こんにちはこんばんは。栃木県栃木市にある植物園、とちぎ花センターに行ってきました。

とちぎ花センター(以下とちはな)では、2025年9月6日(土)~11月9日(日)にとちはなちゃんドーム(観賞大温室)で多肉とサボ展、炭展が開催中です。
また企画展に合わせ、日本多肉植物の会(通称JSS)さんとコラボした多肉植物ミニ展示即売会が9月14日(日)に開催されたので行ってきました。
この展示会に限らず、とちはなさんで開催される企画展はとても手が込んでいます。どの展示会からも、スタッフさんの植物に対する愛が伝わり好感が持てる内容です。
(企画展は開催中ですが)えぇ…1週間前の話です。写真が多くて記事作成が遅れました…
多肉植物ミニ展示即売会
栃木県栃木市岩舟町にあるとちぎ花センター。
みかも山のふもとにある植物園です。
屋外の大花壇と、かなり大きな温室を備えています。カフェやフラワーショップもあります。
そのフラワーショップに併設されたフラワー館で2025年9月14日(日)に開催されたのが、日本多肉植物の会ミニ展示即売会です。
多肉植物の企画展に合わせたコラボイベント。こちらは一日のみの開催でした。
開催時間は9:30~16:00。

フラワーショップもミニ即売会も利用は無料です。JSSの会員さんがサボテンや多肉植物を持ち寄った直売会。会計は各ブース事の清算です。
ミニとつくだけあって小規模なイベントでした。
販売品はサボテンやエケベリア、ユーフォルビア、アガベ、アロエなど。数は少なめですが、色々な種類の多肉植物が販売されていました。
販売者は関東のイベントではよく見る方たち(…向こうもそう思っていると思いますが)ですが、他のイベントに比べるとずいぶんお手頃価格だった印象です。
例外はありますが、こういうローカルなイベントではお安い掘り出しモノが見つかったりします。
今回は何も購入しませんでしたが、アレとかコレとか買っとけばよかったなぁ…。
とちはなちゃんドーム
企画展が開催されているのがとちはな内の観賞大温室、通称とちはなちゃんドームです。こちらは有料施設。
開館時間と入場料は季節によって異なります。事前に公式サイトで確認してください。→とちはなさん公式サイト
今回は一般400円の入場料でした。

他の植物園と比較しても、かなりの大きさの温室です。
この日は猛暑日ではありませんでしたが、温室内は
ヤベー暑さでした。
来館の際は熱中症に注意しましょう。虫よけ対策もしておくとばっちりです!
尚、当記事で扱うのは企画展のみの内容です。温室内の常設展示(と当時開催されていた食虫植物展)はこの記事をご覧ください↓↓↓
多肉とサボ展
2025年9月6日(土)~11月9日(日)にとちはなちゃんドーム(観賞大温室)で開催されているのが多肉とサボ展。サボテンのサボ展ですよ
その名の通り、多肉植物とサボテンの展覧会です。
事前告知では守金魔天竜や長谷川亀甲竜が展示されるとのこと。植物園の展覧会としては珍しい品種を展示するようです。
ということでさっそくGO!

館内に入るとさっそく手の込んだ(予算を掛けた)ポップが。
私の興味があるのはあくまでサボテンなので、謎解きイベントには一切興味がありません。…が、一般のお客さんに対してはこういった試みが必要でしょう。ただただサボテンを見てキャッキャウフフできる私のような変態人種は極少数派でしょうから。
受付を入った後の前室↓↓↓

アロイドと一緒にサボテンや多肉植物が展示されています。
サボテンのパロディア属↓↓↓

ホームセンターでよく売ってるヤツですね。
コチラもサボテンのマミラリア属↓↓↓

多肉植物のアガベ・キュービック↓↓↓

キュービックはアガベ・ポタトルム(雷神や吉祥冠の原種)のモンスト(=石化・せっか)品種です。

石化とは生長点異常が起こった個体のこと。奇形の葉が出ています。
前室を抜けると↓↓↓メインの展示空間です。

多肉植物のエケベリア・リラシナ↓↓↓

エケベリア・桃太郎↓↓↓

水をしぼって、もーちょっとかわいくつくって欲しかったかな。
多肉植物のフォーカリアやセロペギア(マニアック)↓↓↓

今回の展示でもっとも恐怖を感じたのがコレです。

枯れたサボテンの詰め合わせ。
(金鯱やメロカクタスが見えます…)
展示のためにわざわざサボテンを枯らせたとは思えない(あとサボテンはなかなか枯れない)ので、この日のために枯れたサボテンを収集して保存しておいたのでしょう。
SNSなどを見る限り、ここのスタッフの方はちょっと頭がおかしい(←誉めてる)ので、こんなおかしなことができたのでしょう。そう思うと震える。
なんのために枯れたサボテンを集めているのか?意味があることなのか?途中で疑問に思わなかったんでしょうか…。狂気を感じました(←誉めてる)。こんなきれいに枯れたサボテンはなかなか見れないので大変良かったです(大抵腐ってぐちゃっとなる)。
気を取り直して…

このサボテンは…

ありました守金魔天竜って書いてある守金魔天竜です!!(笑)
…まぁ…読み方難しいもんね…

守金魔天竜の守金は人名が由来です。そのため読み方は「もりがね」。
かつて鈴木守金さんがギムノカリキウム・魔天竜を改良し、園芸的な価値を高めた個体(系統)を敬意を表し、守金魔天竜と呼びます。
名前は間違っていますが、素晴らしい!暗緑の肌にゴツイ棘!これぞ守金魔天竜!!
その守金魔天竜たちの中央にあったのが、

ディオスコレア・長谷川亀甲竜です。
茨城の長谷川園芸で生産された塊根植物、ディオスコレア・亀甲竜の特選個体が長谷川亀甲竜です。いわゆるブランド亀甲竜。

素晴らしい亀甲具合。肌も白い。しかも大きい。亀甲竜は成長が遅いため、この大きさは大変貴重です。
亀甲竜を育てたことがある方は(身に染みて)ご存じかと思いますが、
フツーの亀甲竜はなかなかこんなきれいな亀甲になりません。
まさに長谷川亀甲竜。
長谷川亀甲竜は人気も高く、毎年の販売時期になると抽選販売になるほど。
こちらも貴重↓↓↓

サボテンのアストロフィツム・恩塚鸞鳳玉綴化。
恩塚(おんづか)も人名が由来です。鸞鳳玉の肌を真っ白に改良したのが恩塚さん。そのため、肌が真っ白な鸞鳳玉を恩塚鸞鳳玉と呼びます。こっちはちゃんと読んでもらってるな…

これはその恩塚鸞鳳玉の綴化(てっか)個体。通常は点状の生長点が、線状に変異した生長点異常個体です。珍しい。
よく見ると、これは…接ぎ木ですかね(台木は土に埋まってる)。
フォッケア・火星人と書かれていたユーフォルビア・紅彩閣(サボテンじゃないよ!)↓↓↓

反対側にフォッケア・火星人らしき塊根植物があったので、たぶん間違えたんでしょう。職員の方には伝えておいたので対応されていると思います。
紅彩閣自体は非常に大きく立派です。
アデニウム・オベスム↓↓↓

超メジャーな塊根植物ですが、何気に当ブログ初登場。
ここの職員さんはフェロシオールが好きなんでしょうか?3つも展示されていたギムノカリキウム・フェロシオール↓↓↓

フェロシオールはギムノカリキウム属のサボテン。太くて白い棘の個体は人気があります。

…くっ!
結構いいフェロシオール展示してるじゃねぇか…っ!

3つともタイプ違い。それぞれ個性があります。
コピアポア・黒王丸↓↓↓

現在もっとも人気があるサボテンといっても過言ではない黒王丸。

素晴らしい棘!!もしかしたら接ぎ木(台木は埋まってる)かな?黒くなってるところが気になるな…(腐ってる…?)
テロカクタス属のサボテン、紅鷹↓↓↓

だ・い・こ・う・よ・う!!
うん。紅鷹ですね。「おおべにたか」あるいは「だいべにたか」と呼ぶのが正しいと思います。

流通名にしても大紅鷹ってあんまり聞いたことがありませんが、棘が素晴らしい。
ちょー太くて長い棘です。よき紅鷹ですよ。これは。水が吸えてなくてシワシワだけれども。
人気のサボテン、オブレゴニア・帝冠↓↓↓

一属一種の珍サボテン。生長が遅いので大きい株は貴重(そんで高価)です。
こちらも人気のサボテン、ギムノカリキウム・黒棘鳳頭↓↓↓

鳳頭の黒棘個体が黒棘鳳頭という名前で流通しています。
↓↓↓サンセベリア(現在はドラセラ属に移属)も展示されていました。

サンセベリア・ロブスターブルー
↓↓↓サンセベリア・ケニア

この辺はホームセンターにも売っている品種ですね(こんな大きいのはなかなかないけど)。
知名度も人気もないサボテン、マツカナ属・奇仙玉↓↓↓

見た目は棘の生えたロフォフォラ属。自分の育てている品種が展示されていると嬉しくなります。
↓↓↓ギムノカリキウム・ペンタカンサ(…?)

ペンタカンサという名前で展示されていたサボテン。

…ただ…これはギムノカリキウム・海王丸では?棘はどーみても海王丸(ペンタカンサの棘はもっと細くて5本の直刺)。
↓↓↓ギムノカリキウム・新天地。

ギムノカリキウム属のサボテンの中では最大種。小さくなる方向性で進化してきたのがギムノカリキウム。そのため大きな新天地はより原始的なギムノカリキウムになるのだとか(という説がある)。
↓↓↓クロエンレイニア(旧エキノカクタス)・短刺(?)金鯱

金鯱の変わり棘個体。

…それはいいんですが、これは短刺ではなく狂刺では?見事な狂いっぷりに見えますが…
↓↓↓一属一種。孤高のサボテン、レウクテンベルギア・晃山。

おかしな見た目ですが、これもれっきとしたサボテン。
↓↓↓テフロカクタス・ゲオメトリクス

通称サッカーボール。ウチワサボテンの仲間です。
↓↓↓アストロフィツム・四角鸞鳳玉

5稜が基本の鸞鳳玉。4稜の変種だけを集めたことにこだわりを感じる。
↓↓↓人気サボテンのロフォフォラ属も展示。

左が烏羽玉の変種、仔吹烏羽玉。その名の通り、子株を出して群生します。基本種に比べると毛がほとんどないのが特長。真ん中が基本種の烏羽玉。こちらは仔吹きせず、単頭で大きくなります。右は烏羽玉と並ぶロフォフォラの代表種、翠冠玉。
大温室
企画展示室を抜けると大温室。こちらは常設展示ですが、ところどころにサボテンの展示が追加されていました。
↓↓↓綴化サボテン特集

綴化(てっか。せっかとは読まない)は、生長点が線状に変異した生長点異常の個体のことです(上にも書いたけど)。パソコンに文字うちするときは「つづりか」と打ちます。
↓↓↓マミラリア・白竜丸綴化。

↓↓↓ボラスキア・雷神閣綴化

↓↓↓セレウス・残雪の峰

残雪の峰はセレウス・スペガッジニーの綴化個体。綴化していない通常個体の和名はないみたい。
接ぎ木されたサボテンも展示されていました↓↓↓

↓↓↓コリファンタ・象牙丸

うちの象牙丸も今年ハダニにやられました。ナカーマ
↓↓↓エピテランセ・月世界

↓↓↓金鯱に年齢が…

↓↓↓多肉植物のガガイモの展示が追加されていました。

開花中↓↓↓

臭い花で有名なガガイモ。しっかり臭います!臭いを分かりやすく伝えると、ゲ〇の臭いです!!
ということで多肉とサボ展はこんな感じ。
最近人気の品種が多く展示されていました。それはそれでよかったんですが…欲を言えばもっとマニアックなサボテンも見てみたかったな…と。例えば、いわゆる難物、栽培が難しいと言われるペディオカクタス属とかスクレロカクタス属とか…。自分では絶対に栽培しようとは思いませんから。そうすれば変態マニアはもっと喜んだと思います。
炭展
大温室を抜けた先、企画展示室2では炭展が開催中です。

その名の通り”炭”をフォーカスした異色の企画です。


↑↑↑まじめ(まとも)な展示もあるんですが…
↓↓↓意外(?)な炭のライフハック術も。

炭で浄水器をつくるのは理解できるんですよ。災害時などの緊急事態では役に立たないこともないかな…と。
でもね、
→バーベキューしたいのに炭がない
→習字をしたいのに墨汁がない…
これを炭を用いた炭団や墨汁で解決しようとしているんですが…
いや、ホームセンターに行け!!!!
とかツッコんでしまうわけですよ。ツッコミ待ってるじゃないですか。ツコッミほしいほしいしてるじゃないですか。ほんとここの職員は頭がおかしい(←誉めてる)。お堅いイメージのある公益財団法人が運営しているんですよ?ここ。
そして、素晴らしかったのがコレ↓↓↓

花炭の展示です。
身の回りの植物等を、なんでもかんでも炭にしてしまったのがこの企画。
↓↓↓ハス

どれも原型をとどめたまま炭化しています!
↓↓↓クリ

↓↓↓とうがらしとかピーマン

↓↓↓タコノキ

↓↓↓ツバキ


↓↓↓ガマ

よく河原に生えてる植物です。小学生がチ〇コチ〇コと大興奮するヤツですね。
後で聞きましたが、
これらの花炭はすべて職員の手作りだそう。
素晴らしい!!ナイス狂気!!
ちなみに展示には「だれでもかんたん花炭の作り方」なんて書かれていましたが、
簡単ではなかったそうです。(オイオイ)
炭にする際、原形をとどめずに崩れてしまう場合が多かったそうで、非常に大変だったとのこと。
↓↓↓顔ハメパネルもありました。

ここに写っているのも職員の方でしょう。…シャンプーの木でシャンプーした人じゃないかな?
ということでこちらの炭展も素晴らしかったです。この手作り感(しかし雑ではない)も非常に好感が持てました。
以上、とちはなさんのイベント&展示会でした。
それでは。
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