ブロメリアの初心者が春のブロメリアフェスタ2024(@東京都中央区)に行ってみたッ!!

こんにちはこんばんは。今日は園芸イベントに行ってきたよって記事。ま、まぁ週一で園芸イベント行ってるんで、週一で園芸イベント記事がUPされてるんですけどね…

春のブロメリアフェスタ
春のブロメリアフェスタ

今回伺ったのは2024年3月3日に開催された、春のブロメリアフェスタ2024。主催は日本ブロメリア協会。

2月に行った園芸イベント、世界らん展2024の記事で

着生植物つながりで、ビルベルギア(属の植物)が欲しい!って書いてたんですが、販売はされておらず。だったら直接ビルベルギア(等のブロメリア科の植物)が売ってるイベント行けばいいじゃん!ってなって行ってきました。春のブロメリアフェスタ。

私は現在、いわゆるタンクブロメリア、ブロメリア科ビルベルギア属のディスタチア・マクラータを育てています。

冷静に考えれば当たり前の話ですが、ビルベルギアを一株育てているぐらいで、分かった気になっていた私は、
ブロメリア初心者だということをこのイベントで思い知りました。

ちなみに会場のビルの入り口には、「受付は4階」って書いてある紙をもったにーちゃんがいたので、素直に4階にいきました。エレベーターの扉が開いた瞬間、1mmも想像していない光景が眼前に広がっていたので、3秒で察して6階へ…。4階も大変賑わっておりました。きっと海苔少なめの薄い本がたくさん売っていたんだろうなぁ…

それと、この日は東京マラソンの開催日。他にも様々なイベントが開催されていた日でもあります。当ブログを読んでくださっている方で、参加した方が多いと思われるイベント、千葉県の幕張メッセで開催された花友フェスタ。このイベントは、私の行動圏からだとメッチャッ遠い&入場料が高い&出店も、多肉植物って言ってもエケベリアばっかりっぽそうで、アガベすら売ってなさそうなので(←多肉植物じゃなくて、植物の項目にアガベやサボテンなどの出店が記載されていました。日本語おかしくないか?)パスしました。

ってことで未知のブロメリア体験をしてきたよって話です。

タンクブロメリアが欲しいんじゃ

株の中心部が筒状になっていて、その筒に水を貯めて吸水するパイナップル科の着生植物が、タンクブロメリアです。

パイナップル科はアナナス科とも呼ばれ、また近年では学名のBromeliaceaeを日本語読みしてブロメリア科とも言います。つまり、ブロメリア科=アナナス科=パイナップル科です。でも、パイナップルをブロメリアと呼ぶことはあんまりなくて、主にブロメリア科の観葉植物を総称してブロメリアと呼びます。

ブロメリアは意外と身近な園芸植物で、もっとも普及しているのはチランジア属(エアープランツ)でしょう。ホームセンターや園芸店、また100均でも手軽に手に入るアイツです。エアープランツはパイナップルの仲間!

そのブロメリアの中でも、株の中心部が筒状になっている植物を、タンクブロメリアと呼びます。だからタンクブロメリアは、科名でもなく属名でもなく、通称です。ツツアナナスとも呼ばれます。具体的にはネオレゲリア属、フリーセア属、エクメア属、ビルベルギア属、ホヘンベルギア属などの植物です(他にもまだたくさんある)。

熱帯植物らしくその特徴的な葉柄と、筒に水を貯めるという生態が独特でカッコよくて、欲しいんです。タンクブロメリアの中でも、ビルベルギア属が葉をぶぁ~っと広げず、比較的コンパクトなので育ててみたい。実際、ビルベルギア・ディスタチア・マクラータを育てています。

ビルベルギア・ディスタチア・マクラータ
ビルベルギア・ディスタチア・マクラータ

ただこのディスタチア・マクラータ、原種ゆえにちょっと地味。もっと毒々しい柄のビルベルギアが欲しい!

ってことで日本ブロメリア協会が主催の、春のブロメリアフェスタに行ってきました!!

なんで、わざわざイベントに行ったのか?

そこいらじゃビルベルギアが売ってねぇからだよ!!

春のブロメリアフェスタ

2024年3月3日(日)に東京都中央区日本橋の綿商会館(めんしょうかいかん)で開催された春のブロメリアフェスタ2024。

フェスタ当日は東京マラソンの開催日。会場の綿商会館の周辺も交通規制されていました。周辺はオフィス街なので、日曜日はランチ難民になるかも。最寄り駅は都営地下鉄や東京メトロ各線の馬喰横山駅や小伝馬町駅、人形町駅です。

会場の綿商会館↓↓↓

春のブロメリアフェスタ
春のブロメリアフェスタ

開催時間は11:00~(協会員限定)11:30~(一般参加可)15:00(最終入場は14:30)。一般(非会員)の参加費は500円です。

私は一般入場開始直後の11:30過ぎに会場に到着。10数人の方が入場待ちをしていたでしょうか。

イベント会場内はこんな感じ↓↓↓

春のブロメリアフェスタ
春のブロメリアフェスタ

私がこれまで参加したイベントの中では小規模なイベント。ですが会場の大きさにはゆとりがあって、人が多かったイベントです。お客さんのほとんどは男性でした。

雰囲気としては、サボテン多肉植物ビッグバザール(五反田BB)をものすごく小さくして、スカスカにした感じでしょうか。スカスカに感じたのは、ブロメリアの生育に必ずしも土が必要ないからというのもあったかもしれません。でも植物の数に対して人間の数が多め。

オークションも開催されていましたが、オークショニアがいる、いわゆるオークションではなくて、紙に書いて入札する感じのオークションでした。私はブロメリアの目利きができないのでオークションはスルー。

販売品

んで、その春のブロメリアフェスタの販売品の話。

一言でいうとブロメリアです。

ブロメリアといってもいろいろあって、体感では

チランジア(エアープランツ)が5割、タンクブロメリアが4割、ディッキア等が1割といったところ。つーかディッキアってブロメリアだったんですね。多肉植物のイベントでよく見るから、アロエとかガステリアの仲間だと思ってました。
※地生するブロメリア(いわゆるグラウンドブロメリア)をディッキア等としています。

販売品の半分以上を占めていたと思われるチランジア。このイベントで販売されていたチランジアは、ホームセンター等で販売されているものと違って一般的な品種名の後に、もう一つ品種名がついてるヤツ。またはナーセリーオリジナルの交配種です。例えば、イオナンタ・〇〇〇やブルボーサ・▢▢▢、ストレプトフィラ・△△△みたいな感じです(例えばイオナンタだったらイオナンタ・ルブラみたいな)。量販店とは、明確に違うものとして販売したいのでしょう。私にはほとんど違いが分かりませんでしたが…

タンクブロメリアの方は…ビルベルギア属の販売は少なかった…かな??というかタンクブロメリアの属間の違いが、パッと見ためでは区別がつかねぇ。ラベルを見ても、学名そのままのアルファベット表記なので、読めねぇよ…

想像していた状況とは全く違ったので、私はブロメリア初心者なんだなぁと痛感しました。

価格感

春のブロメリアフェスタの価格感ですが、

高いなぁ。というのが第一印象。(ブロメリアの相場が分からないので、相対的にという意味ではなく、絶対的に高い)

私は植物一株に掛ける予算は3,000円までと決めているのですが、このイベントのタンクブロメリアの相場はその予算の2~5倍(あるいはそれ以上)。予算内で買えるものはごくわずか。小さい株をもっと安く売ってくれよ。とか思いましたが、小さい株も安くなかった。価格に株の大小関係ねぇ。

販売数が多かったチランジアは、上記のように量販店とは差別化された品種たち。なので、ホームセンターや園芸店の価格に0をひとつ足した価格感です。100均よりも小さいサイズで、価格は20~30倍といったところ。数百円のものはごくわずか。チランジアって、手軽に育て始められるのが魅力だと思っていたのですが、全然手軽に育てられない価格でした。

タンクブロメリアに関しては店頭でほとんど見かけないこともあって、やはりユーザーが少ない、つまり市場が未成熟で流通量が少ないから高価格なのではないかと。繁殖や栽培が難しいわけじゃないだろうし。

チランジアのほうは、逆にどこでも手軽に手に入りやすすぎて、普及種ばかりだとイベントが成り立たないから、高価格な株が並んだんじゃないでしょうか。

改めて私が育てている、ビルベルギア・ディスタチア・マクラータやチランジア・ストレプトフィラやブルボーサ(←詳細な品種は不明だけど)は驚愕の驚安価格だったんだなぁと実感しました。

価格的にも初心者には優しくないイベントだったので、よく勉強してからの参加をオススメします。

購入品

というわけで購入品。ビルベルギアは高価だったので、スパッと諦めてほかのタンクブロメリアを買いました。

エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”
エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”

エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”※ラベルは”Lucky Stripe”表記。

購入したのはタンクブロメリアのひとつであるエクメア属、ガモセパラの斑入り園芸種です。

エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”
エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”

↑↑↑中央の筒部分に水を貯めて育てる。

購入の決め手は、その美しい斑と育てやすい小型品種だということ。

そしてタンクブロメリアは、一般的に葉を鑑賞するものですが、ガモセパラは花も美しくて楽しめるそう。

エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”
エクメア・ガモセパラ”ラッキーストライプス”

タンクブロメリアってもっと毒々しい見た目のほうがより”っぽい”んですが、日和って無難な斑入り品種をチョイスしました。…だって…かわいかったんだもん…

「日和ってる奴いる? いねえよなぁ!!?」

「はーい。日和ってまーす(*´∀`*)ノ」

こういう柔らかい葉のブロメリアは遮光して育てるそう。直射日光には強くないらしいです。(繊維質な固い葉のブロメリアは直射日光にも耐えられるそうです)

ちなみにコイツは予算をちょっとオーバー。我が家では、サボテンのテフロカクタス・ゲオメトリクス錦と並ぶ高額植物です。

テフロカクタス・ゲオメトリクス錦を購入したときのポスト↓↓↓

サボテン多肉植物業界との違いは…

当ブログは、観葉植物のブログといいつつ、ほぼ実質的にサボテンブログになっています。そのサボテン好きの運営主が、ブロメリア業界を見て感じたことは…

  • 品種名がオシャレ
    サボタニ界隈では斑入り品種には”錦”を付けるのが一般的です。その理屈だとガモセパラ”錦”になるところ、ガモセパラ”ラッキーストライプス”ですからね。オシャレです。サボタニは学名のカタカナ読みに日本語を無理やりマリアージュさせちゃいますし。ペンタカンサ錦とかゲオメトリクス錦とか。ただ、ビルベルギア・ダースベイダーとかビルベルギア・オビ=ワンとかちょっと名前が安直すぎるような気もしてます。オビ=ワンという品種は今回初めて知りました。
  • 団体が少ない
    少ないというか、日本ブロメリア協会しかないみたいです。協会の方やブースで販売していた方にも伺いましたが、他にブロメリア関係の団体は無いそう。あったとしても、認知度が極端に低い団体でしょう。団体が少ないということは、それだけ主催する直売会も少ないということ。サボテン多肉植物は〇〇会(~協会とか~の会とか)がたくさんありますからね。直売イベントも毎週のように開かれてますし。
  • やっぱりマイナー
    チランジアを除くと、ブロメリアはやっぱりマイナーだなぁと。ホームセンターや園芸店には、よく行っている方だと思いますが、初見の植物が多かった。流通量が少ないことが、価格にも表れてます。(今回のイベントがたまたま高額だっただけかもしれないけど…)

というわけで春のブロメリアフェスタに行ってきたよって記事でした。楽しかったかは…よくわかりません!だってブロメリアのことがよくわかってないから!とりあえず物量は少なかったです!

それでは。


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