ハオルチア・オブツーサを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。今日は多肉植物の植え替え記事。

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

今回植え替えた多肉植物はハオルチア・オブツーサ。

このオブツーサを購入したのは、深谷市にある埼玉県花植木流通センター。

2023年2月のことなので、、、もう2年前。

購入後、アルミ製の植木鉢に植え替え↓↓↓

多肉植物は、一般的に1年に1度は植え替えた方が良いと言われていますが…サボテンなどの根張り状態を鑑みて、2年は植え替えなくてもいけるだろうと…という自己判断のもと、そのまま2年間育てました。

満を持して2年後の植え替えです。

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植え替えたのは、今シーズン最強と言われた寒波が過ぎ去った2月中旬。ほんのり暖かくなったころ。まさか翌週からまた寒波襲来で寒くなるなんてね…

ちなみにオブツーサ(Haworthia obtusa)というこの名前、学術的には通用しません。

オブツーサの正式な学名は、ハオルチア・クーペリー・トゥルンカータ(Haworthia cooperi var.  truncata)です。クーペリーのトゥルンカータっていう変種。ってこと。
まぁ学名で呼ばれることはありませんけどね。

みんなオブツーサって呼んでるし、オブツーサという名前で流通してる。

和名は雫石。英名がオブツーサです。

もすレコでもトゥルンカータではなくオブツーサと呼びます。長いものには巻かれます。

ハオルチア・オブツーサ

ハオルチア属は南アフリカ原産の多肉植物。

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

多肉質の葉先に、光を取り込む半透明の”窓”と呼ばれる器官をもちます。自生環境では、半分地面に埋まって、窓から光を取り込んで光合成をしているそう。

以前は軟葉系ハオルチアと呼ばれていました。オブツーサのような”窓”をもつものを軟葉系品種、十二の巻のように”窓”をもたず葉が固いものを硬葉系品種、この2系統を合わせてハオルチア属とされてきました。

現在は軟葉系ハオルチアは従来と同じハオルチア属、硬葉系ハオルチアはハオルチオプシス属に分割、再編成されています。

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ハオルチア・オブツーサはポピュラーな人気品種。ぷっくりしたかわいい葉が人気の理由。丈夫で育てやすいのも特徴です。ホームセンターや園芸店でお求めいただけます。

ブラックオブツーサや紫オブツーサ、また斑入りのオブツーサ錦などの変種もあります。基本種のオブツーサに比べると、変種はちょっとレア。

2023年3月のハオルチア・オブツーサ

ということで、2023年2月、購入直後のハオルチア・オブツーサ↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

植え替え時の根はこんな感じ↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

元々・・は丈夫そうな根が生えていました。

これをアルミ製の鉢に植え付け。

アルミ鉢
アルミ鉢

結果論だけどこれが良くなかった…

2024年2月のハオルチア・オブツーサ

んで、1年後のハオルチア・オブツーサ↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

順調に大きくなっています。子株もできた。

アルミ鉢の腐食が気になりますが、ハオルチア自体は元気そうなので、この年の植え替えは見送り。

2025年2月のハオルチア・オブツーサ

さらに1年経過したハオルチア・オブツーサ。2025年2月。つまり最近↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ




変わっていない…っ!!

そう、この1年間、子株はおろか親株もほとんど生長せず。

根詰まりや用土の団粒構造が崩れて通気排水性が悪くなったなど、原因はいろいろ考えられます。つまり、植え替えをしていないことが問題でしょう。多肉植物は植え替えてやることで根を生長させ、地上部も大きくなります。

ということでハオルチア・オブツーサを植え替えます。

ハオルチア・オブツーサの植え替え!

植え替える前のハオルチア・オブツーサ↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

10日ほど断水し、鉢内を乾燥させてあります。乾燥した状態で植え替えることで、根への負担を軽減することができます。

鉢を横にして側面を叩き、オブツーサを取り出します。

取り出したオブツーサ↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

……!!

根が全然生長していない…!!むしろ根が減っている…っ!!

原因は…まぁ…過湿かな。鉢内の環境が良くなかったみたい。乾きが悪かったことに加え、アルミ鉢の腐食、つまり白サビで用土がガチガチになっていました。通気性が悪くなって、根が呼吸できず生長できなかったと思われます。

いままで順調に生長してると思ってたのにな…

アルミ製の鉢はやめて、3Dプリンターで自作した鉢(←いつもの流れ)を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

直径φ8cm、約2.5号サイズの鉢。

この鉢底は全面スリットになっているので、過湿になりにくいハズです。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

ちなみに色は試しにつくってみたライトグレー。気に入らなかったのでこれ以外につくっていない。

この鉢に鉢底石(軽石)を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

ある程度、用土を入れたら殺虫剤と肥料を散布。

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殺虫剤と肥料を撒く
殺虫剤と肥料を撒く

この上にオブツーサを植え付けます。

位置と高さを調整しながら、残りの用土入れます。

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

途中、根と用土の間に隙間ができないように、用土を割りばしで突きながら植え付けをしました。

表土を富士砂でマルチング↓↓↓

ハオルチア・オブツーサ
ハオルチア・オブツーサ

このあと水をあげて植え替え終了。

ハオルチアの根は乾燥に弱いと言われているので、植え替え直後に水をあげます。アガベなんかと同じ。

アルミ鉢の腐食

※すべての金属製の鉢が腐食するわけではありません。使い方や表面処理の方法によります。

上にも書きましたが、使っていたアルミ鉢の腐食は問題だったなと。

アルミって腐食に強いイメージがありますが、それはあくまで表面処理がしっかりと施されいた場合の話。アルミサッシなどはアルマイトと呼ばれる耐食性処理がされています。生地のアルミは傷にも腐食にも弱い。

オブツーサを植えていた鉢は、表面処理をしていないアルミだったようで↓↓↓

錆びたアルミ製の鉢
錆びたアルミ製の鉢

腐食して白サビが…。

白サビでアルミと用土が癒着してガチガチになっていました。(写真は用土をガリガリこそげ落としたあと撮った)

根が生長しなかった原因のひとつかな…と。

アルミって見た目はカッコイイんですけどね。

むしろこんなでも枯れなかったオブツーサの強健さがスゴイ…

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ということでハオルチア・オブツーサの植え替えでした。

それでは。


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