、花はもう終わっていました。
水草展が開催されていた研修展示館
やっとこさ本題の水草展。教育棟で開催されていたアクアリウムワークショップも水草展の一部でしたが、水草の本格的な展覧会はこの研修展示館で開催されていました。ココには解説員さんも大勢いて、色々と詳しくなれます。
あ、あと冷房が効いていたのがすごく良かったです(温室が暑すぎた…)。でも自販機はほぼ売れ切れだったので何とかして欲しかったなぁ。
展示は研修展示館の1階、2階で開催されていました。
水草展では水草の展示、水生昆虫の展示、食虫性の水草(ムジナモとか)の餌やり体験(?)、アマモのタッチプールとかありました。
水生昆虫のゲンゴロウ↓↓↓の展示
水生昆虫の王様、タガメも展示↓↓↓
水草なので、当然水槽に入れられての展示。…なんですが、大きな問題が。
ガラスが反射してしまって写真がうまく撮れない。という、いつもの問題が勃発。ブログ泣かせの水草展。
でも頑張って撮った水草たち↓↓↓
梅のような花を咲かせるバイカモ。流れの緩やかな清流に自生する日本の固有種。有名な水草だと思ってたんですが、妻は知らなかった。
こちらはよく見るカナダモ↓↓↓
私的にはよく見る水草。すごく身近だと思ってたんですが、外来種だということを初めて知りました。
その他にも水草色々↓↓↓
私もアクアリウムをやっていればもっと楽しめたかもしれませんね…
温室Cの水生植物温室
最後の温室C、水生植物温室。
池があって、水生植物が植えられている温室。…なんですが、なぜかビカクシダが展示↓↓↓
私…ビカクシダも詳しくないので…
品種の違いとか分かればもっと楽しめたかもしれません。(あ…これはレアな奴だ!とかね)
そんな私でもすごくわかりやすくスゲーな。って思ったのがコレ↓↓↓
ビカクシダ・ワンダエ。
デカい。
全長は2mを超えてますかね。私がこれまで見たビカクシダの中でも一番のデカさ。
ということで楽しかったです。筑波実験植物園。
でも超暑かったです。来園の際は熱中症に注意しましょう。もしくは涼しい季節に行きましょう。
それでは。
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