こんにちはこんばんは。今日はタンクブロメリアのグズマニア属アンドレッタエを植え替えた記事。

このブロメリアを購入したのは、2024年12月に東京都豊島区池袋のサンシャインシティで開催されたミニボタにて。
ミニボタは、同じく池袋で開催されていたオーキッド&ボタニカルのミニ版。植物の販売会です。販売されている植物は蘭が中心ですが、その他にもいろいろな植物が販売されていました。熱帯系の植物が多いかな。このブロメリアもそんな熱帯系の植物のひとつ。
ちなみにこのグズマニア・アンドレッタエ、大きすぎて撮影用の背景からはみ出てしまうので、この記事は全編見切れた画像でお届けします。
タンクブロメリア
タンクブロメリアというのは、株中心の筒状になった部分に水を貯めて生育する、ブロメリア科(パイナップルの仲間)の熱帯植物の総称です。樹木などに活着する着生植物でもあります。

↑↑↑この中央部の筒状部分(タンク)に溜まった水を吸収して生育します。タンク部分には生長点もあって、ここから新葉を展開。
タンクブロメリアには、今回植え替えるグズマニア属以外にもいくつかの属があります。
ネオレゲリア属やビルベルギア属、エクメア属などがメジャーでしょうか。…といっても、そもそもタンクブロメリアがマイナーな植物なんですけどね…
花包が鮮やかなグズマニア(の一部の品種)は、園芸店やホームセンターでも扱われているため、見たことある人もいるかも。
グズマニア・アンドレッタエ(Guzmania andreettae)
そんなグズマニア属のアンドレッタエが今回の主役。
Guzmania andreettae ←コレの発音がアンドレッタエであっているかは、いまいち自信がありません。
その最大の特徴が、虎柄の葉↓↓↓

とてもカワイイ。
ただ、大型の品種のようで、ひじょーに場所を取ります。葉柄はかわいいけど、大きさはかわいくない。
葉の長さは50~60cmといったところ。うちでは比較的大きめな植物であるビルベルギア・ダースベイダーなどと比べてもだいぶデカい。

狭小園芸の私にとってこの大きさはつらい…。購入時はパッキングされていたので、大きさがよくわからなかったんです(大きそうだなとは思ったけど)。
原産国はエクアドル。
標高の高い雲霧林に自生しているエクアドルの固有種。自生地は湿潤な気候なので湿度を好みます。
サボテンと一緒に育てている私の環境では湿度が足らんかも。ビルベルギアやエクメアと比べても、だいぶ葉が薄くて柔らかいので、乾燥に弱そうではある。
さらに高山性っぽいので暑さにも弱いかも。タンクブロメリアは暑さに強いイメージがあるんですが、このアンドレッタエははたしてどうか…?
かもかも書いていますが、よーするにどういう植物なのかよくわかりません。栽培情報が少ないのでどう育てていいかわからない。
栽培は手探りです。
…枯れたらまた記事にします…
発根したので植え付けた!
上に書いたように原産国はエクアドル。海外から輸入されてきました。
日本の検疫をパスするためには、土を持ち込むことができません。理由は病害虫が日本へ侵入しないようにするための防疫措置。
そのため海外からの輸入される植物は根っこむき出しです。いわゆるベアルート株というヤツ。
このアンドレッタエも根っこがむき出しだった↓↓↓

タンクブロメリアの場合、水の吸収は主にタンク部分から行うので、根は活着するためにあります。
ただ、少量ではあるけど根から水を吸っているという話もあるし、活着させ根張りを良くすると生育が良くなるという話もあるので、やっぱり根は重要です。(←実体験)
ベアルートでカラカラになった根は生きているのか分からないので、発根管理をして発根させます。
ということで、乾燥ミズゴケを水でもどし、株元を包み込んで発根管理をしました。

2ヶ月後…

新葉も動いているようだし、発根したかな?
2月中旬に根の状態を確認↓↓↓

発根しました!
ってわけで、植え替えます。
このままミズゴケで育ててもいいんですが、根腐れ防止のため、私はもっと乾燥しやすい植え込み資材に植えたい(湿度を好むというのは、あくまで空中湿度の話)。
グズマニア・アンドレッタエを植え替え!
アンドレッタエを植え付けるのは、いつもの3Dプリンターで自作した鉢。

2重メッシュ構造になった我が家最強の乾燥能力をもつ鉢。直径φ8cm、約2.5号サイズの鉢。
この鉢にプロトリーフさんの洋ランの土を入れます。

軽石とバークチップ、ヤシガラが混合された植え込み資材です。
広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です!!デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に!!タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です!!
上にも書いたように、私はタンクブロメリアの栽培にこういった礫系の植え込み資材を使っています。
ここにアンドレッタエを仮置き。隙間に洋ランの土を入れます。

鉢の側面を軽く叩き、植え込み資材に隙間ができないようにします。
最後にバークチップをマルチングして植え込み終了。

このあと、アンドレッタエに水やり。
冬なので、タンク内に貯める水は控えめに。植え込み資材にはしっかり水をかけました。軽石とバークチップだったらすぐ乾くし。
タンクブロメリアの用土に水やりは不要という意見もありますが、以前ネジラミが大発生したことがあるので、用土にも水をあげることを強く勧めます(ネジラミは水が嫌い)。ネジラミ対策にはタンクの中に殺虫剤のオルトランDXを数粒入れるのも効果的です。
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
ここ数ヶ月で外葉が何枚か枯れましたが、購入時すでにシナシナになっていた葉なので、コレは仕方ない。いまんとこ生長点は傷んでいないので大事はないでしょう。
無事に夏を越えて欲しい。
それでは。
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