群仙園さん(リトープスで有名じゃない方)のサボテンとアロエを購入した話。生産者さんって気にしたことある?

サボテンや多肉植物の生産された農園って知ってる?まぁいつものサボタニ買いましたって!記事なんですが、今回の購入品は生産者さんのラベル付きだったんでその話もしてみます。

アロエ・マダガスカリエンシス
アロエ・マダガスカリエンシス

出会いは突然に

先日、フラッとホームセンターに立ち寄りました。最近、ホームセンターの品揃え(主にサボテンと多肉植物)だと満足できなくなってるんですよね。植物は園芸イベントまたは園芸店で購入していることが多いので、まったく期待していませんでした。

ところが、

すげーのを見つけました。

購入品は群仙園さんの苗

そのホームセンター、驚愕の(サボテンと多肉植物は)品揃えでした。

種類としては、エケベリアやセンペルビウムといったベンケイソウ科、サボテン、ユーフォルビア、ハオルチアや、その他多肉植物といったラインナップでしたが、なんなら園芸店でもなかなか見ない品種が揃っていました。

一例としてサボテンでは烏羽玉、ラウシー、紫太陽、海王丸など。サボタニ専門店の品揃えです。

マジかよ。ホームセンターのくせにすげえな。

そんな中、私がチョイスしたのは、

サボテン・アリオカルプス属・黒牡丹(こくぼたんと読みます)

アリオカルプス・黒牡丹
アリオカルプス・黒牡丹

アロエ・マダガスカリエンシス

アロエ・マダガスカリエンシス
アロエ・マダガスカリエンシス

の2点を購入しました。アリオカルプスは前から欲しいなぁーとは思っていたんですが、

まさかホームセンターで買うとは思いませんでした。

ラベルには群仙園の文字が。サボテンだけではなく他の多肉植物にも群仙園さんのラベルが貼ってあります。

リトープスで有名な群仙園さんとは別の群仙園さん

群仙園。多肉植物好きの間では有名な群馬県桐生市のリトープス生産者さんです。園主の島田さんもすごく有名な方です。群仙園=リトープスといっても過言ではない、そんな農園です。…私はリトープスを育てていないのでこの時知りました。

リトープスは多肉植物で、一言で容姿を表すなら”ケツ”です。どうみてもケツにしか見えませんが、実は岩に擬態していて、脱皮をしながら大きくなる変わった多肉植物です。

ん?

私の買ったものはサボテンとアロエですよ?ほかにもベンケイソウ科の多肉やユーフォルビア、ハオルチアなんかにも群仙園のラベルが貼ってあります。むしろ(そのホームセンターには)リトープスが無い。なんか、こう…モヤっとしたものを感じますね。

そこで他に伺いたいこともあったし、意を決して群仙園さんに電話をかけてみました(数秒のやり取りでしたがご対応いただいた島田さん、ありがとうございました。)

私が今回購入したサボテンとアロエは、

リトープスで有名な群仙園さんとは別の群仙園さんで生産されたものでした。

正確には島田さんのお兄さんが生産したものだそうです。

っっぶね。リトープスで有名な群仙園さん=サボテン・アロエも生産している群仙園さんで記事を書こうとしてましたよ。間違った情報をブログに掲載するところでした。

リトープスで有名な群仙園さんはリトープスのみの生産・販売で、サボテン・多肉植物(リトープスを除く)を生産している群仙園さんとは別々です。

今回、わざわざなんで群仙園さんの名前を出したかというと、(そのホームセンターに置かれていた多肉植物が)私の好みだったからです。それと”群仙園”でネット検索すると、リトープスの方の群仙園さんしか出てこないから。ですかね。

アリオカルプス・黒牡丹(こくぼたん)

そんで購入品の紹介です。サボテンのアリオカルプス属黒牡丹。おおよそサボテンとは思えないそのビジュアルがもう、私の大好物です。

アリオカルプス・黒牡丹
アリオカルプス・黒牡丹

私の認識では非常に珍しい&高価なサボテンです。が、ホームセンターで手に入るってことはそうでもないのかな?価格もお手頃でした。

ただし、生長が非常に遅いサボテンなので流通量は極めて少ないはずです。少なくとも私が生産農家だったら生産しようとは思いません。出荷までに時間がかかるので、商品として栽培するのは難しいはずです。

非常に変わったサボテンで、特徴として棘がありません。葉っぱのように見える緑色の部分は茎が変化した疣(いぼ)です。また、地中部分が塊根状になります。

自生地では半分地中に埋まっているので、サボテンのくせに直射日光が苦手です。ハオルチアみたいですね。生態系の同じニッチの収斂進化(しゅうれんしんか)なんでしょうか?

アロエ・マダガスカリエンシス

んでアロエです。原産地はマダガスカル(ってラベルに書いてあった)。それを日本で繁殖させたものでしょう。小さいのにトゲトゲした葉が凶悪面でカッコよかったので購入しました。

アロエ・マダガスカリエンシス
アロエ・マダガスカリエンシス

品種名(?)のエンシス(エシス)は地名を表すそうなので、直訳するとマダガスカル産のアロエということになります。

…そんなアロエはいっぱいおんねん。ホントに品種名かいな?

でもコレ、アロエ・ヒスイデンとどう違うんだろ?…ちょうど隣でヒスイデンが販売されていたんですが、マダガスカリエンシスはヒスイデンと比べて大きさは20%、価格は200%みたいな感じです。やや棘が強そうですが、葉に入る斑とかヒスイデンと似ています。

ってわけで詳細不明なアロエです。ネットにもほぼ情報なし。そして私にはアロエの知識を調べるための知識がありません。

さらに詳細不明なことの最大の問題が、

育て方が分からない。です。アロエ・マダガスカリエンシスの栽培情報なんてネットにはほとんどありません。見た目的には日光大好きアロエみたいな面構えなので、そのように、例えばキダチアロエみたいな感じで育てればいいのかな?

…そうは思ったんですが、生産された群仙園さんなら育て方を教えてくれるかと思い、電話をしてみたんです。それで上記の事実が発覚したんですけれども。

結局、サボテン・アロエを生産された群仙園さんの連絡先はわからないので、このアロエは詳細不明のままです。

マダガスカリエンシスが小型種なのか大型種なのかも気になるところ。アロエ意外とデカくなりますからねぇ。

ひとまず日光の元、乾燥気味に育ててみることにします。

以上、群仙園さんで生産されたサボテンとアロエの紹介でした。

最近急激に鉢の数が増えてしまっています。置き場が…あぁ困った…

それでは。


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