夢の島公園の秋の植物交換会に行ってきたッ!!

こんにちはこんはんば。今日は園芸イベントの記事。といっても、参加したのはいつものような直売イベントではありません。

夢の島公園で秋の植物交換会
夢の島公園で秋の植物交換会

東京都の夢の島公園で行われた秋の植物交換会に行ってきました。

春と秋に開催されるこのイベント。前回、春の開催時にも伺っています↓↓↓

販売イベントとは違い、交換会(オークションではない)なので
必ず交換用の植物を持ち込む必要がありますが、余剰苗を好みの植物や掘り出し物と交換できるお得なチャンスでもあります。

というわけで当ブログオススメのイベント。私も約1ヶ月前から交換用の苗を準備し、楽しみにしていました。

夢の島公園の秋の植物交換会

2025年10月11,12日(土,日)に東京都江東区夢の島公園の熱帯植物館隣の広場で開催予定だった秋の植物交換会。

開催時間は10:30~16:00。お問い合わせ先は夢の島熱帯植物館(以下ゆめねつ)さんです。

最寄りは新木場駅。京葉線、りんかい線、有楽町線が乗り入れています。会場は新木場駅から徒歩10分ぐらい。

開催予定だった…というのは、初日の11日が雨天のため中止になってしまったからです。

翌12日は無事に開催されました。

交換会ではあるので交換物(植物)がより多く、つまり多く人が集まった方が満足度の高いイベントになります。土曜日にしか都合のつかなかった方には非常に申し訳ありませんが、両日に人がバラけず一日に集中したので、結果良かったのかなぁと思います。

ちなみに運営にあたっていた、ゆめねつさんには何度か伺っています↓↓↓

乾燥地帯の植物(サボテンとか)は展示されていませんが、熱帯植物が豊富です。お時間があればぜひ!

夢の島植物交換会のルール

サボテン界隈で交換会といえばオークションのことを指しますが(←実態がともなっていない表現は本当にやめて欲しい)、夢の島公園で開催される交換会は、
純粋に植物同士を交換する会です。

重要なことなので繰り返します。
必ず交換用の植物を持ち込む必要があります。

交換会の主旨としては、余剰苗同士を交換し緑に触れ合う機会を増やして園芸を振興する…ことだと解釈しています。

自分の余っている苗を好きな植物と交換できるので、楽しい企画ではあります。逆の見方をすると、余剰苗がない園芸ビギナーの方が参加するのはハードルが高い企画かな…。会場にはビギナーにこそ育てて欲しい植物がたくさんあったんですけどね…

参加費は100円。以降、2鉢目から1鉢交換するごとに100円がかかります。交換できる最大数は自分が交換用に持ち込んだ鉢数分です。

ゆめねつのスタッフさん(アロハシャツ着てます)が受付を設置しています。受付で名前を申告後、持ち込んだ植物を提出。交換用の植物が並んでいる中から自分の好みの植物を選び、再び受付で名前を申告後、鉢数に応じて清算して交換終了という流れ。

持ち込む植物は鉢植えに限定されません。抜き苗で持ち込んでも構いませんが(例えばエアープランツとか)、植物が傷んでしまうようなことはやめましょう。それは園芸を嗜むものとしてマナー違反です。保湿のため、ジップロックやプラカップで持ち込む方もいます。

賑わう時間帯

販売イベントの場合は希少品種やサービス品を求めて、植物が最も多い開始直後が最もにぎわいます。

ですがこのイベントは交換会。前述のように植物は参加者が持ち込みます。人が多く来る時間帯=交換用の植物が豊富。という状態になります。

前回の交換会を観察していた感じでは、
お昼前後が最もにぎわいます。

…まぁ…そーはいっても実は12時過ぎから1時間半もランチで中抜けしてたんですが…

そんで14時を過ぎると人も植物もぐっと少なくなる感じでした。

交換会の植物

まず前提として、交換会に持ち込まれる植物はその都度変わるということ。

今回は蘭や観葉植物、果樹が多かったでしょうか。

特にモンステラやポトス、サンセベリアが多かった気がします。

持ち込まれる植物の他に、ゆめねつさんからも余剰苗が提供されていたようなので、やはり熱帯系の植物が多い印象です。

変わった植物というと、世界最大の蘭であるグラマトフィラムが交換に出されていました。それはゆめねつの夏の展示に使われていた株だそう。以前、筑波実験植物園で撮影したグラマトフィラム↓↓↓

筑波実験植物園:世界最大のラン
筑波実験植物園:世界最大のラン

交換会のグラマトフィラムはさすがにここまで大きくはありませんでしたが、それでも一般家庭では充分デカい。

結構高価な蘭だったようで、おねーさんたちがやや興奮気味に交換していました。私も勧められましたが…ちょっと大きすぎたんだよなぁ。帰宅後調べましたが、開花させるのは結構難しいそう…

他、人気がありそうなのものではアグラオネマや斑入りマドカズラ、ストロマンテなどもありました(置き場所が無いから我慢した)。

それと植物の他に植木鉢が無料提供されていました。

夢の島公園で秋の植物交換会
夢の島公園で秋の植物交換会

…まぁ…いろいろ書きましたが、自分の欲しい植物とうまく交換できるかというと、
結局運です。

欲しい植物と交換出来たらラッキー!ぐらいの気持ちで参加するのが精神衛生上良いかと。

持ち込んだ植物

ということで私が持ち込んだ植物達↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシアとフィロデンドロン
夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシアとフィロデンドロン
  • アロカシア・アズラニー
  • アロカシア・シヌアータ×4
  • フィロデンドロン・オキシカルジウム’ブラジル’
  • アガベ・笹の雪3株セット

写真には写っていませんが、各鉢には手書きでラベルをつけています。私のきったねぇ字でですが。でも、植物の名前がわかるようにしておくのは最低限のマナーだと思うんですよね。持ち帰られる確率がぐんと上がります。(逆に言うと名前がわからない植物は持って帰ろうと思わない)

アロカシア・アズラニー↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシア・アズラニー
夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシア・アズラニー

このアズラニーは前回の交換会で交換した親株から収穫した子芋を発芽させたもの。アズラニーに限らず、うちのアロイドは常湿エアコンなしでスパルタ育成したので、それなりの環境変化にも耐えてくれるはずです。

アロカシア・シヌアータ↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシア・シヌアータ
夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アロカシア・シヌアータ

シヌアータもうちで収穫した子芋を発芽させたもの。野生株は絶滅危惧種の希少なアロカシア。

幼苗なので葉の特徴がいまいち出ていませんが、親株はこんな感じです↓↓↓

アロカシア・シヌアータ
アロカシア・シヌアータ

メタリックな光沢のボコボコした葉がカッコイイ。

↓↓↓フィロデンドロン・オキシカルジウム’ブラジル’

夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:フィロデンドロン・オキシカルジウム’ブラジル’
夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:フィロデンドロン・オキシカルジウム’ブラジル’

葉色が緑×黄色のブラジルカラーの蔓性フィロデンドロン。

…これは…私が帰る14時過ぎまで残っていたので、貰い手がつかなかったでしょう…

まぁ…園芸店で手軽に買えるし、何なら100均でも買えるので…しょうがないかな

↓↓↓アガベ・笹の雪3株セット

夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アガベ・笹の雪
夢の島公園で秋の植物交換会持ち込み品:アガベ・笹の雪

植え替え時に外れてしまった笹の雪の子株たち。意図せず株分けになってしまったため、ゆえに小さい。小さすぎる…っ

なんなら今の親株に付いてる子株の方が大きいぐらいだったので廃棄予定でした。でも私よりうまく育てられる方がいたら…と思ってたんですが、こちらも貰い手がつかず。…しょうがないかな。だって小さすぎるもん。

交換した植物たち

そんで交換した植物達がコチラ↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会交換品
夢の島公園で秋の植物交換会交換品
  • 左上:アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’
  • 右上:モンステラ・ボルシギアナ’ホワイトタイガー’
  • 右中:パキポディウム・エニグマチカム
  • 左下:チランジアセット(カプトメデューサ、ブルボーサ、イオナンタ×2)
  • 右下:朝どれイオナンタセット(’アイシージェイド’×3、’ハムエムラ’×2)

長時間いた方が欲しい植物に出会える確率が高い。ということを前回学習したので、会場には延べ1時間半ぐらいいたと思います。午前中はホワイトタイガーを、午後はニンジャをもって会場をウロウロしていたのが私です。

↓↓↓アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’

アロカシア・レギヌラの園芸品種が’ニンジャ’です。レギヌラの葉が黒いものが’ブラックベルベッド’、さらに葉が黒いものが’ニンジャ’。だからこれはかなりの暗緑色。

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:アロカシア・レギヌラ’ニンジャ’

ボコボコした葉がカッコイイ。

(持ってきた方と話せた)ずいぶん植え替えていないので根詰まりしているから植え替えて欲しいとのこと。

↓↓↓モンステラ・ボルシギアナ’ホワイトタイガー’

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:モンステラ・ボルシギアナ’ホワイトタイガー’
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:モンステラ・ボルシギアナ’ホワイトタイガー’

モンステラ・ボルシギアナの白斑品種が’ホワイトタイガー’。

…これ…高価なヤツです…

もっとも一般的なモンステラ・デリシオーサに比べると、ボルシギアナの方が小型、かつ蔓性の性質が強い。

根っこがはみ出ているのでこれもたぶん根詰まりしてます。植え替え予定。

↓↓↓パキポディウム・エニグマチカム

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:パキポディウム・エニグマチカム
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:パキポディウム・エニグマチカム

パキポディウムを実生している方が持ち込んだエニグマチカム。育てていない品種だったので交換することにしました。

他に実生のパキポディウム・カクチペスやグラキリス×カクチペスのハイブリッド(と言えば聞こえがいいですが交雑してしまったそう)が持ち込まれていました。たぶんすぐに貰い手が決まったと思います。ランチから帰ってきたらなくなってた。

↓↓↓チランジアセット

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジアセット
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジアセット

おそらくカプトメデューサとブルボーサとイオナンタのセット。

ともかくチランジア(エアープランツ)は貰われず残りやすいので、ゆめねつさんとしてもなんとか捌けさせたいようでした。ゆえに4株セットで一鉢のカウント。

最初はカプトメデューサかと思ったけどたぶんブルボーサ↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・カプトメデューサ…?
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・カプトメデューサ…?

トリコームが少ない緑葉種だし、葉が硬いのでカプトメデューサじゃないよね。

葉はストライプ模様↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・カプトメデューサ…?
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・カプトメデューサ…?

変わってる。

ブルボーサは以前育てていたけど、枯らしてしまったのでリベンジ!

↓↓↓朝どれイオナンタセット

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ栽培品種
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ栽培品種

最初はバラ売りだったけど、動きが悪いのでセットで一鉢カウントになったイオナンタの栽培品種。

チランジア・イオナンタ’アイシージェイド’×3↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ’アイシージェイド’
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ’アイシージェイド’

チランジア・イオナンタ’ハムエムラ’×2↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ’ハムエムラ’
夢の島公園で秋の植物交換会交換品:チランジア・イオナンタ’ハムエムラ’

イオナンタは地域固有種や栽培品種が多く存在する、チランジアでも沼が深い品種。

でもこれ…5つで100円(の交換手数料)だから1株20円でしょ?そんな値段のチランジアじゃねぇぞ?

と、これらの植物達は、

夢の島公園で秋の植物交換会:交換品
夢の島公園で秋の植物交換会:交換品

このようにゆめねつスタッフさんが過剰に丁寧に梱包してくれました(笑)※空いてる時間帯だったので

オマケ↓↓↓

夢の島公園で秋の植物交換会:化成肥料とからし菜と春菊
夢の島公園で秋の植物交換会:化成肥料とからし菜と春菊

ご自由にどうぞコーナーから化成肥料とカラシナと春菊の種ももらいました。化成肥料はボランティアの高校生が小分けにしてくれたものだそうです。

以上、夢の島公園の秋の植物交換会でした。

ゆめねつスタッフの皆様、植物を交換してくださった皆様、ありがとうございました。

それでは。


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