黒いエケベリア・アフィニス!!渋カッコいいビターなエケベリア!!

前から欲しいなぁ~と思っていたエケベリア、アフィニスを購入しました。今回はその植え替え記事です!カッコイイよッ!エケベリアの黒い原種!!アフィニス!!!

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニス

私は実はエケベリアの良さが全く分かりません。園芸店に行くといつも、エケベリアじゃなくてサボテン扱えよッ!って思ってるぐらいです(そしてそれが世の中のニーズとズレているのも理解している)。ですが、このアフィニス(とその交配種)は唯一カッコいいなぁと思えるエケベリアです。

エケベリア・アフィニスとは?

アフィニスはベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物です。

そしてこのアフィニスはエケベリアの原種の一つで、唯一の黒い葉をもつ原種でもあります。

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニス

ブラック〇〇(ナイトとかプリンスとか)等の黒い葉をもつエケベリアの品種は、このアフィニスを元にしたほかのエケベリアとの交配種です。

最大の特徴はその黒い葉ですが、中心の生長点付近の葉は鮮やかな緑色です。基本的に寒くなり紅葉すると黒に、暑くなるにつれ緑が強く出ます。以前にアフィニスではありませんが同じ黒系の交配種、ブラックナイトを見たときは、黒はどこ行ったんだよッ!!ってぐらい緑になってました(個体差があるとは思いますが)。

ってわけでやっぱり育てるなら原種です。オリジンっていうバックボーンがいいんですよ。…まぁ、

園芸種もたくさん育ててますけどね。

そんなアフィニスの原産地はメキシコです。多いですね。日本で出回るメキシコ原産の多肉植物。

エケベリア・アフィニスの原産地
エケベリア・アフィニスの原産地

このアフィニス、ネットの通販サイトでは取り扱いが少ない(時期的なもんでしょうか?)ですが、たま~にホームセンターでも見かけます。あまり見かけないのは人気が無いからなのか、他に何か理由があるからなのかはわかりませんが、めちゃめちゃレアな品種ってわけでもなさそうなので、粘り強く探せばお手頃価格で手に入ると思います。

ちなみにエケベリアはこのブログでは以前に一度登場していますが、

基本的に私がエケベリアに興味が無いのであまり登場しません。興味が無い故にベンケイソウ科の多肉植物、エケベリアとかグラプトベリア、センペルビウム、アエオニウムとかの区別がつきません。なんならロゼット型に展開する多肉植物は全部エケベリアだと思ってるぐらいです。なのでこのブログは多肉植物を扱う割には、人気のあるエケベリアがほとんど登場しないという、世間の関心とちょっとズレたブログになっています。…あ、余談でしたね。

アフィニスの植え替え

アフィニスを植え替えます。ちなみに購入&植え替えは6月上旬。一応、梅雨入り前に植え替えました。

まずはコレ↓↓↓エケベリア・アフィニス。

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニス。購入時

元の鉢から出します。横にしてスポッと抜けました。

…が、全然鉢の土が乾いていません。店頭にあった時点で水をもらっていたみたいなんで、1週間ほど断水していたんですが乾ききっていませんでした。

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニスの根鉢。このまま3日放置

なので、このまま3日放置。根洗い(盆栽用語)状態で土を乾燥させます。

すっかり乾燥した根鉢から古い土を100均の筆で払い落とします。

土を落としたアフィニスがコチラ↓↓↓

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニスの根

植え替える鉢を準備します。植え替える鉢は大口産業さんのマービスタブランドのプラスチック鉢、ブラックプラスチックポットのシリンダータイプ。って思って買った鉢です。

裏返すとGreen Shipって書いてある鉢。ディティールとかはブラックプラスチックポットそっくりなんですけど違うブランドです。OEM製品?

この鉢にもともと底穴は開いていませんが、購入したシマムラ園芸さんに常備されているドリルを使ってセルフで穴あけ。

セルフで底穴開けた
セルフで底穴開けた

今回は4つ空けました。底の中心部にはもともと穴を空ける用に凹みがあります。

んで、このプラ鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

次に用土を入れていきます。用土は市販のサボテン多肉植物用培養土+観葉植物用培養土+川砂+赤玉土小粒にゼオライト少々。比率は5:3:1:1ぐらい。サボテン多肉植物用培養土単体より気持ち保水性を上げています。

今回の鉢もそうだったんですが園芸店で売られているサボタニって、結構保水性が高い土に植わっていますよね。なので、私の配合よりもっと保水性を上げてもいいかもですが、私は割とまめに潅水する方なのでそれなりの保水性にしています。

用土は育て方と栽培環境にあったもので。

ある程度の用土を鉢に入れたら、アフィニスをセットして周りに土を入れていきます。

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニス。用土入れた

用土を入れ終わりました。

棘が無いってホント楽。

最後にマルチングします。

エケベリア・アフィニス
エケベリア・アフィニス。マルチングして植え替えフィニッシュ!

今回のマルチングは朝明砂を使いました。

植え替え終わり。

エケベリア・アフィニスの育て方

そんなエケベリア・アフィニスの育て方です。

  • 日照
    アフィニスはエケベリアなのでよく直射日光に当てましょう。基本的に日光大好きです。日照量が足りないと徒長します。徒長すると葉と葉の間が長くなり縦に生長します。もともとロゼット型だった草形が別の植物のようになってしまいます。
    また、アフィニス独自の特徴として葉が黒いため熱くなります。日光に当てた後触ると、明らかに他の植物より葉が温まっています。そのため、直射日光大好きではあるんですが、熱くなりすぎて調子を崩すことがあります。夏の直射日光は遮光し、春と秋の西日も遮光しましょう。
    エケベリアは、特に日照面で気楽に室内では育てられません(私は育てていますが)。
  • 潅水
    水やりは鉢の中の土が完全に乾いてから、鉢底から流れるでるくらいたっぷりと与えましょう。根が湿った状態が長く続くと根腐れするため、乾湿のメリハリをつけるのがポイントです。
    また、水の与えすぎも徒長の原因となるため、夏は遮光をする関係上、水は若干控えめに。11月ぐらいから徐々に水を減らし、冬は表面が湿るくらいの水を月に1,2回与えるか、断水しましょう。
    基本的に水を与えるのは用土から。土に水を流し込んであげましょう。今回購入の株は上から水をぶっかけられていたようなので、葉にカルシウム等が結晶化して白く残っています(水アカ)。ただ、葉に水をかけるのは害虫、ハダニやカイガラムシ、コナジラミなどの予防(発生初期であれば駆除にも)に有効ではあります。その場合は葉に水滴が残らないようにふき取るか、ブロアーで飛ばしましょう。水滴は傷に入ると腐ったり、レンズ効果でそこだけ葉焼けしたり悪影響があります。あ、ブロアーは100均のシュポシュポするやつで十分です(鉢数が多くなければ)。
  • 温度管理
    一年を通して風通しの良い環境においてください。寒さに弱いので、最低気温が5度を下回りそうなら室内に取り込むのが安全です。屋外で越冬する場合は、断水して休眠状態にすることで耐寒性が高まります。その場合は霜や寒風には当てず、凍らないようにしてください。

アフィニスの紹介、以上です!

黒い葉がクールでカッコいいエケベリア!オススメです!!

それでは。


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