難物!!チランジア・ビフローラが腐ってしまった話…

こんにちはこんばんは。今日は悲しいお知らせの記事。

栽培が難しいとされ、かねてより我が家の問題となっていたチランジア・ビフローラ var.クルビフォリア。

チランジア・ビフローラ var. クルビフォリア
チランジア・ビフローラ var. クルビフォリア

↑↑↑生前のチランジア・ビフローラ。

2025年5月。
腐りました。

初めにいっときます。今回のことで何か未知の発見があったとか、戒めになるような教訓があったとか、そういうことは一切ありません。

ただただ、ビフローラを育てる環境は30℃以上にしてはいけない。というシンプルな結論を再確認しただけの記事です。

もはや人間にできることは、エアコンのスイッチをONにすることのみ…

栽培は激ムズ!チランジア・ビフローラ

チランジア・ビフローラ var. クルビフォリア
Tillandsia biflora var. curvifolia

ビフローラは珍しいタンク型のチランジア。チランジアといえば、用土が必要ないエアープランツが一般的。ビフローラはエアープランツとは異なり、株中心部分の筒状になった部分に水を貯めて生育する着生植物です。

それだけだと、そこらのタンクブロメリアと変わりません。ビフローラ独自の特徴…というか問題が、
栽培が激ムズ。ということ。

もともと山のふもとの冷涼な風が吹き込む、涼しい環境に自生するビフローラ。涼しい環境を好むといっても寒さにも弱かったりします。

  1. 寒さに弱い。耐寒性が低い。
  2. 乾燥に弱い。
  3. 耐暑性が低い。暑さに弱く30℃を超えると生長点が腐ってすっぽ抜ける。
  4. 開花させると腐る。

と、栽培をする上で問題になりそうなことをあげるとこんな感じ。

強いところが一つもない…

このままだと、ただ栽培が難しいだけのチランジアなんですが、透き通るような葉に鮮やかな赤のスポットが入る、
とても美しいチランジアです。観賞価値は高い。

そんな難物チランジア・ビフローラvar.クルビフォリアを東京都池袋で開催されたミニボタで購入、育て始めました。

上記のように、ビフローラ系は暑さに弱いので冬場に出回ることが多いらしいです。

栽培難易度が高いことを事前に知っていれば購入を見送りましたが、それを知ったのは購入後…

育て方を聞こうにも、Ecuageneraさんには日本語が通じそうにない…

イチかバチかで育て始めました。

上の記事では「はたして夏越しできるのか?」なんて書いていますが、
できなかったけどね!夏越し!
というか夏になる前に腐ったけどね!!(←夏越し以前の問題)

まさか
こんなに早く枯れた記事を書くことになるとおもってなかったけどねぇぇぇぇぇーーーー!!!

越冬はできた。

ということで、ビフローラの栽培上の問題点をひとつづつ検証します。

まず1の寒さに弱い。ですが、室内無加温(関東平野部)で特に葉傷みもなく越冬できました。

今シーズンはここ数年では珍しく、しっかりと寒さを感じる冬だったと思います。最低室温も8℃程度まで下がりましたが、長時間低温になったわけではないので大丈夫でした。

熱帯植物が普通に越冬できる気温なら問題なかったです。

2の乾燥に弱い。ですが、タンク部分に水を貯めておけば問題ありません。ただ、冬に貯水しておくのは危険。水が溜まっていることで冷えてしまう可能性があります。水を抜き、霧吹きで葉水をすることで対応しました。まぁタンクブロメリアの通常の越冬方法です。

4.開花させると腐る。ビフローラを無事開花させたという話を聞いたことがありません。ですが、これはあくまで栽培環境下での話。
まぁつぼみをあげる前に腐ってしまったので、
私には関係のない話でした。うゥ…

2025年5月20日の真夏日(関東平野部)

3.暑さに弱い。30℃を超えると生長点が腐ってすっぽ抜ける。

↑↑↑ビフローラに関してよく聞く話です。耐暑性が低い。

コレ、マジです。

異変を確認したのは6月1日。

定期的にタンクブロメリアの貯水を入れ替えているのですが、その時、異変に気付きました。

ビフローラに限らず、タンクブロメリアの生長点は貯水するタンク部分の中央にあります。

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

↑↑↑見た目は綺麗。

タンク部分に水を灌いだら、水流の勢いで生長点にある新葉が散っているんですよね。

…あれ…?

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

葉が…抜ける!!

なん…だと…?

チランジア・ビフローラ

ほあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁxーーーーーーっ!!!

腐ってるじゃァねぇかぁぁぁぁぁーーーー!!

すっぽ抜けた葉↓↓↓

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

↓↓↓中央が生長点だった・・・ものです。

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

↓↓↓ちょっとわかりづらいですが、中心部が空洞になっているのが分かりますか?

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

状況を整理します。

まず、異変に気付いた6月1日は数日間涼しい日が続いていました。つまり、ここ数日で腐ったとは考えにくい。

そこで思い出されるのは5月20日です。

この日から数日間は季節外れの暑さが続き、真夏日になっていました。(最高気温30°越え)

…ここで腐った…可能性が…高いです…
(꒪ཀ꒪*)グフッ

見た目が綺麗なままだったので気づきませんでした。(下葉がなんかやたらと枯れてるなぁとは思ったけど…)

まだ五月やで?そう心の中で思いました。

確かにちょっと暑かったけど、冷房を使う間もなく腐ってしまいました。そんなに涼しくないとアカンのか…?

確認のために鉢から抜きます。

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

根っこも茶色…

ちなみに植え付け時↓↓↓には、

チランジア・ビフローラ var. クルビフォリア
チランジア・ビフローラ var. クルビフォリア

白い元気そうな根がありました。

現在↓↓↓

チランジア・ビフローラ
チランジア・ビフローラ

枯れてる……

というわけでチランジア・ビフローラが腐ってしまいました。

ちょっと暑くなっただけでもうダメです。

また、見た目は綺麗でも突然枯れます。枯れている可能性があります!

これからチランジア・ビフローラを育てようとしている方はご注意ください!!

俺の屍を乗り越えて行け…

それでは。


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