こんにちはこんばんは。今日は観葉植物の植え替え記事。

サトイモ科の観葉植物、アロイドの一種であるアロカシア・グリーンベルベッド斑入りを植え替えました。
このアロカシア・グリーンベルベッド斑入りを購入したのは、3月下旬。埼玉県久喜市の野原園芸さんで購入しました。実はイベント以外でもたまにお世話になっている野原園芸。
グリーンベルベッド斑入りに関しては、ものすごくレアな品種というわけではなく(とはいえどこにでも売っている品種ではない)、品ぞろえの豊富なホームセンターや園芸店で入手できると思います。登録品種(詳細は後述)なだけあって、値崩れしづらくお値段は高め。他の一般的なアロカシアの倍以上の価格です。
広告アロカシア・グリーンベルベッド斑入り!ベルベッド調の深い緑の葉に白い斑が入る観葉植物です
そんなアロカシア・グリーンベルベッド斑入りを4月上旬に植え替えました。もう7月下旬ですが、当ブログではいまだに春の植え替えを記事にしています。暑くなるとネタが減るからね!
育てたかったアロカシア
当ブログではサボテンの登場が多めです。それは私がサボテンが好きだという単純な理由から。
サボテンも好きなんですが…他の植物にも興味がありまして…
そんな状態で伺ったのが、新宿御苑の温室。

ここにはいろいろな(主に熱帯地域の)植物が栽培、展示されています。
そんな温室ではアロイドが豊富に展示↓↓↓

こーいうの見ると育てたくなっちゃうよね。アロカシア。アグラオネマとディフェンバキア(両方ともアロイド)も一緒に写ってるけど。
中央に写っているデカい葉がアロカシア・グリーンベルベッド。
↓↓↓こっちは群生グリーンベルベッド♨

グリーンベルベッドが育てたい…。
育てやすそうだし…※後にアロカシアは気難しいということを実感する。
そんな中見つけたのがアロカシア・グリーンベルベッド斑入り。

やっぱ育てるなら斑入りだよな。ということで購入。実は我が家で最高額の植物。※低予算園芸のため
アロカシア・グリーンベルベッド斑入り
アロカシア・グリーンベルベッド斑入り
Alocasia micholitziana “Green Velvet” f. variegata
※この記事ではグリーンベルベッドをAlocasia micholitziana(アロカシア・ミコリッチアナ)としていますが、新宿御苑にはAlocasia cadieri(アロカシア・カディエリ)と記載されていました。どっちが正しいんでしょうね…
POWO(Plants of the World Online)には両方あるし…
グリーンベルベッドは、ベルベッド調の矢じり型の葉がとても美しいアロカシア。今回の購入品は、深い緑色の葉に白い斑が入る個体。

アロカシア属はサトイモ科の観葉植物。いわゆるアロイドの一種です。高温多湿を好み、直射日光が苦手で明るい日陰を好む植物です。
このアロカシア・グリーンベルベッド斑入り、グリーンバタフライという名前で農林水産省に品種登録出願がされています。→農林水産省:品種登録制度について

出願は2019年で、現在は審査中という状態でしょうか?
出願中ということで、育成者権は仮保護という状態ですが、勝手に増殖してメルカリ等で販売すると、育成者権侵害による賠償請求の対象になるので注意しましょう。
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そんなアロカシア・グリーンベルベッド斑入りを4月初めに植え替えました。
グリーンベルベッド斑入りの植え替え!
まずはアロカシア・グリーンベルベッド斑入りをポリポットから取り出します。

根鉢を全部崩さない方が良さそうなので、表面と側面、底面の土を軽く崩します。

こんな感じ。芋は…まだできてないみたいですね…。
次に植え替える鉢の準備。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。(いつもの流れ)

直径12cm、4号サイズの鉢。黒×白の星柄。内側がジャイロイドメッシュになっている二重構造の鉢。通気性は抜群!
…今思うと、もう一回り小さい鉢でもよかったかな……まぁ、観葉植物の場合、ちょっと鉢が大きいぐらいの方がいいんですが……場所をとるんだよね…
この鉢に鉢底石を敷きます。

この上に用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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殺虫剤と肥料を用土と攪拌後、グリーンベルベッド斑入りを仮置き。位置と高さを調整しながら、残りの用土を入れていきます。

この上を赤玉土小粒でマルチングして植え替え終わり。

アロカシアは…というか、アロイドは乾燥に弱いので、この後たっぷりと水をあげます。
植え替えから数週間後、根張りが良くなったことを確認してから、液肥や置き肥などの肥料を与えます。
アロカシア・グリーンベルベッド斑入りを育てて思うこと
アロカシアは基本的に暑さには強いので、夏越しは問題ないでしょう。低温、低湿度に弱いので、問題があるのは冬越し。たぶん数ヶ月後が栽培の山場です。
その他、アロカシア・グリーンベルベッド斑入りを育てていて思うことを書いときます。
常湿で栽培
うちでは水槽やケースなどの過湿設備がありません。なので常湿で栽培。保湿のために葉水は毎日しています。春~夏は今のところ問題ありません。問題はやっぱ冬だよな…
環境の変化に敏感
置き場所や用土など、環境が変わると一時的に葉を落としたり、生長を止めたりします。これはグリーンベルベッドに限らずアロカシア全般にいえます。ただ、そこまで弱い植物ではないようなので、環境に順化するとまた新葉を展開しだします。
同じアロイドでも、非常に強靭なモンステラやアグラオネマなどとはだいぶ違って、アロカシアは繊細な印象です。
向日性がすごい
これもアロカシア全般。日陰が好みの植物のはずですが、もうとにかく光の方を向きたがります。偏った生長をさせないために、マメに鉢回しをしてあげると良きです。
まぁまぁ徒長する
日陰を好む=耐陰性がある。ではありません。それなりに光に当てないと徒長します。日陰に耐えてくれるアグラオネマなどに比べると、やや光が必要な印象です。
斑の部分がとにかく弱い
白い斑が入るアロイドにいえます。グリーンベルベッド斑入りの場合、真っ白の部分がとにかく弱い。葉緑素がある緑の部分に比べて、白い斑の部分は葉厚も薄い。物理的に弱いのがみてとれます。そのため、斑の部分だけ焼けます。
ハーフムーン(縦半分が斑)の葉↓↓↓

見事に半分だけ焼けてます。元々、斑入りが少ない個体を選びましたが、成長過程で斑が多い葉を展開します。これはもうどうしようもない。気になるようだったら斑入り個体は避けるのが無難。
意外と生長が遅い
生長がどちゃクソ遅いサボテンを育てていると、他の植物に幻想を抱きがち。アロカシアに対しても、モリモリ葉っぱを出すもんだと思っていました。実際は1ヶ月に1枚程度の葉を展開すればいいほう。(私の想像より)生長が遅いです。
すっげぇ肥料食い
これもサボテンとの比較。全くと言っていいほど肥料が必要ないサボテンと比べ、アロカシアは(というかアロイドは)肥料が必要です。肥料切れで葉色が悪くなるので注意が必要です。
迷ったら水をあげる
根腐れする場合があるので、水のあげすぎもまずいのですが、乾燥に弱いので常時用土を適度に湿らせておく必要があります。表土がほんのり乾いたら水をあげるのが理想です。水切れが致命傷になりかねないので、(過湿には強いので)迷ったら水をあげるのを推奨。サボテンとは対照的。(サボテンは乾燥に強く過湿に弱いので、乾燥具合に迷ったら水をあげない方が無難)
ということでアロカシア・グリーンベルベッド斑入りの植え替えでした。
植え替え後、古い葉は次々と落ち、今はすっかり新しい葉に更新されました。(少し徒長気味)
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それでは。
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