ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’を植え替えたっ!

こんにちはこんばんは。かなりマイナーなアロイドを植え替えました。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

植え替えたのはロドスパサ属の未記載種(または未同定種)、’ピンクラメ’という名前で流通しているアロイドです。

この’ピンクラメ’を購入したのは、2026年5月に東京都練馬区で開催された植物と酒vol.4にて。

個人の趣味家であるベタの助さんから購入しました。

恥ずかしながら私はこの時にロドスパサ属のことを知りました。

ロドスパサ属は、ホームセンターや園芸店では絶対に売っていない流通の限られた超マイナー属。例えばこのサトイモ科熱帯植物図鑑にも掲載されていません↓↓↓そんぐらいのマイナー属。

これまで’ピンクラメ’を含め、多くのロドスパサが既知の種として愛好家の間では流通していましたが、学術的には未分類という扱いでした。ここ数年で新種記載や再分類が進み、現在のPOWOでは137種が受理種として登録されるなど、何気に大きな属だったりします。

そんなロドスパサ属の sp.(未記載種) ’ピンクラメ’を2026年7月に自作の鉢&モスポールに植え替えた記事です。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
Rhodospatha sp. ‘Pink Lame’

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

’ピンクラメ’は金属光沢を持つ黒(青みがかった濃緑)の葉身にピンクのラメが入る葉が特長のロドスパサです。新葉と葉裏は赤い。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

ベタの助さんが超乾燥環境で育てていたのでラメの入り方は控えめ。綺麗なピンクラメにするにはそれなりの湿度がいるっぽい。

さて、この’ピンクラメ’、購入時に「tanakay便」と書いてありました。草界隈では、○○便というのはコレクターやプランツハンターが現地(自生地など)から日本に持ち込んだ植物のこと指します。ホームセンターや園芸店はおろか、園芸イベントでも見かけない珍しい植物が多く、新種や未分類種の場合が多い。今回の場合はtanakayさんが日本に導入した植物ということ。

調べてみると、現在日本で流通しているロドスパサ sp. ’ピンクラメ’は、2017年にtanakayさんがエクアドルから持ち込んだものを国内で増殖したもののようです。特徴が一致するので私の’ピンクラメ’もたぶんその一つでしょう。

だからこう書くともっと情報が多いかな↓↓↓
Rhodospatha sp. ‘Pink Lame’ (Ecuador, 2017 Tanakay便)

先ほどロドスパサ属は近年の分類整理で新種記載される種が増えたと書きましたが、それでも’ピンクラメ’は未記載種(あるいは未同定種)っぽいです。つまり未だに小種名不明。

’ピンクラメ’は登攀性…!?

↓↓↓購入時のロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

植物と酒 vol.4 購入品:ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
植物と酒 vol.4 購入品:ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

購入したのは2026年5月。ロドスパサ属の存在をこの時知ったので、当然育て方なんて知りません。(空中湿度が必要なのは経験則からわかる)

だからチャッピーに育て方を聞いたんです。

そしたら
登攀性だと教えてくれました。

登攀性というのは、アロイドの場合は半蔓性の種によく見られる生態で、気根を出しながら樹木などに活着し登っていく習性のこと。

チャッピーはよく嘘をつくし、かなり適当な答えを返してくる時があります(それなりにちゃんとしたプロンプトのつもりですよ?)。だから全面的に信用はしていないのですが、今回の場合は栽培情報などを基にしているのでそれなりに高い確度のはず。まぁロドスパサの栽培情報自体が少ないのですが…

でもね、コレ↑↑↑ロゼット型に葉を展開しているし、
登攀性には見えません。

疑問を感じつつ、2ヶ月育てた2026年7月のロドスパサ’ピンクラメ’↓↓↓

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

……!!

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

フィロデンドロンやシンゴニウムのような
気根が生えてきてるじゃん…っ!!

ごめんなチャッピー。やっぱ登攀性だったみたいだわ。疑ってごめん。

ということでこのロドスパサ’ピンクラメ’を植え替えます。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’の植え替え

ピンクラメを横にして鉢から抜きます。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

根に付いているミズゴケを取ります。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

思ったより根は少な目。フィロデンドロンみたいに爆発的に根が増えるわけじゃなさそう。

次に植え替えるために3Dプリンターで自作した鉢&モスポールの準備。登攀する習性を活かすために今回はモスポールも使います。

3Dプリンターで自作した鉢とモスポール
3Dプリンターで自作した鉢とモスポール

鉢(上下逆)は内側がジャイロイドメッシュになった二重構造の鉢。モスポールは鉢底と直結式です。

3Dプリンターで自作したモスポール
3Dプリンターで自作したモスポール

モスポールはハメ込み式のジョイントで将来的に伸長可能です。

このモスポールに湿度でもどしたミズゴケを充填。

モスポールにミズゴケを充填
モスポールにミズゴケを充填

ミズゴケの厚みは1cm。

モスポールにミズゴケを充填
モスポールにミズゴケを充填

これならモスポール内が過湿にならず、かつ使うミズゴケの量を節約することができます。ミズゴケが薄いことで生育にどう影響が出るかは観察中。

鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度の用土を入れたら、殺虫剤と緩効性肥料を撒きます。

殺虫剤と緩効性肥料を撒く
殺虫剤と緩効性肥料を撒く

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殺虫剤と緩効性肥料を用土と攪拌したら、ピンクラメを仮置き。位置と高さを調整しつつ、モスポールに仮固定して残りの用土を入れます。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

このピンクラメは、フィロデンドロンなどと違っていまいち背面がどっちか分かりずらい(ロゼット型に葉を展開しているため)のですが、気根が生えている方を背面としてモスポールに仮固定しました。

この用土の上を赤玉土でマルチング。

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

最後にたっぷりと水をあげて植え替え終了です。

ピンクラメの栽培環境

そのピンクラメをうちではこんな環境で育てています↓↓↓

  • 置き場所
    通年室内栽培です。直射日光の当たらない日陰に置いています。
  • 日照
    直射日光が苦手です。そのため日陰に置いているので植物育成ライトで補光しています。うちでは植物育成ライトを使っていますが、レースカーテン越しの日光や、拡散光などの明るい環境で育てるのが理想です。
  • 温度
    真夏の最高室温は38℃程度。暑さには問題なさそう。
    熱帯植物なので寒さには弱いです。うちの冬はなにもしないと7℃程度まで下がる環境なので、ヒーターで加温し10℃程度をキープしています。でも最低室温は15℃以上あると安心かも。
    ※ただし、このロドスパサはまだうちでの冬を経験していません。
  • 湿度
    高湿度が好きな植物ですが、うちでは常湿栽培。湿度は60~80%程度です。葉水は毎日与えています。でも観葉植物を密集して置いているので局所的な湿度は高いかも。
  • 潅水
    表土の赤玉土がほんのり乾いてから潅水をしています。ビショビショにせず、適度に湿り気がある状態をキープするように心がけました。
    また、モスポールには半乾きの状態で水をそそぎ、常に適度に湿らせています。
  • 通風
    サーキュレーターを使用。室内の空気を動かしています。
  • 肥料
    植え替え時に用土に混ぜた緩効性肥料のほか、観葉植物用の置き肥を施肥予定。

他のアロイドのコピペです(笑)特に他種の育て方と異なることはないかなぁ。今のとこ。

植え替えから1ヶ月後のピンクラメ

そんな育て方で植え替えから約1ヶ月経ったピンクラメがこちら↓↓↓

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

登攀を初めて新葉が出てきました!

ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’
ロドスパサ sp. ’ピンクラメ’

葉身がほんのりピンクなっているのがわかるでしょうか。このピンクのラメ、どーも構造色っぽいので撮影が難しい(汗)

あまり栽培情報がないので元気に育って欲しい!でもマイナーすぎてブログのPV数には寄与しないんだよなぁ。

それでは。


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