こんにちはこんばんは。アガベ・ユタエンシス・エボリスピナを植え替えましたッ!!
今回植え替えたこのアガベ・ユタエンシス・エボリスピナは今年の2月に開催された草乱祭にて、
レイさんファミリーのブースで購入。暖かくなった5月下旬に植え替えしました。
アガベといえばチタノタ(オテロイ)が人気ですが、このユタエンシスも人気。そして高価。そんな中でレイさんファミリーで販売されていた、このユタエンシスがお安かったので購入。過去最安値でした。でも最小。
そもそも高価な理由は…生長が遅いから。購入時にも「一年で数ミリしか大きくならないよ」といわれたアガベです。
アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ
そんなアガベ・ユタエンシス・エボリスピナの原産地はアメリカ合衆国南西部。名前の通りユタ州周辺です。
今回購入の株は幼苗すぎてその特徴が全く出ていませんが、成熟した株は細長い葉に尖った鋸歯をまっすぐ上に伸ばす特徴的な草姿をしています。
このアガベ、厳密にいうとユタエンシスの変種エボリスピナということ。基本種であるユタエンシスのほかにネバデンシスという変種も有名です。
私は…この辺の違いがよく分かっておりません…(葉とか鋸歯の色とか形が違うらしい)。
ユタエンシスは自生地が広範囲に及び、コロニーごとに異なる地域差が変種として分類されているのが実態のようです。学術的にいくつかの品種に分かれているようですが、実際はそれぞれの品種の特徴が入り混じったコロニーが存在し、交雑しているみたいです。変種や亜種に品種分けする必要あんの?(むしろちゃんと分けられてんの?)って感じです。
なので、まぁ…今回購入のこの株もホントに変種エボリスピナなのかはちょっとよくわかりません。そもそも小さすぎてエボリスピナの特徴が出てませんし。でも、一般人が園芸でユタエンシスを育てる分には、よほどのマニアでもない限り変種かどうかはそれほど気にしなくてもいいかと。というのが私の見解(※注:私はネームドアガベの違いが全く分からない人です。だっていろいろ名前がついてても品種的には全部チタノタ(もしくはオテロイ)でしょ?)
そんなアガベ・ユタエンシス・エボリスピナを植え替えます!!
アガベ・ユタエンシス・エボリスピナを植え替え!!
つーわけで主役のアガベ・ユタエンシス・エボリスピナ↓↓↓
小さい!!
鉢を横にしてエボリスピナを取り出します。
取り出したエボリスピナ↑↑↑
一応、根を整理します。パリパリになって枯れている根をカット。
白くて元気な根はこんだけ。…おぉぅ(すくねぇ)。
次に植え替える鉢の準備。
毎度の登場、3Dプリンターで自作した植木鉢。
今回使うのは直径φ6.5cmも2号サイズ。星形に模様をいれた新作(の試作品)。
↑↑↑このポストにもあるように、底には土中に空気を供給する通気リブを組み込んでいます。
この鉢は鉢底ネットが必要ないので、直接鉢底石を敷きます。
鉢底石は軽石。
この上にある程度の高さまで用土を敷いて、殺虫剤と肥料を散布。
使った用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土、殺虫剤はオルトランDX、肥料はマグァンプKです。
広告定番のサボテン多肉植物用の培養土植木鉢とテラコッタの専門店・鉢人さんでは、種類豊富な鉢とセットでまとめ買いをすると送料がお得です!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
広告いろいろな植物に使える定番の肥料!ハイポネックス・マグァンプK肥料焼けしづらいのでとってもオススメ!用土に混ぜて使ってください!!
肥料はともかく、殺虫剤は撒いとくことをオススメします。ただし、アガベを育てる上でもっとも問題になる害虫、ハダニに対してオルトランDXは全く効果がないので過信は禁物です。
ここにエボリスピナを仮置き。鉢との隙間に用土を入れていきます。
根と土の間に隙間ができないように、割りばしなどで軽くつつきながら用土を充填。と、いってもこの根の量ならそれほど気にしなくても大丈夫かな…
最後にマルチング(化粧砂)を敷きます。
使ったマルチング材は富士砂。マルチングは潅水時の水の勢いで細かい用土が飛び散るのを防ぎます。
アガベの場合は、この後たっぷりと水をあげて植え替え終了です。
ユタエンシス・エボリスピナは生長が遅い
他のアガベの育て方と同じように、直射日光によく当て、鉢の中が完全に乾いてからたっぷりと水をあげるのが栽培の基本です。…なんですが、ほんとぉーに生長が遅い。※植物育成ライト不使用
上にも書きましたが、購入時に「生長が遅いよ」と言われていました。アガベって結構生長が速いイメージがあったので、そんなわけあるかいッ!!って思ったんですが、
そんなわけありました。
暖かくなって、他のアガベが葉を展開していく中、エボリスピナは生長点の葉がちょっと大きくなったかなぁ~程度の生長スピード。
調べてみると、エボリスピナは他のアガベと異なり、標高の高い場所に自生している品種のようです。標高の高い場所に自生=成長が遅い、と無理に結びつける気はありませんが、少なくとも他のアガベの品種とは自生環境が異なるようです。
風の強い標高の高い場所が自生地のため蒸れに弱く、積雪のある場所なので寒さに強い品種だそう。
というわけでアガベ・ユタエンシス・エボリスピナの植え替えでした。
それでは。
読んでくれてありがとうございます人気ブログランキングはお好みのジャンルからブログを検索できるサービスです。
もすレコ。は人気ブログランキングに参加しています!良ければクリックしてね
コメント