こんにちはこんばんは。今回は悲しい記事。悲しい…。以前ダルトンのセメント鉢に寄せ植えしたエケベリアやグラプトベリア、セダム達。
枯れました。
多肉植物が枯れる原因のNo1は間違いなく根腐れです。この場合は「枯れる」というより「腐った」という表現が正しいかなと思います。
ですが今回は枯れました。もうカッサカサ。
一応言っておきますが、ちゃんと水はあげていました。
じゃあなんで?結論から言うと原因は害虫です。
枯れるほど害虫に寄生されているなんて…水をあげるときに気付けよ…
調子が悪くなってきた…
まず最初に異変に気付いたのはエケベリア・大和錦から。
大和錦は品種名に「錦」とつきますが、斑入りの品種というわけではありません。この大和錦、緑色というよりは赤茶色っぽい葉色が特徴のエケベリアです。冬季では。そう、冬でもないのに茶色になっていることにもっと早く疑問を持つべきでした。夏の大和錦は鮮緑~深緑色の青々とした葉色でないとおかしいはずです。
ただ、予兆は早くからあったのかもしれませんが、急激に状態が悪化したような気がします。
もう、下葉が完全に枯れてしまっています。ピンセットで掴むとパリッと気持ちよくはがれる始末。
なんか白いツブツブが…
枯れた葉なんかつけていてもしょうがないので、大和錦の下葉を取り除いていきます。
すると更なる異変が…。もうこれはただ事ではないと…
以下、閲覧注意です。
大和錦の枯葉を取り除ききった下から、
白いツブツブの何かか出現しました。
マルチングの赤玉土の上にもうびっしりと。大和錦の葉の陰になっていたところにもうびっしりと。
最初はカビの菌核?とか思いましたが、こんな乾燥した状況でカビはない。じゃあなんかの卵…
この時点ではこれがなにかは良く分かりませんでしたが、
これが不調の原因だということはよくわかりました。明らかに異常ですからね。
寄せ植えの他の植物たちも…
さらに不運だったのがこれが寄せ植えだったことです。他の植物にも異常が広がっているのではないかと…。
アレ?グラプトベリアのシルバースター(上から2番目)はもともとこんな色じゃなかったような…?
気持ち葉もしおれているようなので、ためしにピンセットでつまんでみると…
ポロっと葉がとれました。
さらにお隣の植物たちも…
ぎゃああああああーーーー!!!
さらに生長点がまだ生きていたと思っていた大和錦も、
ぎゃああああああーーーー!!!
と、いうわけで枯れてしまったようです。
実況見分のためぶっこ抜く
枯れた原因を特定すべく、エケベリアたちを鉢からぶっこ抜きます。
ん…。なんか嗅いだことのない臭い。もしかしてこれが揮発性のにおい…
以下閲覧注意!!
根っこに白いツブツブが…。
ネジラミです!!
まさか自分がネジラミの被害に合うとは思いませんでした。考えが甘かった。そう、
ネジラミを甘く見ていました。まさかこんな植物を枯らすほどとは…
※ちなみにネジラミはカイガラムシの仲間で、土中の根に寄生し吸汁し、植物を弱らせる害虫です。乾燥した環境を好むため、特にサボテン、多肉植物が被害に合いやすい。鉢から抜くと揮発性の独特のにおいがする。
つまり、あの白いツブツブはネジラミの卵ではないかと。と、思っていたんですが、ブログ執筆のため画像を見ていたら葉の方にも白い小麦の粉のようなツブツブが。こちらはカイガラムシだと思われます。もしかしたらカイガラムシの卵や巣だったかもしれません。
※カイガラムシは葉や茎に寄生し、吸汁することで植物を弱らせる害虫です。成虫は殻をかぶり1ヶ所に定着(動きません)吸汁します。殻をかぶっているので殺虫剤が効きにくいため、見つけ次第歯ブラシなどでこすり落とすのが有効です。小麦粉の粉のような見た目や綿毛のような見た目などたくさんの種類がいます。また、つぶすと赤色の体液が出ます。この色素を活かし一部の食紅の原料にされています。食紅の原料になるのはコチニールカイガラムシという種類らしいです(そして食用に養殖されている)。
殺虫剤で害虫予防をしよう!!
さてこの場合、植物たちが元気ならば根を水(または薬剤の溶液)で洗浄、ネジラミを駆除後に根を乾燥、植え付けという流れになると思いますが、残念ながら今回は手遅れ。そこで被害拡大を防ぐために、他の鉢にネジラミ対策を施そうと思います。
というわけで対処法をググり、我が家の植物に撒きまくりました。
殺虫剤を。
もう、つべこべ言わずオススメはコチラ!!!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
オルトランDX!!!単品購入は送料がかかるので、サボテンや多肉植物との同時購入をおオススメします!!
用土に撒くことで、水分と一緒に殺虫成分が根から吸収され害虫の駆除、予防ができます。遅効性の殺虫剤ですが、1カ月ほど効果が続く持続性があり、噴霧タイプの殺虫剤が効きづらいカイガラムシにも効果があり、薬害も出づらいのでオススメの殺虫剤です。
これまでの植え替え記事では完全に殺虫剤をスルーしていましたが、今度からは必須です!!!
サボテン、多肉植物にはあらかじめオルトランDX。予防のためにあらかじめ散布!!もすレコ。との約束だよ!!
それでは。
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