こんにちはこんばんは。今日もアロイドの植え替え記事。

植え替えたアロイドはモンステラ・オブリクア’ペルー’。
このオブリクア’ペルー’を購入したのは2025年9月に東京都豊島区のサンシャインシティで開催されたオキボタMAX with ハチクラサイにて。
海外からの出店者であるT.H.Plantsさんから購入しました。
なんなら購入から1年経っています。…実はですね、購入からちょっと経った2025年10月に1度目の植え替えを行っています。…ブログ記事にしていたと思ったらしていなかった…。
詳しくは後述しますが、その時の登り棒の仕様がよくなくてオブリクアの調子が上がらず。調子を崩し始めたオブリクアを2026年7月に再植え替えした記事です。というか失敗談です。
モンステラ・オブリクア’ペルー’
モンステラ・オブリクア’ペルー’
Monstera obliqua ‘Peru’
’ペルー’は地域亜種や変種ではなく園芸種名でもない、流通上の産地を示す名称。オブリクアは分布地域が広く、個体差が大きい種なので原産地名が付く場合が多い。
葉に穿孔や切れ込みが入るモンステラ属の中でも、属内最大の穿孔が生じるのがオブリクアと言われています。

葉脈と葉縁のまわりにしか葉身が残っておらず、その葉はほとんど穴(?)といってよいほど特徴的な見た目をしています。
オブリクアは中南米の広い地域に分布。熱帯雨林に自生する半着生種です。林床のみならず苔むした樹幹にも活着し、気根を伸ばしながら樹木を登攀する習性があります。
分布地域が広いゆえに地域差、個体差が大きくさまざまなタイプのオブリクアが流通しています。今回取り上げるオブリクア’ペルー’はその名の通りペルー原産。ペルーのアマゾン川流域に分布しています。
現在流通しているオブリクアの中でもこの’ペルー’が最も有名です。近年のアロイドバブル時にSNSから火が付き、2020年頃にはものすごく高価だった(らしい)品種です。
当時は似ているモンステラ・アダンソニー(いわゆるマドカズラ)が誤同定され、オブリクアとして流通するなど混乱も起きていたようです。
現在は増殖が進み、流通量が増えたことで価格も落ち着きました。数千円で購入することができます。
↓↓↓’ペルー’は以前ポストしたオブリクア’タワヨーリバー’とはまた違ったタイプです(←というかこっちの方が珍しい)。
そんなオブリクア’ペルー’を実は2025年10月に植え替えていたんです…
2025年9月購入時
2025年9月の購入時のオブリクア’ペルー’↓↓↓

輸入品だったオブリクア。本来ならば輸入のダメージを抜きつつ、ゆっくり我が家の環境に順化させたいところ。
ですがオブリクアは特に強い登攀性を示します。普通の鉢でも育てられるデリシオーサとは異なり、登攀させないとランナー(匍匐茎)ばかりだし、まともに葉を展開しません。だから早々に植え替え、登り棒に誘引してやる必要があります。
2025年10月
というわけで購入から3週間ほど養生した10月上旬のオブリクア↓↓↓

水を吸ってなんとなくしゃっきりしてきたので植え替えます。
↓↓↓んで植え替える鉢と登り棒はこれ。

いつもの3Dプリンターで自作した鉢と登り棒。
使った用土や殺虫剤、緩効性肥料もいつもと同じ。
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広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
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まぁこの辺は通常通り。

一般的なアロイドの登り棒と違うのは、ミズゴケではなく
大粒のヤシガラチップを使ったこと。
ミズゴケをケチりました。だって高いじゃん。ミズゴケって。でもこれがよくなかった…
育て方としては他のアロイドと変わりません(詳細後述)。適度に湿り気と湿度を維持し、登り棒のヤシガラチップには毎日注水をしていました。
2026年7月
そして10ヶ月後の2026年7月↓↓↓

登り棒に全く活着せず。
それどころか切っても切ってもランナーが伸びてきます。

当然、新葉も全く展開しません。古い葉が次々と枯れてどんどん葉数が減ってしまいました。
オブリクアは登攀しないと新葉を展開しないと上に書きました。
どうやらヤシガラチップ登り棒を登攀対象として認識せず、新たな登攀対象を探すためにランナーばかりを伸ばしているようです。
原因はヤシガラチップ登り棒の湿気不足でしょう。一応毎日注水していましたがすぐに乾いてしまいます。
オブリクアとヤシガラチップの登り棒は相性が良くない
当時の私は無知ゆえに、登攀性ならばどんな登り棒にも活着し、登攀するだろうと思っていました。
ところが調べてみると適切な活着面の環境は品種によって様々。デリシオーサのようにあまり環境を選ばず、乾燥した面を登れる種類もあれば、野生環境では苔むした樹幹しか登らない種類もあります。
以下、ヤシガラチップ登り棒と各アロイドの相性を書きます。(あくまで私が育てている範囲で)
結論としてはヤシガラチップ登り棒は品種を選びます。ミズゴケを使ったモスポールの方がなんにでも使えます。天邪鬼でなければモスポールを使いましょう。
オブリクアの登り棒をモスポールに換装する
というわけで(完全に私の過失ですが)オブリクアが危機的な状態になってしまいました。
このままでは枯れてしまう可能性があるので登り棒を換装します。
具体的にはヤシガラチップの登り棒からミズゴケを使ったモスポールに変更します。
3Dプリンターで自作した鉢&モスポール↓↓↓

最近の記事でも使用しているモスポールです。
ミズゴケを充填するとこんな感じ↓↓↓

モスポールは活着しやすいように平らな面をつくるため半円形。

ミズゴケの厚みは1cmです。
苔むした樹幹を疑似再現しています。これならオブリクアの生態にも合うはずなので活着するはず。
ここにオブリクアを移植。

モスポールに仮固定して換装終了。

オブリクアの栽培環境
そのオブリクアをうちではこんな環境で育てています↓↓↓
もっとも重要なのは登り棒などに登攀させる必要があるということ。
これをしないとランナーばかり出して、いつまでたっても新葉を出しません。それ以外は他のアロイドと同様の育て方です。
2026年8月
そしてモスポールへ換装後、1ヶ月経過したオブリクアがこちら↓↓↓

葉数はさらに減りましたが…


新芽らしきものがあちこちから。
このまま復活してくれると嬉しいけど、どうかなー。
それでは。
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