サトイモ科熱帯植物図鑑を読んでみたッ！！！（オススメ！）

こんにちはこんばんは。今日は書籍の紹介です！

サトイモ科熱帯植物図鑑
サトイモ科熱帯植物図鑑

サトイモ科熱帯植物図鑑を購入しました。

とても楽しい書籍だったので、せっかくなのでブログで紹介します。

あ、例によって著作権があるので、この記事の画像は上↑↑↑の写真一枚のみ。以下は文字のみで、この書籍、ひいてはアロイドの魅力が伝わるように努力します…

広告サトイモ科の観葉植物を集めた図鑑です！普及種からレア品種まで取り上げた、ビギナーからコアユーザーまで色々な人にオススメの図鑑です

サトイモ科熱帯植物図鑑

サトイモ科熱帯植物図鑑
AROID ADDICTS
編著：Shabomaniac!
監修：三浦基彰
発行：株式会社日本文芸社
2025年6月10日　第1刷発行
（※敬称略）

著名ブロガー、Shabomaniac! （リンクはインスタ）さんが編著者のサトイモ科熱帯植物図鑑。今年の6月10日が発行日ですが、6月8日（日）に蔦屋書店で見ましたね…

サトイモの熱帯植物を総称してアロイドと呼びます。100均でも販売されていたモンステラや、ホームセンターでもおなじみのポトスもアロイドの一種。ちょいコアなフィロデンドロンやアグラオネマもアロイドです。（もちろんもっとマニアックなアロイドが多数収録されています）

いわゆる観葉植物と言われるくくりの中で、アロイドは一大勢力。たくさんの属、そしてたくさんの品種があります。

ハート形のカワイイ葉だったり、鮮やかな斑、浮き出る葉脈など、アロイドの特徴は品種それぞれ。共通しているのは、どれもとても魅力的な植物だということ。

そんなアロイドで丸々一冊つくってしまったのがこの書籍、サトイモ科熱帯植物図鑑です。

内容は主に図鑑です。アルファベット順に並べられ、属と品種が端的に紹介されています。写真も見やすい。取り上げられているのは、栽培環境下で撮影された植物が主ですが、一部自生環境の写真も掲載されています。

また、アロイドの基本的な栽培方法やちょっとした栽培のコツも書かれている。

さらに図鑑の他に、趣味家さんの部屋がちょっぴり紹介されていたりします。

そのページはこう使いましょう↓↓↓

家族「うちがジャングルになっちゃったじゃん！」
と言われた場合は、本書を取り出し、
あなた「そんなことねぇよ！これ見ろよ！！うちはまだまだ草原じゃねぇかよ！！！」と、家族を説得する際に使いましょう。納得してくれること請け合いです。SNSを検索するより素早く実行できます。

オススメな理由

もすレコで書籍を取り上げるのは2回目。前回はブルータスさんの珍奇植物特集号を取り上げています。

話題の雑誌！BRUTUS珍奇植物を読んだぞッ！！
BRUTUS珍奇植物 BIZARRE PLANTS HANDBOOK 5を読みました。これね、面白かったです。Xで話題のこの雑誌。でもXでは文字数制限が厳しいし、あまり内容には触れられていない…。ということで、ブログ記事にしようと思った次第。平たくいうと、読書感想文です。
mostgreenrecords.com
2025.05.09

↑↑↑↑さんざんブルータスさんをマニアックマニアックと書いていますが（この号をマニアックだと思わない方は、キラキラの向こう側に行ってしまっているので、戻ってきた方がいいかもしれません）、このサトイモ科熱帯植物図鑑も相当マニアックです。

むしろサトイモ科の植物だけで一冊つくっているので、マニアックでないわけがない。

ですが、それだけではわざわざオススメしません。

一般的なホームセンターや園芸店で扱われている、流通量の多い品種から、聞いたこともないようなマニアックな品種まで幅広く取り上げられています。これがオススメな理由。

この書籍で取り上げられているのは厳選された471種（第1刷時点）。園芸種を含めアロイドの数は膨大です。そのためすべてのアロイドが網羅されているわけではありません。ですが、よほどイカれたマニアさんでもなければ十分楽しめるはずです。上記のように普及種も取り上げられているので、ビギナーの方も楽しめるはず。写真見てるだけでも楽しいし。

まぁ…すでに私が育てているいくつかの品種が選抜落ちしていますが…（←オーナーとして、これって悲しいよね笑）

掲載されている植物

さすがに掲載されている植物を一品種ごとに取り上げるわけにはいきません。なので、掲載されている属を列挙します。それがどんな植物達なのかは、実際に本書を購入して確認してください☆

  • Adelonema（アデロネマ属）
  • Aglaonema（アグラオネマ属）
  • Alocasia（アロカシア属）
  • Amorphophallus（アモルフォファルス属）
  • Amydrium（アミドリウム属）
  • Anubias（アヌビアス属）
  • Anthurium（アンスリウム属）
  • Bucephalandra（ブセファランドラ属）
  • Caladium（カラジウム属）
  • Cercestis（ケルケスティス属）
  • Colocasia（コロカシア属）
  • Cryptocoryne（クリプトコリネ属）
  • Cyrtosperma（キルトスペルマ属）
  • Dieffenbachia（ディフェンバキア属）
  • Epipremnum（エピプレムナム属）
  • Fenestratarum（フェネストラタルム属）
  • Gosong（ゴソン属）
  • Hapaline（ハパリネ属）
  • Homalomena（ホマロメナ属）
  • Josefia（ジョセフィア属）
  • Lagenandra（ラゲナンドラ属）
  • Lasia（ラシア属）
  • Monstera（モンステラ属）
  • Philodendron（フィロデンドロン属）
  • Phyllotaenium（フィロタエニウム属）
  • Piptospatha（ピプトスパサ属）
  • Rhaphidophora（ラフィドフォラ属）
  • Schismatoglottis（スキスマトグロッティス属）
  • Scindapsus（スキンダプサス属）
  • Spathicarpa（スパティカルパ属）
  • Syngonium（シンゴニウム属）
  • Typhonodorum（ティフォノドルム属）
  • Ulearum（ウレアルム属）
  • Xanthosoma（キサントソマ属）
  • Zamioculcas（ザミオクルカス属）

掲載はPOWO（Plants of the World Online）に基づく学名のA～のアルファベット順。品種はアルファベット順に原種が並んだあと、園芸種がアルファベット順に並んでいます。属名、品種名ともにアルファベット表記のほか、学名をカタカナ読みしたものも記載。親切！邦書ならではです。

そして半分以上が初めて見た属でした。こんないろいろあるんだね。アロイドって。

やはり人気属であるアンスリウムやアロカシア、モンステラ、フィロデンドロンの掲載が多いです。

ということでボリュームたっぷり！とても読んでいて楽しい本でした！

売れ行きがよければ増刷されるんでしょうね。誤字が多いので、その際は修正に期待したいところ。

絶版になる前にぜひ！オススメです。

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それでは。

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