こんにちはこんばんは。今日は久々のタンクブロメリアの栽培記録&植え替え記事。私はサボテンやアロイドだけじゃなくて、タンクブロメリアも育てているんです。
本題に入る前に、タンクブロメリアの説明を少々。
ブロメリアは、パイナップルの仲間であるブロメリア科の観葉植物の総称です。そのブロメリアの中でも中心部が筒状になり、そこに水を貯めて生育するブロメリアをタンクブロメリアと言います。
↓↓↓中心部がタンク状になっています。

取り上げるタンクブロメリアはホヘンベルギア・レオポルドホルスティー’ブラックフォーム’
このレオポルドホルスティー、購入時と最初の植え替え記事以来、まったく当ブログに登場していません。それでもひっそりと2024年9月から1年8ヶ月間(撮影時)育てています。
購入以降、順調に育っていればよかったのですが、実は親株(購入株)が枯れまして…
その親株から仔吹きしていた子株を植え替えた記事です。
ホヘンベルギア・レオポルドホルスティー’ブラックフォーム’
ホヘンベルギア・レオポルドホルスティー’ブラックフォーム’
学名:Hohenbergia leopoldo-horstii
’Green Form’や’Black Form’などの流通名が付けられている場合もある。
ホヘンベルギア・レオポルドホルスティーはブラジルのバイーア州原産の地性タンクブロメリア。
着生種であるビルベルギア属やエクメア属とは異なり、このホヘンベルギアは乾燥した地域に自生する地上生です。
硬い葉が多いホヘンベルギア属の中でもレオポルドホルスティーはさらに葉が硬い品種。強い日射が差す岩場の環境に適応したためだと考えられています。葉が硬いから鋸歯が痛い(汗)
ロゼット状に葉を展開し、ツボ型の草姿になります。他種と比べると葉は短いためベロンとめくれ上がることもありません。
ホヘンベルギアの中では中~大型の品種。直径30~70cm、草丈は30~50cm…になるらしい。家庭園芸としては充分大型だね!置き場所に困っちゃうな!!

私が育てているレオポルドホルスティーは’ブラックフォーム’と流通上の名前が付いた個体。直径10cmほどの小苗です。
ブラックフォームという流通名の通り、ほかのレオポルドホルスティーよりも葉が黒いのが特長。
やはり黒い葉の植物はカッコいんですよ!
栽培環境
うちではレオポルドホルスティーをこんな環境で育ててます↓↓↓
タンクに水を貯めている以外はサボテンと同じ管理をしています。ただし、乾燥地帯の植物とはいえ、サボテンほど強光と乾燥に強いわけではなさそうなので、強刺系サボテンの2列後ろに置き、直射日光が当たる時間を少なくしています。
栽培記録
購入当時のレオポルドホルスティー’ブラックフォーム’(親株)↓↓

2024年9月に開催されたオキボタでPanusさんから購入。→購入時の記事
実はこのレオポルドホルスティー、形が崩れているということで安かったんです。

外葉の大きなロゼット、内葉の小さなロゼットの二重ロゼットになってしまっています。
これは生長点がなんらかの理由で損傷した典型的な症状らしい。生長点障害が起こった結果、ロゼットの中心から新しいロゼットを形成した状態(チャッピー情報)だそう。
のちのちこれが大きな問題となることをまだ私は知らず…
そして購入後、わりとすぐに3Dプリンターで自作した鉢へ植え替え→植え替え時の記事

あまりに大きくなられても困るので軽石単用で植え付け。
そして植え替えから1ヶ月後…

子株が2つできました。
ところが親株はまったく生長せず。変だな?とは思っていたのですが…
そして植え替えから1年8ヶ月後の2026年4月↓↓↓

子株はスクスク生長。
一方親株は
なぜか枯れました。

どっからどーみても枯れてる。
購入時から1枚も新葉を展開することなく枯れました。
まぁ枯れてしまったものはしょうがない。
ここで問題にしたいのは、栽培環境が悪かったのか?ということ。でも子株の状態をみるとそれはなさそう。じゃあ他に枯れてしまった原因として考えられるのは、
- 開花後の自然枯死
タンクブロメリアは一生に一度しか開花しません。開花後は仔吹きをして親株は枯れてしまいます。 - 何らかの生長点障害
成長点が傷み仔吹きモードへ移行した。
のふたつ。1.開花後の自然枯死については、もちろん私は開花を確認していません。それに、この株は開花するにしては小さすぎます。レオポが大型のホヘンベルギアであることを考えても、開花後の自然枯死は不自然。
ということで有力なのは2.何らかの成長点障害です。
上にも書いたように二重ロゼットになっていることから、過去に生長点に異常があったことが伺えます。それに…
↓↓↓すごく元気な子株その1

↓↓↓すごく元気な子株その2

親株が小さいのに
子株の勢いが良すぎます。
このことから生長点になんらかの異常があり、親株の生育よりも世代交代に移行した…と考えるのが自然です。
ということで親株は枯れてしまったので、子株を株分けし植え替えることにします。
レオポルドホルスティーの株分け!
レオポを植えている自作の鉢は、鉢底がまるっと取り外せます。なので、鉢底を下から押し出しレオポを鉢から抜きます。

根に付いている軽石を落とし、子株を株分け。

親株がしっかり枯れている状態(?)だったので、ハサミなどは使わず、パキッと簡単に子株を取り外すことができました。
もー充分に発根している気がしますが、念のため養生も兼ねてミズゴケで発根管理開始↓↓↓

レオポルドホルスティーの植え替え!
そして発根管理から3週間後のレオポがこちら↓↓↓

ちょっとだけ葉が伸びました。
(もともと根はありましたが)
ミズゴケを取り除いて発根状態を確認します。


白い新根が伸びています。
これなら大丈夫そう。
ということで植え付け。
レオポ(子株)を植え付けるのは、以前レオポ(親株)を植えていた鉢。

洗浄し乾燥させて再利用します。直径φ9cm、側面が二重メッシュになった通気性抜群の鉢です。
この鉢に鉢底石を敷きます。

この上に用土をある程度入れたら殺虫剤を撒きます。

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前回は軽石のみで植え付けましたが、今回はサボテン多肉植物用の培養土を使いました。
また、肥料を与えると徒長する可能性があるため、施肥を行っていません。撒いたのはネジラミやカイガラムシに効果のある殺虫剤オルトランDXのみ。
殺虫剤を用土と攪拌したら、レオポを仮置き。位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

この上を富士砂でマルチング。

最後にタンク部分に水を注ぎ、用土にも潅水して植え替え終了です。
うちでの用土の仕様や、やってることはサボテンと変わりません。管理もサボテンと同じだしね。
さて、もう一株の子株の方は、

そのままミズゴケ植え。そして、5月中旬に東京都江東区夢の島公園で開催された植物交換会にもっていきました。
こちらは無事に貰い手が見つかっていました。
ということでホヘンベルギア・レオポルドホルスティー’ブラックフォーム’の栽培記録&植え替え記事でした。
それでは。
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