こんにちはこんばんは。多肉植物を植え替えました。

今回植え替えたのは、みんな大好き!アガベ・チタノタ”白鯨”。
いわずと知れたアガベの人気品種。
このアガベ・チタノタ”白鯨”を購入したのは、2024年3月初め。
北関東ホームセンターの雄、ジョイフル本田さんで購入しました。ちなみに苗はペンペングサ産。
人気品種のアガベですから、ウッキウキで植え替えるのかと思いきや…
1年放置。※水やりなどのお世話はちゃんとしてました(・ω・;)
別に購入後、必ず植え替えなきゃいけないなどというルールは無い。…無いのですが、自分の環境にあった用土に更新することや、施肥を行うことで苗の生長が良くなることは言うまでもありません。
ということで、購入後に約1年放置したアガベ・チタノタ”白鯨”の植え替え記事です。
ネームド・アガベについて思うこと
アガベ・チタノタ”白鯨”
Agave titanota “Hakugei”
”白鯨”は葉色や鋸歯の形が優れた(=観賞価値が高い)アガベ・チタノタを選抜育種した優良選抜株です。
チタノタやオテロイの優良選抜株は他にもいろいろあります。メジャーなものだと、シーザーやフィリグリー、レッドキャットウィーズル(通称:赤猫)などでしょうか。
※チタノタとオテロイの関係についての話はここでは割愛します。チタノタ≒オテロイだと思ってください。
どれも品種としては”チタノタ”なのですが、二つ名を冠するチタノタを総称して、ネームドアガベと呼ばれています。アガベブームに乗って、ネームドアガベは現在進行形で次々と増えています。(最近は少し落ち着いてきたかな?)
実生苗など、二つ名を冠さないチタノタやオテロイは、ノーネームなどと不名誉な呼ばれ方をしています。ちゃんと”チタノタ”って名前があるのにね…
私はネームドアガベについては否定的です。チタノタでいいじゃん。オテロイでいいじゃん。なんで別の名前つけるの?って思ってます。そして、その謎ルールが入門のハードルを上げているようにも思っている(知らない人への説明がめんどくさい)。
そんな私が白鯨?って感じなんですが、別にネームドアガベの植物自体が嫌いなわけではありません。
わけのわからない名前を付けて優良誤認させ、購買欲をあおる行為が気に入らないだけです。
(しかもピ〇チュウとかト〇ロとか名前がクソだせぇ)
実際、既知のネームドアガベに別の名前を付け、高額で販売するなど詐欺まがいのリネーム問題が起きています。
繰り返しますが、ネームドアガベ自体が嫌いなわけでありません。肉厚なゴツイ葉とワイルドな鋸歯は非常に魅力的だと思います。
ただ、名前だけが独り歩きして、植物の本質が評価されていないのを危惧しているだけです。ブームに関係なく、末永く愛されるアガベであってほしい。
アガベ・チタノタ”白鯨”
白鯨はもともと日本で創出されたアガベです。その後、台湾に渡り盛んに繁殖栽培されました。現在日本で流通している白鯨は、そのほとんどが台湾由来の株。日本由来の白鯨は、旧来白鯨などと呼ばれ区別されている場合があります。

↑↑↑やや青みがかった葉に、白くて太くゴツイ鋸歯が特長。
数年前までは非常に高価でしたが、メリクロン株(人工的に組織培養して繁殖させた株。TC株とも呼ばれる)が大量に流通し、お手頃な価格で購入できるようになりました。おかげで低予算園芸の私も買えた。
市場に大量に流通したことで、普及種なんて言われていますが、そんなの関係なくいいアガベだと思います。高価ならいいってもんでもない。チタノタの魅力が詰まった一株です。普及種ならぬ不朽種。←ホントいつまでも末永く愛されて欲しい。
我が家の白鯨のこれまで
そんなわけで、ジョイフル本田さんで購入したアガベ・チタノタ”白鯨”。2024年3月のことです↓↓↓

メリクロン技術によって、ホームセンターでも白鯨を購入できる時代が来ました。まぁ…ジョイホンさんはやや特殊な品揃えのホムセンですが…

ちっこいのに、もう白鯨っぽい!素晴らしい!
んで、1年放置後…↓↓↓

2025年3月下旬。大きくなりましたね!
でももうちょっとカッコよく育てられたかもしれません。
サボテンともども室内栽培なので。やはりちょっと光量が足りないか?※植物育成ライトは不使用
以前植え替えた王妃雷神などの経験から、アガベは1年に1回は植え替えた方がいい。と、思っているので植え替えます!
アガベ・チタノタ”白鯨”の植え替え!
まずは鉢を横にして側面を軽く叩き、白鯨を鉢から取り出します。
取り出した白鯨↓↓↓

根鉢を崩して古い土を落とします。
古い土を落とした白鯨↓↓↓

元々は砂質の用土だったので、簡単に古い土が落とせた。
↓↓↓ちなみに古い土を落とす段階で、細根はほとんど切れてしまいました。

そのほとんどはパリパリに枯れた根。…こんなに根が枯れてていいんか…?
白鯨本体の方も、枯れた根や長すぎる根をカットして整理。

根の量は減りましたが、白くて元気な根がある(嬉しい)。
次に植え替える鉢の準備。
今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

直径φ10cm、約3号サイズの鉢。以前つくっていた、鉢底に通気リブを組み込んだ鉢です。

と、いうかアレだ。これは3月中旬に腐ってしまったサボテン、ギムノカリキウム・新天地錦を植えていた鉢。洗浄後、天日干しして、乾燥殺菌後に再利用します。
この鉢に鉢底石を敷きます。

この上にある程度用土を入れたら、殺虫剤と肥料を撒きます。

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殺虫剤と肥料を用土と攪拌後、白鯨を仮置きし、位置と高さを調整しながら残りの用土を入れます。

富士砂でマルチング。

見えないね…富士砂。
最後にたっぷりと水をあげて植え替え終了。アガベには植え替え直後に水をあげます。
植え替えから2ヶ月後のアガベ・チタノタ”白鯨”
よく日光に当て、乾燥気味に…と言いたいところですが、潅水間隔を短めにした方が生育がいいようです。
アガベはサボテンに比べると根腐れしづらい。というか、カラカラに乾燥させた状態が長く続くと根が枯れます(そして根が枯れると生育が鈍り、葉も枯れる)。うちではサボテンと比べて半分ほどの間隔で潅水。だいたい3日~1週間ほどに1回が目安。
この辺は栽培環境によると思いますが、徒長を恐れず水多めの栽培に切り替えたところ、塩梅がいいようです。
そんな感じで植え替えから2ヶ月後のアガベ・チタノタ”白鯨”↓↓↓

いいですね!ストレスカラーも抜けて青々としてきました。
私なんぞの栽培でもそれっぽくなってくれる白鯨は、ほんとうにいいアガベだなぁと思います。
というわけでアガベ・チタノタ”白鯨”の植え替えでした。
それでは。
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