こんにちはこんばんは。多肉植物を植え替えました。

今回植え替えた多肉植物はアガベ・王妃雷神(覆輪斑?)。
購入したのは2023年6月。その後、わりとすぐに植え替え。
斑無しの王妃雷神だと思って購入したんですが、元々うっっす~く覆輪(葉の外周部)に斑が入っていたようで、日光に当てることで鮮明化↓↓↓立派な覆輪斑に。
そのまま1年9ヶ月育てまして…2025年3月に植え替えました。
…まぁアレですね。
大変でした。植え替え。
もうそんなこと知ってるよっ!て方が多数だと思いますが、アガベは1年に1回は植え替えた方がいいです。
今回はそんな記事。
Standard Productsのアガベ・王妃雷神
2023年6月にスタンダードプロダクツで購入したアガベ・王妃雷神。
Agave potatorum”ouhi raijin”

当時、アガベは高級品でしたが、スタプロさんは何と一株1,100円(税込み)という破格の価格で販売。アガベを身近にしてくれた偉大な存在です。今でも展開しているようですが、人気なためかなかなか店頭では見かけなく(供給量が減った?)なりました。
…それによって当ブログのPV数も減るという…ね…。あ、その話は関係ないか…
王妃雷神はアガベ・雷神(Agave potatorum)を小型に改良した園芸種。サボテンなどに比べれば大型ですが、アガベの中では小型の品種。日射さえ確保できれば、丈夫でとても育てやすいアガベです。
葉の中央に白い斑が入る王妃雷神白中斑が人気で、もっとも流通しています。斑無しの王妃雷神や黄斑、葉の外側に斑が入る覆輪斑はマイノリティな存在です。
当時スタプロさんの店頭では白中斑も販売されていましたが、へそ曲がりな私の性格もあって、斑無しの王妃雷神を購入しました。…売れ残っていたっていうのもありますけど…
覆輪斑が鮮明化
斑無しだと思って購入した王妃雷神ですが、下葉にはしっかり斑が入っていました↓↓↓

生長点付近の葉は無地だったんですよね。…と、思っていたんですが、どうもうっっすーーく斑が入っていたようで…3ヶ月後↓↓↓

よく日光に当てることで斑が鮮明化。白い覆輪斑が現れました。
同じ個体ですよ。これ。
この斑は一度発現すれば消えないので、季節斑とは異なるようです。
その後、順調に育っているかと思いきや…最初の植え替えから1年9ヶ月後の2025年3月↓↓↓

下葉は枯れまくり、斑は薄くなり、鋸歯は弱くなり、生長点付近の葉は奇形に。
同じ個体ですよ。これ。
症状的に根詰まりなどによる根のトラブルが起こっていると考えられます。
さらに、

子株もできています。
これは植え替えをせねば。子株の鉢を増やせるほど置き場所に余裕ないけど。
ということで植え替え決行です!!
アガベ・王妃雷神覆輪斑の植え替え!
植え替えるアガベ・王妃雷神覆輪斑↓↓↓

植わっている鉢もスタンダードプロダクツのもの。直径φ12cm、4号サイズの鉢なので、王妃雷神もまぁまぁの大きさ。
1年9ヶ月ぶりの植え替えですが、この長期間植えっぱなしということが、後の作業を困難なものにするとは、この時は思いもしませんでした。
まずは鉢を横にして王妃雷神を取り出します。
って出ねぇ。
いや、マジで鉢から出せない。
鉢肌に根がらみしているようでビクともしません。
植えている鉢が、例えばプレステラのような安価で肉薄なプラスチック鉢ならば、鉢を割って王妃雷神を取り出しますが、そうもいきません。
上から用土をほじくり、鉢底穴に棒を突っ込んで下から押し出し…で何とか王妃雷神を取り出し。
この作業が最も時間がかかりました。30分ぐらい。アガベをマメに植え替えた方がいい理由その1。

↑↑↑取り出した王妃雷神覆輪斑。ハァハァ(;´Д`)。。。
他に鉢に取り残された、ちぎれた根が多数。
めちゃくちゃ根がらみしてました。それに下葉が枯れまくってるのが分かりますよね?
次に根を整理します。枯れた根や傷んだ根をカット。ついでに枯れた下葉をむしります。

根が全滅。よく生きてたな。そりゃ下葉が枯れまくるわけだ。アガベをマメに植え替えた方がいい理由その2。
ほとんどの根がパリパリに枯れていました。
まぁ、アガベは丈夫なので、再発根してくれると思います。でも葉が傷んでしまうので、今まで育ててきた積み重ねが無駄に。そもそも生長不良を起こしてたしな…
んで、子株を取り外し。

鉢に植えている状態では、なかなか子株を取り外すことができませんが、この状態なら手で簡単にもげます。
植え替える鉢の準備。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

直径φ12cm、4号サイズの鉢。今回は、周りに置くサボテンの鉢の大きさを考慮して、浅めの鉢を用意しました。
艶消し黒×艶有り黒の鉢。内側はジャイロイドメッシュ構造になっていて通気性抜群。
さらに植え替え時など、メンテナンス性を考慮して鉢底はまるっと取り外せる仕組み。

今回、この仕様のありがたみを実感する。マジでアガベが抜けなかった。これなら鉢底ごと下から押し出せる。
この鉢に鉢底石を敷きます。

用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒く。

再発根時に吸収してもらう用。
広告定番のサボテン多肉植物用の培養土植木鉢とテラコッタの専門店・鉢人さんでは、種類豊富な鉢とセットでまとめ買いをすると送料がお得です!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
広告いろいろな植物に使える定番の肥料!ハイポネックス・マグァンプK肥料焼けしづらいのでとってもオススメ!用土に混ぜて使ってください!!
殺虫剤と肥料を攪拌後、王妃雷神覆輪斑を仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

まぁ…状態的にはだた土の上に置いただけです。根っこが無いので…
富士砂でマルチングして植え替え終わり。

アガベには植え替え直後に水をたっぷり与えます。

……水をあげても吸う根が無いんですけどね…(悲)

外した子株は数日乾燥させて、プレステラ90に植え付け。これはこれで綺麗に斑が出ている。
ということでアガベ。王妃雷神覆輪斑の植え替えでした。
マメに植え替えないと根が傷みます。今回の場合は全滅しました。アガベの育成に支障が出るので、マメに植え替えた方がいいよ!という記事でした。
それでは。
読んでくれてありがとうございます人気ブログランキングはお好みのジャンルからブログを検索できるサービスです。
もすレコ。は人気ブログランキングに参加しています!良ければクリックしてね
コメント