アガベ・BB!!アガベの超人気品種オテロイ・ブラックアンドブルーを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。今年(2023年)の夏休み、木更津園芸夜市で購入したアガベ・BB。そのBBを植え替えたよっ!!って記事です。

アガベ・BB
アガベ・BB

黒い鋸歯(きょし)に青白い草色が特徴のアガベ・オテロイ・ブラックアンドブルー。略してBB。アガベの中でも超人気の品種です。

BBはチタノタなのかオテロイなのか?

BBはもともとアガベの人気品種、チタノタの選抜株として、黒いねじれた鋸歯と丸っこい葉に青い草色をもつ個体につけられた名前でした。だから今でもアガベ・チタノタ・BBと呼ばれていたりします。そのためBBは品種名ではなく、あくまで際立った特徴も持つチタノタということでした。サブ品種名とでも考えればいいでしょうか。

ですがまずこのチタノタ、いわくがあります。これまでは葉が細長いランチョタンバー系と葉が丸っこくて鋸歯がねじれたFO-76系、見た目の特徴が違う2種類が同じチタノタとしてひとくくりにされていました。

ところが2019年、この2種類の見た目が違うチタノタの遺伝子を解析した結果、別種であるという論文が認められ、細長い葉のランチョタンバー系が従来通りのチタノタ、葉が丸っこいFO-76系がオテロイとして独立、別品種に登録されました。

そのため、丸っこい青い葉のBBはオテロイの選抜株、つまりアガベ・オテロイ・BBになった。…んだと思うんですが、世間的にはBBはあくまでチタノタの選抜株だとされています。チタノタBBとはいってもオテロイBBってあんまり聞きませんよね。ただ私は葉の特徴からBBはオテロイの選抜株だと思っているので、当ブログではアガベ・オテロイ・BBとしています。

まぁただ、オテロイという名前が知られるようになったのは比較的最近のため、市場では表記がチタノタと混在しているのが現状です(実際は、自生地が同じチタノタとオテロイは自然交雑しているらしいです。これから流通する新株はともかく、これまでに流通した株のチタノタorオテロイどっちなのか問題は解決しなさそう…)。

そしてBB、ブラックアンドブルーですが、ちょっと前まではブルーボールと呼ばれていたらしいです。一応、当ブログでは最近の時流にならってBBはブラックアンドブルーの略としておきます。

このへんの話はゆるぷさんのブログを読むとよくわかると思います。参考にさせていただきました。

アガベのカキ仔

購入したアガベ・オテロイ・BBは親株からのカキ仔だそう。カキ仔とは親株の脇芽から生長した子株のことです。株分けされたアガベなので、親株と同じ遺伝子をもつクローンです。

サボテンや多肉植物は自家受粉(自株のおしべとめしべで受粉)しない品種が多いかつ、別株でも同じ遺伝子をもつクローン同士では受粉できないので、カキ仔よりも実生(種から育てられた株。親株とは遺伝子が異なり、それぞれの株が別の遺伝子になる)がありがたがられます。

ただアガベは受粉させるための花を咲かせるために、時間をかけてめちゃめちゃ株を大きくさせなければいけません。そして開花後は枯れるという運命が待っています。採種のためのハードルが高いうえ、そもそもアガベは鋸歯の特徴が優劣を決めるので、親株と全く同じ鋸歯が再現できるクローンの方が人気があります。

私の育てているオアハカ・オテロイ↓↓↓はメリクロンという技術を使った親株の完全クローン個体です。

今年の夏はグーグル先生にアガベ開花のニュースをたくさんオススメされました。アガベの花はめったに咲かないから珍しい&花柄が派手(めちゃめちゃ伸びて高さが出る)なので、開花がニュースになります。

その株は枯れちゃうのにね。

そんなアガベ・オテロイ・BBを植え替え

BBのよくわからない品種名問題はさておき、購入した株を植え替えます。植え替えたのは8月中旬。もうだいぶ前…。当ブログではいつものことです。

まずは植え替える主役のBB。幼苗でも黒い鋸歯がカッコいい!!1週間ほど断水し鉢の中を乾燥させます。土を乾燥させることで、植え替え時に古い土を根から落としやすくなり、根へのダメージを抑えることができます。

アガベ・BB
アガベ・BB

初めから植わっているプラ鉢の側面を叩いて、BBを取り出します。

取り出したBBの根についている古い土を払い落とします。私は100均の筆を使用。

アガベ・BB
アガベ・BB

立派な根です。アガベの根は主根、側根の区別が無く、基本的に分岐しない1本の根がたくさん生えているタイプなので、古い土が落としやすい。

枯れている根や、上を向いている根をカットします。

そんで、植え替える鉢を用意。

今回植え替えるのは、マービスタのブラックプラスチックポットっぽいGreen shipの鉢。厚みのあるプラスチック製の鉢です。プラ鉢ですが、安っぽさはナシ。色はダークグリーンをチョイス。ジョイホンパーク吉岡で購入しました。

Marvistaのブラックプラスチックポットっぽいプラスチックの鉢
Marvistaのブラックプラスチックポットっぽいプラスチックの鉢

ビニールが欠けられている状態で販売(取ってから写真を撮れという話ではある)。

サイズ(実測。なので誤差アリ)は、

  • 植木鉢本体
    • 直径:φ10cm
    • 高さ:10cm
    • 厚み:0.5cm
  • 受け皿
    • 直径:φ10cm
    • 高さ:2.2cm
  • 本体と受け皿合計
    • 直径:10cm
    • 高さ:10.6cm
  • 価格:765円(税込み。記事執筆時点)

このシリーズの鉢には珍しく、最初から鉢穴が空けてあります。

Marvistaのブラックプラスチックポットっぽいプラスチックの鉢
Marvistaのブラックプラスチックポットっぽいプラスチックの鉢

穴にはゴム栓がしてありました。鉢カバーとして使えるようにでしょうか?今回は鉢として使うのでゴム栓を外しちゃいます。と、いうかいつもセルフで穴を空けるのはめんどくさいので、全部こういう仕様にしてほしい。

植え替える鉢にネットと鉢底石を敷きます。鉢底石は軽石。

ネットと鉢底石を敷く
ネットと鉢底石を敷く

プラスチック製のこの鉢は、通気性が悪いので何か対策した方がいいかもですが、コレ↓↓↓

の存在を植え替え当時は知らないので今回は未使用です。

用土をある程度の高さまで入れたら、アガベ・BBをセット。

用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土に観葉植物用の培養土をブレンド。比率は3:1ぐらい。栽培環境と管理方法にあった用土選びをしましょう。

アガベをセットしたら、隙間に用土を充填します。

アガベ・BB
アガベ・BB

このあと、いつもならマルチングして植え替え終了なんですが、我が家ではネジラミ&カイガラムシ騒動(そのうち記事にします)があったので、この時(マルチング前に)に殺虫剤を撒いておくといいと思います。殺虫剤はオルトランDXをオススメします。

広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!

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オルトランDXはにおいがあるので、用土の表面に撒くよりもオルトランDXの上にマルチング材や用土を被せたほうがいいと思います。

んで、最後の工程、マルチングです。

アガベ・BB
アガベ・BB

マルチングは富士砂。富士砂は濡れると黒く、乾くとグレーになるので、用土が乾いたかの目安になるのでオススメ。

この後たっぷりと水をあげて植え替え終了。アガベは植え替え後すぐに水をあげて大丈夫です(いままでそれで失敗だったことはない)。

ちなみにサボテンは植え替え後、1週間程度時間を空けてから水やり。アロエとハオルチアは植え替え後すぐに水をあげています。詳しい理屈はわかりませんが、双子葉植物(サボテンなど)は時間を空けて水やり、単子葉植物(アガベ、アロエ、ハオルチア)は植え替え直後に水やりをすることにしています。

アガベ・オテロイ・BBの育て方

BBは日光が好きな乾燥を好む植物。一般的なアガベの育て方でOKです。耐寒性はそれほどないので、地植えより鉢植えでの栽培をオススメします。

  • 日照
    よく日の光に当てる必要があります。日照量が少ないと徒長し、草体の形が崩れてしまいます。徒長すると葉が細長くなり、日光の方向に向かってねじれてしまいます。一般的にアガベの栽培には最低でも4時間以上の日照時間が必要といわれています。アガベは光の強さより日照時間のほうが大事みたいです。日照時間が足りない場合は植物育成用の照明を使いましょう。
  • 潅水
    育成期の春秋はたくさんの水を必要とします。ただし、根が濡れた状態が長く続くと根腐れをしてしまうので、鉢中の土が完全に乾いてからたっぷりと水をあげましょう。乾湿のメリハリが重要です。秋の終わりごろから水を徐々に減らし、休眠期の冬は用土の表面が濡れる程度の水を月1,2回与えるか、または完全に断水し休眠させます。
  • 温度管理
    年間を通して風通しを良くしてください。そしてBBは寒さに弱いです。最低気温が5℃を切りそうなら室内に取り込むのが安全です。アガベは品種によっては耐寒性があるため、年中屋外栽培ができる場合がありますが、BBは難しいんじゃないかな?鉢植えでの温度管理をお勧めします。高価ですし。
アガベ・BB
アガベ・BB

一応、こんな感じで育てられはします。ただ、葉を分厚くしたり、鋸歯をカッコよくしたりしようと思うともっと工夫が必要かもしれません。なんかこの辺は栽培環境によって変わると思うので一様な正解は無いかと。私はアガベには肥料は必要ないと思っていますが、カッコよくするために必要な場合もあるかも。

以上、アガベ・オテロイ・BB(チタノタ・BB)の植え替え&育て方でした。

それでは。


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