ハエトリソウが消滅してしまった…。よりよいボタニカルソークの底面給水方法を考えてみた。

今までありがとう。我が家のハエトリソウ。今冬に、ボタニカルソークの底面給水鉢に植え替えたハエトリソウがジュクジュクになって消滅してしまいました。

こんにちはこんばんは。今回は悲しい記事…

ハエトリソウ
元気だったころのハエトリソウ

まぁ…そうですね。ハエトリさんは我が家初の栽培植物だったんですよね…ひとまず悲しいです。

とりあえず前向きになれる写真を。

飛行機雲
飛行機雲

飛行機雲がきれいだ…。あんな風にハエトリさんは☆になっていったんだろうなぁ。

ボタニカルソークの底面給水鉢は、ガラスの鉢に水を貯めて、底穴の無い陶器鉢が毛細管現象で給水するという特殊な鉢ですからね。根腐れしないためにどうすれば良かったのかを考えてみました。

ちなみにハエトリソウとお別れしたのは今年の8月。だいぶ時間が経っていますが、なかなか記事にする気が起きなかった…

広告かわいいデザインのボタニカルソークの鉢。シンプルな底面給水の鉢を探している方に。

花芽が出てから調子が悪くなった

前回の記事の最後にも書きましたが、ハエトリソウに花芽が出てきました。

ハエトリソウ
ハエトリソウ

画像では1つだけですが、このあと2つも花芽が出てきまして、合計3つも花芽が出ました。

花をそのまま咲かせると、株が体力を使って弱ってしまいます。私は採種する気はないので早々に花芽を切り取りました。

…が、そのままハエトリソウは衰弱していき、植え替えから5カ月後の7月中旬がこんな感じ↓↓↓

ハエトリソウ
ハエトリソウ

だいぶ弱っていますが、まだ捕虫葉も形が分かる大きさ。この時、弱った原因を考えて対処していればお助けできたのに…

早く元気になるといいなぁー、なんて軽く考えていました。花芽をたくさんつくったから弱ったと思い込んでいたんです。

生長期の春夏にんなわけねぇ。

植物が不調のなったときは必ず原因がある。当たり前だけど。教訓です。

んで時は流れ、3週間後。

ハエトリソウ
ハエトリソウ

一向に良くなる気配を見せず、どんどん弱っていったハエトリソウ。

アレ?やべぇぞ?って思いましたが、この時点で時すでに遅し。

枯れた原因は…根腐れ

いよいよヤバい。なんかしなきゃと思い、とりあえずハエトリソウを鉢から引っこ抜きました。

ハエトリソウ
ハエトリソウ

一見まだ助かりそうな気配を出していますが、もう株の中心部、生長点が溶けてしまっています。もともともっと長かった根っこもヌルっとちぎれる始末。

根腐れで逝ってしまいました。

あ、ハエトリソウの根は健康でも黒いのが普通なので、画像だけだと根の良し悪しが分かんないと思います。ですが今回の状態はもうダメです。

ハエトリソウを植えていたボタニカルソークの底面給水鉢

植え替えの記事でも書いていますが、軽くボタニカルソークの底面給水鉢の説明をしときます。

ボタニカルソークの底面給水鉢
ボタニカルソークの底面給水鉢

ガラスと陶器の二重構造の鉢で、ガラスの鉢に水を貯めて、陶器の鉢が底からその水を給水します。陶器鉢に底穴はなく、微細な多孔質構造を活かして毛細管現象で水を吸い上げる仕組みです。

底面給水に関しては、事前に実験をしてから使用を開始しています。

いっぱいに水を入れても、ジャブジャブになるわけではなく、陶器鉢底に数ミリの水が染み出す程度です。

広告かわいいデザインのボタニカルソークの鉢。シンプルな底面給水の鉢を探している方に。

ハエトリソウが腐った原因を考えてみる

悲しいですが次の栽培に活かすため、ハエトリソウが腐ってしまった原因を考えてみます。

  1. 花芽を出して株が弱ってしまった。
  2. 冬季にうまく休眠できなかった。
  3. ボタニカルソークの底面給水鉢の特徴がハエトリソウの生態とうまく合わなかった。
  4. そもそも管理の仕方、特に潅水の仕方がまずかった。

たぶん主な原因は4です。1と2は根腐れの直接的な原因ではないですが、間接的には関係しているとは思います。株をうまく休ませてあげることができなかったなぁ。

3ですが、水を好むハエトリソウとは相性自体は悪くはないのではないかと思っています。ただ、特殊な鉢だけに管理方法にクセがあって、私がそれにうまく対応しなかったのが原因になったのでは?と思っています。つまり、やっぱり4の、特に潅水の仕方がまずかったのが根腐れに至った理由ではないかと。

他に虫害や病気の可能性もなくはありませんが、害虫や病変は認められなかったので可能性としては低いと思われます。

よりよい底面給水はどんなだったのか?

さてそんなボタニカルソークの底面給水鉢ですが、上にも書いた通り、どんなにガラス鉢に水を入れても、陶器鉢には底の数ミリしか水が溜まりません。

なので、ジャブジャブにならないから根腐れはしないだろうと思って、

ガラス鉢常に水いっぱいにしていました。こんな風に。

ガラス鉢に水を貯めた
実際はもっと水入れてた。

根も呼吸する。ということを完全に失念していました。

根腐れの原因はこれではないかと。つまり、加水で根腐れを起こしたのではなく、酸欠で根腐れをしたのではないかと。

陶器鉢の底がちょっと浸るぐらいの水量で管理するべきでした。ガラス鉢内は湿度が高かったハズなので、なんなら水に触れていない日を設けても良かったかもしれません。根の呼吸のために。

ハエトリソウ栽培で重要なのは、常に湿った環境をつくることであって、水にずっと触れている環境をつくることではありません。根の呼吸のために空気に触れさせるのも重要です。

ただ、表面のミズゴケが乾いてしまうのは明らかに水不足なので、加減が難しいところ。

そもそも特殊な鉢で育てんなよッ!って話かもしれませんが、カッコいい鉢で育てたいじゃないですかッ!!

そんなわけで、ボタニカルソークの底面給水鉢でハエトリソウを育てる場合は、水加減にご注意ください。(たぶん他の植物も)なにも考えずに水を入れていればいいってわけじゃないと思います。

検証したいけど心の傷が…

それでは。


読んでくれてありがとうございます人気ブログランキングはお好みのジャンルからブログを検索できるサービスです。
もすレコ。は人気ブログランキングに参加しています!良ければクリックしてね

コメント

タイトルとURLをコピーしました