難しい!?アロカシア・アズラニーの栽培記録っ!!

こんにちはこんばんは。今日はサトイモ科の観葉植物、いわゆるアロイドの栽培記録&植え替え記事。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

取り上げる植物はアロカシア・アズラニー。

2025年5月の入手以来、順調に生長…ということは1ミリもなく、紆余曲折いろいろあって今に至ります。

高温、低温、低湿度、おまけに環境変化のストレスにも弱く、気難しいと言われるアロカシアを地でいく品種。そんな栽培難度高めのアズラニーの生長記録(?)と植え替え記事です。

アロカシア・アズラニー

アロカシア・アズラニー
学名:Alocasia azlanii

アロカシア・アズラニーの葉は切れ込みが無い楕円形。葉脈は赤く、葉身は黒紫~赤紫の金属光沢をもつ美しいアロカシアです。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

他のアロカシア、例えば大型になるオドラやロンギロバ系の品種に比べればずっとコンパクト。小~中型のアロカシアです。

似ていると言われるアロカシア・クプレアに比べると、金属光沢をもつのは同様ですが、葉の表面はアズラニーのほうが平滑。また、クプレアの葉の方が丸みを帯びています。

現在はボルネオ島のブルネイ(三重県と同じくらいの大きさの国)からしか発見報告がない、限られた熱帯雨林に生育するアロカシア。

2016年に新種として記載された比較的新しい品種です。当初は希少でしたが、今では組織培養などで増やされた苗が園芸店などに流通しています。

とはいっても、他のアロカシア、例えばオドラやアマゾニカなどに比べれば流通量は少な目。組織培養株(TC株)は小苗の場合が多く、ストレスなどにも弱いことから栽培難易度は高い印象です(詳細後述)。

そんなアロカシア・アズラニーを2025年5月に入手。

入手後にいろいろあったんですよ。聞いてくださいよぉぉぉぉ

夢の島公園の植物交換会で入手

このアロカシア・アズラニーを入手したのは、2025年5月に東京都江東区夢の島公園で開催された植物交換会にて。

この交換会は文字通り、ユーザー同士で植物を持ち込み交換する会。この時はアガベやハオルチアを持ち込んで、アロイドを持ち帰ってきました。

色々な植物が交換に出されています。5月と10月の年に2回の開催。オススメのイベントです。

交換会当時のアロカシア・アズラニー↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

鉢の大きさは5号程度。今思うとアズラニーとしては大きい。立派な株です。

表土に藍藻が生えていたので、用土が古いのかと思い、3Dプリンターで自作した鉢にすぐに植え替え↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

これが良くなかった。(結果論)

用土もそれほど劣化していなかった。植え替えせずにもうちょっとの期間を順化に充てればよかった。

この時の植え替えで子芋を4つ収穫。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

アロカシアは、子芋自体はそれほど大きくありません。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

そのうちのひとつはすでに発根発芽。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

その芋たちをプレステラ90に植え付け。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

2鉢に2個ずつ植え付けています。

この子芋たちが、
後々の我が家のアズラニーを救うことをこの時はまだ知らず。

2025年7月のアズラニー

2025年6月。プレステラに植え付けた子芋は順調に発芽↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

一方、親株の方はというと…

2025年7月下旬の親株↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

植え替え直後から次々と落葉。ついに葉が一枚も無くなりました。

うちの環境への順化に失敗した…?アズラニーって環境変化のストレスに弱いのでは…っ?

子芋の方は2株から新葉が展開↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

子芋の方は親株とは違い、すこぶる順調です。※この後さらに1株が発芽したので計3株が発芽。

ちょうど季節は夏真っ盛り。暑さのせいなのか明らかに親株の調子が悪い。

でも、この前植え替えたばっかだし、もうどうすることもできないのでこのまま見守ります。

(植物交換会の記事以来、アズラニーが当ブログ初登場なのはこんな状態だったからです)

2026年4月。ついに…っ!!

そして年を越し冬を越し、時間は流れて2026年4月下旬の親株↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

全滅。

芋の部分がスカスカになったり、ブヨブヨになったりと、一つ消え、二つ消え、ついに全滅。結局一枚たりとも葉が展開することはなかったです。

暑さだけでなく寒さにも弱かった。

越冬失敗。

しかしこんな状況でも私が悲観的でないのは、

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

子芋たちが順調に生育したからです。
(ちなみにもう一鉢の方は2025年10月の夢の島公園植物交換会に出しました)

アズラニーの栽培環境

親株をよそに、順調に育ってくれたアズラニーの子芋たちを、うちではこんな環境で育てました。(まぁ親株も全く同じ環境で育てたんだが)↓↓↓

  • 置き場所
    通年室内栽培です。
  • 日照
    直射日光が苦手です。強い光で葉焼けしてしまうため、直射日光が当たらない日陰に置き、植物育成ライトで補光しています。うちでは植物育成ライトを使っていますが、レースカーテン越しの日光や、拡散光などの明るい環境で育てるのが理想です。
  • 温度
    真夏の最高室温は38℃程度。
    寒さにはかなり弱いです。冬はなにもしないと7℃程度まで下がるのでヒーターで加温し、なんとか10℃以上をキープしました。でも親株は枯れちゃったからなー。15℃以上あると安心です。
  • 湿度
    高湿度が好きな植物ですが、うちでは常湿栽培。湿度は60~80%程度です。葉水は毎日行っています。
  • 潅水
    表土の赤玉土がほんのり乾いてから潅水をしています。赤玉土の一部が白っぽくなったら水やり。乾燥させすぎず、適度な湿り気を維持しています。
  • 通風
    サーキュレータを使用。室内の空気を動かしています。
  • 肥料
    元肥の他、観葉植物用の置き肥を施肥。

親株は残念なことになってしまいましたが、その子芋から育てた子株たちはうちの栽培環境に順応しています。特に冬は過酷だったはずですが、落葉せずに越冬することができました。

アロカシア・アズラニーの植え替え!

2026年4月下旬のアロカシア・アズラニー(の子芋たち)↓↓↓

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

小さいプレステラの鉢に2株が植えられています。さすがにこれでは狭すぎるので植え替えます。

プレステラを横にしてアズラニーたちを取り出します。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

根はこんな感じ。しっかりしています。

次に植え替える鉢の準備。

いつものように3Dプリンターで自作した鉢を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

直径φ10cm、内側がジャイロイドメッシュになった二重構造の鉢。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度の用土を入れたら、殺虫剤と緩効性肥料を撒きます。

殺虫剤と緩効性肥料を撒く
殺虫剤と緩効性肥料を撒く

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殺虫剤と緩効性肥料を用土と攪拌したら、アズラニーを仮置き。位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

根と土の間に隙間ができないように、振動を与えながら用土を入れました。

この上を赤玉土でマルチング。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

最後にたっぷりと水をあげて植え替え終了です。

もう一株の方はプレステラに植え付け。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

こちらは2026年5月に開催された夢の島公園植物交換会にもっていきました。

そして、植え替え中に見つけた子芋たち。

アロカシア・アズラニー
アロカシア・アズラニー

こちらも土に植え付け。

頼むぞ!もうお前たちしかいないんだからな!しっかり生長してくれよ!

それでは。


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