こんにちはこんばんは。今日はタンクブロメリアを植え替えた記事。

今年の1月に、東京都豊島区池袋のサンシャインシティで開催された世界のらん展(東京ドームシティじゃない方)で購入したタンクブロメリアの一種、ビルベルギア・アポカリプスを植え付けました。
らん展なのに蘭以外の植物を目当てに行くという…ね…。
ホントーは発根管理をして、発根を確認してから植え付けた方がよかったんですが、未発根の状態で植え付け。…まぁ…大丈夫でしょう…
ビルベルギア・アポカリプス
タンクブロメリアというのは、株中心の筒状部分(タンク)に水を貯めて生育する、ブロメリア科の植物の通称。この記事にも登場しています↓↓↓
ビルベルギア属はそのタンクブロメリアの一種。
今回植え替えるビルベルギア・アポカリプスは、国際ブロメリア協会のBCR(ブロメリア栽培品種登録簿)によるとエストレラ×ハレルヤの交配種とのこと。
両親とも赤系のタンクブロメリアで、白いスポット(斑点)が入る品種。交配親のハレルヤはビルベルギアの中でも人気の品種ですね。

私が育てているタンクブロメリアは、バンド(葉に入る横縞)や覆輪斑のものが多くて、スポットが派手に入る品種を育ててみたいなぁと思っていたんです。
アポカリプスには、「黙示録」や「災害」「世界の終わり」等、様々な意味があります。このビルベルギアがどのような意味でアポカリプスと名付けられたか分かりませんが、とりあえず
XーMENに同名のヴィランがいますね!
↑↑↑これも購入した理由のひとつ。
ビルベルギア・アポカリプスの発根管理
購入当時のビルベルギア・アポカリプス↓↓↓

日照不足、あるいは海外からの長期輸送が原因なのか、葉にはスポットがあまり浮き出ておらず。
ド緑でした。ホントにアポカリプスかと疑ったぐらい。
さらに、いわゆる抜き苗と言われる、土に植わっていない状態でした。
これは、海外から日本への輸入の際、土に付いた病害虫を持ち込まないための防疫措置。土に植えられた状態では日本の検疫を通過できません。
ビルベルギアは比較的乾燥に強い植物ですが、本体は丈夫でも、長期間乾燥にさらされた根は枯れている場合がほとんどです。
そのため発根管理をする必要があります。
やり方は簡単。
乾燥ミズゴケを水でもどし、根を包み込んで置いとくだけ。
発根には湿度が必要なので、ミズゴケが乾燥しすぎないように適度に水を与えます。ただし今は冬。濡れた状態で冷やすのはまずいので、室内で管理し、夜間の窓際に置くことは避けます。
よく日に当てた
さらにこのアポカリプスはかなりミドリンだったので日照が足りていないと思われます。
葉はまぁまぁ硬く、それなりに直射日光に耐えそうなので、よく日光に当てました。
1ヶ月後↓↓↓(2月下旬)

葉にスポットが浮き出てきました。

いいですね!ハレルヤ系の交配種らしさが出てきました。(ハレルヤも交配種だけど)
タンクブロメリアは葉の硬さによって耐光性が異なります。葉が柔らかい品種は遮光し、葉が固い品種は、それなりに日光を当てることで鮮やかな葉色になります。
ただし、あまりにも光が強すぎると葉焼けしてしまいます。逆に日射量が足らないと緑色になって徒長します。
品種(葉の硬さ)にあった日射量が大事。
葉も生き生きしてきたので発根したかな?
と思ってミズゴケを取り除いたら…

まだ発根していませんでした。(白く見えるのはミズゴケの切れ端)
うーん。1ヶ月では短かったか。発根させた実績があるので、冬だから発根しないということはないはず。
万全を期すならもう1ヶ月ほどミズゴケに植えとくべきですが、イけそうなのでこのまま植えちゃいます!(←オイオイ)
ビルベルギア・アポカリプスの植え付け
植え替える鉢の準備。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

二重メッシュ構造になった我が家最強の乾燥能力を誇る鉢。直径φ8cm。
タンクブロメリアは、主にタンク部に貯めた水を吸って生育するので、あまり根から水を吸いません。根腐れを防止するため、鉢は乾燥能力が高いものを使います。
鉢底は全面スリット(取り外し可)。

ここに軽石とバークチップ、ヤシガラが混合された洋ランの土をIN!

使った植え込み資材はプロトリーフさんの洋ランの土。
広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です!!デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に!!タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です!!
鉢底石を敷いても良かったんですが、この洋ランの土も鉢底石とたいして変わらないので、全容量をコレでやっちゃいます。
タンクの植え込み資材は水はけがよければ他のモノでもよいと思います。観葉植物用の土、多肉植物用の土、軽石単用やヤシガラetc…
ここにアポカリプスをセット。根は切りません。バランスをとって株が倒れにくくするためです。
鉢との隙間に用土を入れます。

バークチップで表面をマルチングして植え替え終了。

最後に(冬なのでタンクに水を貯めず)葉水をして、用土を湿らせて植え替え終了。
そういやネジラミ対策に、オルトランDXをタンク部に撒くの忘れてたな…
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というわけでビルベルギア・アポカリプスの植え替えでした。
発根していないのは心配っちゃあ心配ですが、室内で育てているから、冬といってもそれなりに暖かいので大丈夫でしょう。
上にも書きましたが、アポカリプスの葉は割と硬め。よく日光に当てています。それによって葉にスポットも出てきました。あ、もちろん夏は遮光をする予定です。
それでは。
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