こんにちはこんばんは。今日は観葉植物の植え替えの話です。

カラテア・フレディを植え替えました。
広告人気の観葉植物、カラテア・フレディ筆で描いたような葉の模様が特長です!
このカラテア・フレディを購入したのは、ダイソーさんの別業態、スタンダードプロダクツにて。(本家ダイソーさんでも販売されています)
新宿御苑の温室の見学後、
観葉植物が欲しくなったので、その足で買いに行きました。今年の2月中旬のことです。
(購入時は)季節的には一応まだ冬。購入したカラテアがボロボロなのは、季節的に商品の回転が悪く、店頭で傷んでしまったからです。
ダイソーさんは春~初夏にかけて、植物の入荷が活発になるので、入荷直後を狙えばもっとずっと状態のいいものが購入できると思います。
私はサボテンから植物を育て始めた人なので、何事もサボテン基準になってしまいます。カラテアはサボテンに比べればよっぽど生長が早いので、傷んだ葉はそのうち新しい葉に更新されるでしょう。古い葉の傷みなんて気にしません。
ダイソーさんの植物は、お世辞にもいい土に植えられているとは言い難いので、早く植え替えたくてウズウズしていました。でも今年は3月が寒かった。ようやっと暖かくなってきた3月下旬に植え替えました(そのあと4月頭がまた寒かったけど)!
カラテア・フレディ
カラテア・フレディ
旧名:Calathea concinna “Freddie”
現在の学名:Goeppertia concinna “Freddie”
従来カラテア属だった多くの品種はゴエペルティア属に改属されています。ただし、世間的には全然浸透していないので、この記事では従来通り、カラテアと表記します。
カラテアはクズウコン科の観葉植物。湿度と水を好む植物ですが、品種によっては乾燥にも強く(限度がありますが…さすがに多肉植物ほど乾燥には強くありません)、丈夫で育てやすいため人気があります。
また、就眠運動をするという特徴もあります。就眠運動といっても、マメ科の植物のように(センナ・メリディオナリスとか。いや、例えがマニアックすぎるか…)、葉を折りたたんだり開いたりはしません。暗くなったら葉を立て上を向き、明るくなったら葉を横に向ける程度の動きです。

↑↑↑就眠しているカラテア・フレディ。暗くなると葉を立てる。夜だけでなく、天気の悪い日も就眠する。
そのカラテアには葉形や葉模様に違いがあり、様々な品種があります。
ドチャくそレアな品種もありますが、多くはホームセンターや園芸店で入手することができます。手に取りやすいのも人気の理由。
フレディもそんなカラテアの一品種。

薄い緑の葉に筆で描いたような濃緑の模様が入るカラテア。
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フレディとよく似た品種にマコヤナがあります。

↑↑↑左がフレディ、右がマコヤナ。並べて見比べれば一目瞭然ですが、単品だと見分けづらいかも。見分け方は、葉裏が緑なのがフレディ、赤なのがマコヤナです。
カラテアには以前から興味があったのですが、きっかけをもてず栽培したことがありませんでした。
東京都の新宿御苑温室を見学した際、

温室内には様々なカラテアが。(画像はカラテア・サンデリアーナ)
こーいうのを見ると育てたくなっちゃうよね!カラテア!
Standard Productsでフレディを購入
新宿御苑からその足で、カラテアを購入。
ダイソーさんの別業態、スタンダードプロダクツさんで件のカラテア・フレディを購入しました。

↑↑↑お値段330円(税込み。購入時)。素晴らしい。入門用にはピッタリです。
カラテアに限らず、スタプロ(とダイソー)で販売されている植物の多くは品種名の記載がありません。中には品種名の怪しい雑種と思われるものもありますが、このカラテアはフレディで間違いないでしょう。
購入したのは2月。寒さに弱いカラテアには厳しい季節です。季節的に商品の回転も悪いためか、葉などがやや傷み気味。

それどころか、断水されて土はカラカラに乾き、葉は丸まりパリパリに。ただまぁ、断水し休眠させることで耐寒性を上げることができるので、冬の管理としては間違っていないとは思います。…意図したものかは分かりませんが。※画像は水をあげてちょっと葉が開いてきた状態。
ホントーに土には一滴の湿り気もない、完全に乾燥した状態でした。
逆に、こんなに乾燥しても枯れないんだと勇気をもらえました。
そんなカラテア・フレディを、なんとなく暖かくなってきた3月下旬に植え替えました。今回は早く用土の更新をしたかったので植え替えちゃいましたが、本来は低温にならない4月下旬から5月以降に植え替えた方が安心だと思います。なにせ今年は4月頭に雪が降りましたからね…(関東平野部)
カラテア・フレディの植え替え
植え替えるカラテア・フレディ↓↓↓

水を吸って、すっかり葉を広げました。
ポリポットを横にしてカラテアを取り出します。

ダイソー用土は全落とし。根鉢ができていたら崩さない方がいいかもしれませんが、そもそも保全すべき根鉢がなかったので、古い用土を全部取り除きました。(洗い流した)
根をよく見ると芋ができています↓↓↓

この芋には水分や養分が蓄えられているのだとか。…だからカラッカラでも枯れなかったのか…(超納得)。…ちなみに食べれるらしいですよ、コレ。※美味しいかどうかは別問題
次に植え替える鉢の準備。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

黒×スレートグレー、水玉模様の鉢。大きさは直径φ12cmの4号サイズ。
内側はジャイロイドメッシュ構造になった二重構造。外壁とジャイロイドメッシュの間には通気層をつくってあり、通気性バッチリな鉢です。
鉢底は立体的なつくり。

乾きづらい鉢の中心部を少しでも早く乾かすための工夫です。
元々、多肉植物用にデザインしましたが、観葉植物であっても、通気性がイイに越したことはないはず。
この鉢に鉢底石を敷きます。

この上に用土をある程度入れ、殺虫剤と肥料を撒きます。

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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
広告いろいろな植物に使える定番の肥料!ハイポネックス・マグァンプK肥料焼けしづらいのでとってもオススメ!用土に混ぜて使ってください!!
ちなみに今回撒いている殺虫剤、オルトランDXはハダニには薬効がないのでご注意を。
殺虫剤と肥料を用土と攪拌後、フレディを仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

根と用土の間に隙間ができないように、棒でつつきながら用土を入れました。
この上を赤玉土(小粒)でマルチング。

最後にたっぷりと水をあげて植え替え終了。
それにしてもだいぶ葉が傷んでるな…
カラテア・フレディの育て方
うちでの栽培環境を書いておきます。基本は通年室内管理です。
花が咲いたぞッ!!
植え替えから2ヶ月後の5月下旬↓↓↓

花が咲きました。
…うん?
なんか思ってたんと違うって?

そう。カラテアの花って、株元に咲くんです。
画像では1輪のみですが、この後次々と開花(その時の写真は無い)。そして意外と(?)いい匂いがします。
自生環境では腐葉質の土壌だろうから、枯葉の中に埋まるように咲いているんでしょうねぇ。
以上、カラテア・フレディの植え替えでした!
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それでは。
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