話題の雑誌!BRUTUS珍奇植物を読んだぞッ!!

こんにちはこんばんは。今日はもすレコ初の試み、雑誌の紹介です。

BRUTUS 珍奇植物 BIZARRE PLANTS HANDBOOK 5
BRUTUS 珍奇植物 BIZARRE PLANTS HANDBOOK 5

紹介する雑誌は、
BRUTUS 珍奇植物 BIZARRE PLANTS HANDBOOK 5。

これね、面白かったです。

BRUTUSさんの6年ぶりの植物特集号。

このブログは開設して2年ちょっと(2023年2月開設)。6年前というと、ブログどころか、私的には植物に興味をもっていなかった頃です。

なので、初めて読む珍奇植物特集号。そもそもブルータスさんもほとんど読んだことありませんから!見事に雑誌の売り上げに貢献したなぁ。うん。(たかが一冊)

XなどのSNSで話題のこの雑誌。

でもXでは文字数制限が厳しいし、”映え”なきゃいけないインスタでは、あまり話題になっていないように思います(少なくとも私のタイムラインには流れてこない)。なのであまり内容には触れられていない…。

ということで、ブログ記事にしようと思った次第。

平たくいうと、読書感想文です。

(しかしXっていうクソだせぇSNS名は何とかなんないのかなぁ。文字にしたときに視認性が悪いから、少なくともブランディング的には失敗してると思うんだよね)

それと、記事中の紙面写真は上↑↑↑の一枚だけです。頑張って文字で説明します。読書感想文だからね!(著作権もあるし)

広告雑誌ブルータスさんの珍奇植物特集号!とてもとてもディープな植物達が取り上げられている充実の内容今まで知らなかった植物を知るきっかけにオススメ!!

雑誌について思うこと

私は10年程前までは、ファッション誌とかモノ雑誌とかよく買ってたんです。

今回、ブルータス購入時に思ったことは、
薄ッ!!高ッ!!!ということ。

そう、雑誌に対する認識が、10年前からアップデートされていない私は、ブルータスさんの
あまりの薄さと高価格なことに衝撃を受けました。雑誌なのに880円だぜッ!?

少なくとも10年程前はもっと雑誌自体が厚くて(ページ数があって)、価格も安かった。

いや、15年ぐらい前かな?10年前だと、最新号が発行されるたびに薄くなって価格が高くなっていた過渡期だった気もします。

これはブルータスさんに限ったことではなくて、当時私が購入していたファッション誌も同様です。久々に見たら、もうペラペラ。斜陽産業といわれる雑誌業界で、生き残っていること自体がすごいことなのかもしれませんが…。

雑誌の製作費は、出稿される広告費で賄われていると言われています。(広告モリモリというか、ほぼ広告のリ〇ルートさんの雑誌って安いでしょ?アレの出稿ってメチャメチャクッソ高いんだぜ)

あらためて今回のブルータス珍奇植物特集号を見てみると…
広告が少くねぇ。

10年前の雑誌を知っている人間としては、広告が無いも同然です。

…この、広告の少なさが雑誌の薄さに反映され、価格転嫁されて今に至る。ということでしょう。

モノも雑誌も売れなくなって、広告出稿が減ったんでしょうね。

…心配になってしまいました。誌面の内容は面白かっただけに、これからも末永く存続して欲しいところ。まぁ…そうはいっても定期購読する予定はないんですけど…植物にしか興味がないので…

あ、私が以前に比べて雑誌を購入しなくなった理由は…ライフスタイルの変化です。買った雑誌を置くとこもないし…植物が場所とるんで…

BRUTUS 珍奇植物 BIZARRE PLANTS HANDBOOK 5

やっと雑誌の紹介。

ブルータスさん6年ぶり、5回目の珍奇植物特集号。

詳しくは実際に紙面を見てもらうとして、ザックリと特集の内容を書くと、
珍奇植物図鑑+読み物。です。

いや、ザックリとしすぎか。珍奇植物図鑑で取り上げられるのは、すごーく広義の意味での観葉植物たち。読み物っていうのは、温室の紹介記事とか紀行記事とかです。

取材に協力しているのも、その道(植物)のマニアの方ばかり。

そう、超マニアックなんです。この雑誌。

珍奇植物(ビザールプランツ)って言っても、アガベやエケベリアやパキポディウムやビカクシダなんて出てきません。

全然知らない植物が特集されてるって?
大丈夫。私もほとんど知りません。

超マニアックでもおもしろい

このブログにでてくる植物は…私が園芸イベントで買い集めた植物が多いので、少なくとも、それほど一般的でない植物です。

でも、この特集号には、もすレコで取り上げる植物はあんまり出てこない。そんぐらいマニア向け。

この珍奇植物図鑑の写真を見て、そのほとんどの植物の名前(属名もしくは小種名)をそらで言い当てられる人がいたら、間違いなく変態さんです。そう言い切ってもいいぐらい。

もし、植物ビギナーの方がこの号を見て、
「へー。珍奇植物ってこんなんなんだー。」って誤解を生まないか心配です。…いや、ちょっと特殊すぎる植物なんですよ。コイツら。

…確かに珍奇植物…ですよ?でもね、あまり一般市場に流通していない、市民権を得ているとは言い難い植物達ばかりです。

どこで売ってんの?ってやつらばかり。
↑↑↑実際は東京都池袋で開催される、らん展でなんとか買えると思います。誌面では即売イベント情報も取り上げているのでスキがない。(各イベントの植物アイコンには「?」ですが)

知らない植物ばかりでつまらないんじゃ…
そんなことはありません。写真は見やすいし、キャプションや文も端的でわかりやすい。
おもしろいです。
↑↑↑これは声を大にして言いたい。

今まで知らなかった植物を知るいいきっかけになります。ただし、かなり特殊な植物達を。ですが。

広告雑誌ブルータスさんの珍奇植物特集号!とてもとてもディープな植物達が取り上げられている充実の内容今まで知らなかった植物を知るきっかけにオススメ!!

具体的な植物名を取り上げてみる。

雑感ばっかり書いていてもなんなので、ちょっと特集されている具体的な植物達のことも書いてみます。各植物には私の注釈付き(異論はあると思います)。
※この号で取り上げられている、すべての植物を網羅しているわけではありません。

  • アリ植物
    しょっぱなアリ植物をもってくるあたりが変態度MAX。あ、アリ植物というのはアリと共生する植物の総称です。(栽培環境下ではアリとは共生しません)
  • パナマソウ
    パナマ帽の原料…と言われれば、あーそうなんだと思うけど、植物自体は初見。
  • アロイド(サトイモ科の観葉植物)
    アンスリウム、モンステラ、アグラオネマ(ただし品種はピクタム限定)、ホマロメナなど。たぶんこの中では一番社会に浸透してる植物たち。ただし、ホマロメナを取り上げるあたりがマニアック。
  • ブロメリア(パイナップルの仲間)
    チランジア(エアープランツ)やタンクブロメリア、グラウンドブロメリアなど。私は好きですが、チランジア以外は私が思うほど一般に認知されていない植物たち。タンクの中でもスティグマトドン(フリーセア)を取り上げるとか超マニアック。
  • 食虫植物
    取り上げられているのは球根ドロセラ。いや知らねぇよ?ハエトリソウなんてメジャーリーガーは取り上げられていません。
  • クライマー植物
    初見。フレイキネティアとかマルクグラヴィアとかクルカシアとか。書いててもいまいちピンとこない、そんぐらいマニア向けな植物。
  • 多肉・塊根植物
    俺詳しいよっ!って一瞬思ったけど、全然そんなことなかった。アナカンプセロスとかサルコカウロンとか。マニア向きの植物が取り上げられてる…
  • コリバス
    通称:山田うどん(誌面で確認してね!山田うどんを知らない良い子は検索してみよう!)。蘭、つまりオーキッドの一種。蘭は普及しているので珍奇とは言えませんが、蘭の中でもコリバスはまさに珍奇植物。ジュエルオーキッドではなくコリバスを取り上げるあたりがマニアック。
  • ホヤ
    たまに聞くけど、ちゃんと見るのは初めてかも。キョウチクトウ科の蔓性着生植物。キョウチクトウということは、パキポディウムの超遠縁(全然似てない)。
  • シダ
    シダ植物ゆーても、一般に連想されるシダとは全然別物。フレグマリウルス(フペルジア)を取り上げてるのが変化球すぎる…っ!!
  • 水生植物
    いわゆる水草。私は完全に門外漢…だけどアクアリウムやってる人だったら知ってる…かも。水草の中でも、地上でも生育できる水陸両用の植物を取り上げています。水草を観葉植物のように育てる提案…かと思いきや、普通に水中栽培した水中葉の植物も取り上げてる。楽しみ方がマニアすぎる…

と、こんな感じでした。誌面の内容はまだまだありますが、こんなもんにしときます。

広告雑誌ブルータスさんの珍奇植物特集号!とてもとてもディープな植物達が取り上げられている充実の内容今まで知らなかった植物を知るきっかけにオススメ!!

雑誌自体は薄いですが、ボリュームのある内容です。なんせほとんど広告が無いからね!

それでは。


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