こんにちはこんばんは。前に投稿した記事に続き、今回もタンクブロメリアの植え替え記事です。
前にポストした記事↓↓↓
今回植え替えたのはいわゆるタンクブロメリアの一種、エクメア属（別名サンゴアナナス属）ガモセパラの斑入り園芸種”ラッキーストライプス”です。
このブロメリアを購入したのは今年（2024年）の3月に開催された春のブロメリアフェスタ2024にて。
毒々しい色柄の多いタンクブロメリアの中にあって、キレイな斑入り品種。サボテン多肉植物の販売会であったら即売れてしまいそうなもんですが、けっこうな時間売れ残っていて、（高価なので）さんざん悩んで購入しました。みんな水玉模様のやつとか黒いヤツを欲しがるんかな？（私も欲しかったけど）
実は我が家の植物の中でも最高額品でもあります（といっても趣味家さんからしたら大した額ではない）。
エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”
ビルベルギア・ディスタチア・マクラータの記事でも書きましたが、タンクブロメリアについて軽く触れておきます。
ブロメリア科（別名アナナス科またはパイナップル科。そうパイナップルの仲間なんです！）の熱帯植物で、株の中心部が筒状になっている植物のことを通称タンクブロメリアといいます。
タンクブロメリアはその筒状部分（タンク）に水を貯め吸水することで生育します。根は…主に活着のために利用されるようです（水なども吸うようですが…）。樹木や岩に活着する着生植物で、過酷な環境で生き残るためこのような進化をしたみたいです。エクメア属の他にビルベルギア属、ネオレゲリア属などの植物が当てはまります。
んで、今回植え替えるエクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”はエクメア属のガモセパラという品種の斑入り園芸種です。
筒状の葉の外側、覆輪にクリーム色っぽい斑が入る美しい品種。
熱帯植物のため寒さが苦手な品種が多いタンクブロメリアの中でも、このガモセパラは比較的耐寒性があって育てやすい品種。そして割とコンパクトな小型品種（らしい）ので、置き場所に困っている我が家にまさにピッタリな品種です。
ですがこのエクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”、そもそもタンクブロメリア自体があまり店頭に並んでいないので、入手難易度は高いかもしれません。あってもネオレゲリア属とかしかないとか…。なので、専門店や園芸イベントでの入手が主になると思います。ローカルな話でいえば…埼玉県ではシマムラ園芸さんがタンクブロメリアの取り扱いが多いかなと思います。
イベントでいうとタンクブロメリアの取り扱いが多かったのはコレかな↓↓↓
このイベントは蘭の販売が主だったんですが、他にもいろいろな植物が販売されていました。オススメ！！次回は秋に開催予定です！！
でこのエクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”、購入時はミズゴケに植わっていましたが、藻が生えてきたので植え替えます！（←別に藻が生えることに害はないけど）
エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”の植え替え！！
植え替えるエクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”↓↓↓
鉢を横にして、側面を軽く叩いてブロメリアを取り出し…って取り出せねぇ…
ミズゴケをほじくり出しながら取り出します。
けっこうギュッとミズゴケが詰まっています。…ミズゴケってもっとふわっと植えるんじゃなかったっけ？
まぁいいや。根についているミズゴケを取り外します。
…根についているミズゴケを…というか根がほとんどありませんでした。
もうミズゴケと間違って引きちぎっちゃいそうな根。
次に植え替える鉢の準備。
植え替える鉢は3Dプリンターで自作した植木鉢↓↓↓
鉢側面を格子状にして通気性をUPさせた鉢です。タンクブロメリアには排水性と通気性が重要。
この鉢をつくったときのポスト↓↓↓
ただこの鉢、側面の格子（開口部）がわりと大きいので粒子の大きい用土向き。粒子が細かい用土だと流出量が多くなってしまいます。後述しますが、今回使う用土はバークチップ＋軽石。粒が大きいので流出しません。ある意味用土を選ぶ尖った性能の鉢。
この鉢は鉢底ネットが必要ないので、そのまま直接鉢底石を敷きます。
鉢底石は軽石＋日向土。
この上にある程度の高さまで用土を敷きます。
今回使った用土はプロトリーフさんの洋ランの土。
広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です！！デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に！！タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です！！
バークチップと軽石が配合された土です。
さらにこの上に殺虫剤を散布。撒いた殺虫剤はオルトランDX。カイガラムシとネジラミ対策です。
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です！
タンクブロメリアにネジラミって聞いたことがありませんが、前回植え替えたビルベルギア・ディスタチア・マクラータはネジラミ☆パーリィーだったので一応撒いときます。薬害も出づらいといわれていますし。
ここにエクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”をセット。隙間に用土を充填していきます。
根と用土の間に隙間ができないように、用土を割りばしでつつきながら充填しました。…まぁそんな根っこないんですけどね…。用土の粒が大きいので隙間ができないように、つついたり鉢側面を軽く叩いたりして植えていきましょう。
この上にマルチング（化粧砂）を撒きます。
今回使ったのは富士砂。でもバークチップと軽石の見た目はそんなに悪くないし、潅水しても飛び散らないので、マルチングは必要なかったかも。
最後にラッキーストライプスの筒からあふれるくらい水をあげて植え替え終了です！！
エクメア・ガモセパラの育て方
エクメア・ガモセパラの育て方ですが、株の筒状の部分に水を貯め、軽く遮光をして育てるのが基本です。
広告軽石とバークチップが混合された洋ラン用の土です！！デンドロビウムやシンビジウム、コチョウランの栽培に！！タンクブロメリアの栽培にも使えます排水性と適度な保水力を両立した用土です！！
以上、エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”の植え替えでした。
それでは。
読んでくれてありがとうございます人気ブログランキングはお好みのジャンルからブログを検索できるサービスです。
もすレコ。は人気ブログランキングに参加しています！良ければクリックしてね
コメント