ボタニカルソークの底面給水を実験してみた!

ボタニカルソークの植木鉢は、SOLSO FARMなどを運営するSOLSOさんがデザインした、株式会社バージさんが展開する植木鉢ブランド、FARMから販売されている底面給水のガラス+陶器製の植木鉢で、私はACTUS(アクタス)さんの実店舗で購入しました(文章にすると複雑だなー)。

ボタニカルソークの底面給水鉢
ボタニカルソークの底面給水鉢

見た目や店頭のディスプレイからは、まったくその機能性が伝わってこない、ボタニカルソークの底面給水性能を実験してみました!!

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底面給水のかっこいい鉢が少ない!

もう、見出しの通りです。底面給水のかっこいい鉢が少ない!

なぜ、底面給水が必要なのか?以前のポスト、

これに登場した、ハエトリソウ栽培のためです。ハエトリソウは日光を非常に好むため、一般的に屋外での栽培を推奨されます。

そのため、大多数の栽培家の方々は、プラ鉢にハエトリソウを植え付け、深めのトレーに水を貯めた腰水栽培を行います。腰水栽培のため、水を吸いっぱなしてしまう素焼き鉢では具合が悪く、冬季に凍結して破損する可能性のある、陶器鉢でも具合が悪いわけです。

しかし私は、どーしてもハエトリソウを屋内で栽培したい(というか栽培しました)。そのため、かっこいい鉢がほしかったわけです。ですが、上の記事の通り鉢に藻が生えました

記事が終わってしまうので、プラ鉢でいーじゃんというのはナシでお願いします。

そこで腰水≒底面給水、底面給水専用の鉢を探し、少々お高めですが、ボタニカルソークにたどり着きました。

見つけたボタニカルソークの鉢、どんな鉢?

ちなみに、今回紹介のこの鉢、店頭で何度も目にしているはずでしたが、まったく印象に残っていません。もう、全スルーです。調べるまで底穴の有無どころか、底面給水用の鉢だということすらわかりませんでした。

どんな鉢かといいますと、ガラスの鉢の内側に、陶器の鉢を入れる二重構造です。ガラスのほうに水を溜め、陶器のほうに植物を植えます。見た目通りの使い方です。

特徴的なのが、底穴がないこと。多孔質の陶器が毛細管現象で水を吸い上げ、底面給水する仕組み。いわれなかったら、ガラスのプランターカバーにしか見えません。ほんとに底面給水するんかいな?

ボタニカルソーク。底面
ボタニカルソーク底面。底穴がない。

購入したのはシリンダー型のホワイト。ホワイトといっても真っ白ではなくて、きも~ちクリーム色が入ってます。陶器鉢底のベージュっぽいところが、釉薬がかかってなくて、毛細管現象で水を吸い上げる部分。

購入品は、釉薬部分の切り替え部がグラデーション状になっている初期型。今は釉薬部分/無釉薬部分がはっきりセパレートしてます。他に4色あって、全5色展開。

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販売しているFARMさんのカタログは見ているだけで楽しいですねぇ。あ、この鉢FARMだったんだって、なります。植木鉢のブランドとかメーカーって普通に生活してたら、分からないですもんねー。デザインしたSOLSOさんのSOLSO FARMはいつか行ってみたい園芸店です。行こうと思った時があったんですが、腰が上がらなかった。

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底面給水の性能は?

それでは実験開始です。ガラス鉢に水を注いで溜めました。画像ではめっちゃ水が入ってそうに見えますが、陶器鉢を取り出すとそんなに水は入ってません。

ガラス鉢に水を貯めた
ガラス鉢に水を貯めた

んで、24時間後。底面に水が溜まりました。最初の給水は時間がかかるっぽい。

底面から給水されました
底面から給水されました

まぁっーたく分からない写真ですいません。一応、矢印を付けました。鉢底から5mmぐらいの高さまで水が溜まってます(計ってない)。どんなにガラスに水を入れても、これ以上は溜まりませんでした。

かかった時間ですが、初回は余計に時間がかかるみたいです。最初は陶器鉢自体が水を吸い込むようで、十分に水を含んでから鉢底にたまり始めるっぽいです。陶器鉢底に水が溜まっていないのに、水がなくなっていたので途中で足しました。

逆も試してみた

外から中に給水できるなら、中から外に排水できるのではないか?せっかくだから、逆パターンも試してみました。陶器鉢に水を貯めて~ガラス鉢に溜まるかな?

陶器鉢にいっぱいに水を貯めて~
陶器鉢にいっぱいに水を貯めて~

6時間後。鉢肌にじわじわっと水が染み出してきました。汗をかいてるみたいな部分です。

じわっと染み出てくる~からの~
じわっと染み出てくる~からの~

その後、底に水滴が。

鉢底から滴る水
鉢底から滴る水

…排水は…できるできないでいったら、できる。でも、超ーーーーーッ激遅なので途中でやめました。実験を。

この鉢では素直に底面給水しましょう。給水能力はあっても、実用的な排水能力はありません。上部灌水はやめましょう。

以上です!!あとは実際に植えてみて、どう育つかですね。デザインは申し分なし、この鉢の一番の問題はプロモーションやアピールの下手さでしょう。植木鉢のプロモーションって見たことありませんが。

この記事が購入の一助になれば。それでは。


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