アガベ・チタノタ’白鯨’の栽培記録…っ!!

こんにちはこんばんは。今日は多肉植物の生長記録&植え替え記事。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

取り上げるのは、アガベ・チタノタ’白鯨’。泣く子も黙る人気品種の’白鯨’です。

この白鯨を購入したのは、2024年3月。北関東ホームセンターの雄、ジョイフル本田さんで購入しました。

いわゆるアガベブームだった2023年頃はメチャメチャ高価だった白鯨ですが、最近はずいぶんと身近な存在になりました(ジョイフル本田さんの品揃えが一般的じゃない気もするが…)。

その白鯨の栽培記録&2026年3月に植え替えた記事です。

アガベ・チタノタ’白鯨’

アガベ・チタノタ’白鯨’
学名:Agave titanota ‘Hakugei’ または Agave oteroi ‘Hakugei’
補足:従来のチタノタは様々なタイプ(長葉タイプや短葉タイプ)が混在し、ひとまとまりにされていましたが、2019年にチタノタ(長葉タイプ)と新設されたオテロイ(短葉タイプ)の2種に分別再編されました。
それまでチタノタの選抜個体とされていた’白鯨’は、その短葉の見た目から、チタノタではなくオテロイではないか…?と思われました。
ところがPOWO(Plants of the World Online)などのデータベースでは、’白鯨’のような園芸クローン流通種については言及しておらず、’白鯨’がチタノタなのかオテロイなのかがはっきりしていません。当記事では入手時の名称に従い、白鯨をチタノタの選抜個体として扱います。(私はオテロイの選抜個体だと思っているけど)

チタノタ’白鯨’は、肉厚で短い多肉質の葉に、白くゴツイ鋸歯が特長のアガベの人気種。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

’白鯨’はチタノタ(またはオテロイ)から選抜された優良個体を、組織培養技術や株分けなどでクローン増殖したものです。つまり’白鯨’と流通名のついたチタノタは、どれもほぼ同じ遺伝子をもつクローン株。

元々は日本で選抜されたものと言われ、当時のものは旧来白鯨などと呼ばれ区別されています。その後、白鯨は台湾にわたり、そこで増殖されたものが逆輸入的な形で現在の国内で流通しています。今回取り上げる我が家の白鯨も、大元は台湾由来のものでしょう。

2023年頃がピークだったアガベブームを支えた銘品です。(そして偽物の販売も横行した)

2023年当時は非常に高価(それこそウン万~ウン十万円)でしたが、組織培養株(メリクロン株、TC株)の大量流通と共に価格も下がり、現在は数千円で買うことができるようになりました。

アガベブーム…というかチタノタの高額販売ブームは沈静化しましたが、ホームセンターで見かけるようになるなど、チタノタが定着したといってよいと思います。

価格こそ安くなりましたが、白鯨の本質が変わったわけではありません。他のチタノタに比べると育てやすく、形も崩れにくいため、すごくオススメ。価格がこなれた今だからこそ、色々な人に育てて欲しい不朽のアガベです。

我が家の白鯨の栽培環境

そんな白鯨を2024年3月に購入したわけですが、こんな環境で育てました↓↓↓

  • 置き場所
    通年室内栽培です。置き場所は南側の出窓。
  • 日照
    アガベは強光を好む植物です。日照時間は5~7時間程度。ガラス越し(ガラスの遮光遮熱性能はかなり低い。というかほぼない)ですが直射日光を当てています。
    たまたま白鯨は順調に生長しましたが、他のチタノタ(とオテロイ)は徒長気味のためやや日照量が足りないと思われます。
  • 温度
    真夏の最高気温は38℃程度。真冬の最低気温は7℃程度。寒さに弱いと言われている品種です。最低気温は5℃以上をキープするのが安全です。
  • 通風
    室内栽培のため、常時サーキュレーターを使用。気候のいい時期には窓を開けて風も当てています。
  • 潅水
    鉢内が完全に乾いてから水をあげています。だいたい7~10日に1回の潅水間隔。アガベはサボテンなどに比べると根腐れしづらい多肉植物。そのため、潅水多めや腰水で育てる場合もありますが、うちではかなり乾燥気味育てています。
    冬場の寒い時期は2~3週間に1回表土を濡らす程度。うちでは完全断水していません。
  • 肥料
    植え替え時の元肥以外、一切与えていません。

白鯨の栽培記録

2024年3月の購入時の白鯨↓↓↓

アガベ・チタノタ”白鯨”
アガベ・チタノタ”白鯨”

小さいですね~。

本来ならきちんとした用土に植え替え、施肥を行うべきでしたが、なぜか植え替えを行わず、
1年経過↓↓↓

アガベ・チタノタ”白鯨”
アガベ・チタノタ”白鯨”

放置気味でしたが、
大きくなりました(なっていました)。

ただ、根詰まりなのか?肥料が足りないのか?葉の色が悪い…。

ということで2025年3月に白鯨を植え替え↓↓↓

アガベ・チタノタ”白鯨”
アガベ・チタノタ”白鯨”

そして植え替えから2ヶ月後の白鯨↓↓↓

アガベ・チタノタ”白鯨”
アガベ・チタノタ”白鯨”

ストレスカラーも抜け、葉色も白鯨らしい青みがかった緑色に。

そしてさらに1年後の2026年3月の白鯨がこちら↓↓↓

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

素晴らしい。葉数も増えて大きくなりました。

称賛したのは、私の栽培技術のことではありません。むしろ私のいい加減な栽培環境でもカッコよく仕上がった白鯨を称賛しています。

なぜなら、この白鯨だけが
我が家で唯一まともに育ったチタノタだからです。

うちでは他に、チタノタ’ブラックアンドブルー’やチタノタ’ホワイトアイス’、オアハカオテロイなどを育てていますが、
どれも徒長しています。

↓↓↓アガベ・オアハカオテロイ

アガベ・オアハカオテロイ
アガベ・オアハカオテロイ

全部こんな感じ。

栽培環境は白鯨と同じだったのですが…日照不足なのか…潅水が多かったのか…それとも白鯨が特殊だったのか…

アガベ・チタノタ’白鯨’の植え替え!

さて、そんな我が家で唯一まともに育ってくれた白鯨ですが、前回の植え替えから1年が経ちました。

経験上、アガベは1年に1度は植え替えた方がよいので、植え替えます。

↓↓↓アガベ・チタノタ’白鯨’

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

横にして白鯨を鉢から抜きます。鉢の側面を叩きながら、鉢底から押し出しました。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

いいですね。根鉢もしっかりできていますし、白い健康そうな根も見えます。

根に付いている古い土を、筆などを使って落とします。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

思ったより根が少ないなって思ったでしょ?

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

古い土を落とす過程でだいぶ根が切れました。健康そうな白い根も切れた…(汗)

枯れた根や傷んでいる根を切ります。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

生きている(生きていそうな)根はこれだけ…(汗)

なんか私んちのアガベって、いつもこんな感じなんですけど、はたしてこれが正常な状態なのか…

次に植え替える鉢の準備。

今回も3Dプリンターで自作した鉢を使います。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

直径φ12cm、内側がジャイロイドメッシュになった二重構造の鉢です。たまにアガベの根がジャイロイド部分を貫通しますが、気にしません(笑)

鉢底は全面スリット構造。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

前回までは直径φ10cmの鉢に植えていたので、2cmのサイズアップ。白鯨の大きさを考慮すればささやかな鉢増し。ホントはもっと大きな鉢に植えたかったけど場所が無い。

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

この上にある程度の用土を入れたら、殺虫剤と緩効性肥料を撒きます。

殺虫剤と緩効性肥料を撒く
殺虫剤と緩効性肥料を撒く

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殺虫剤と緩効性肥料を用土と攪拌したら、白鯨を仮置き。残りの用土を入れます。

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

特に気にすることもなく、用土をザパザパ入れました。なんせ根が少ない

アガベ・チタノタ’白鯨’
アガベ・チタノタ’白鯨’

(ほとんど見えないけど)富士砂でマルチング。

最後にたっぷりと水をあげて植え替え終了。アガベには植え替え直後に水をあげます。

ここまで順調に育ってきましたが、
植え替え後から急に徒長し始める場合もあるので注意深く観察します。(経験談)

このままカッコよく育って欲しいなぁ~

それでは。


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