こんにちはこんばんは!話題の園芸イベント、東京都で開催された世界らん展2024に行ってきました。
世界らん展2024はテレビのニュースや情報番組でも取り上げられる、超メジャーな園芸イベントです。普段はマイナーなイベントを取り上げることが多い当ブログ。これまではローカルなイベントにせっせと行ってきたわけですが、珍しく一般的&有名なイベントに行ってきたよって記事です。
蘭のことは何も分かりませんけども行ってきました。
世界らん展2024
2024年2月7日(水)~14日(水)に東京都文京区の東京ドームシティプリズムホールで開催されている世界らん展2024。
先週末の連休中に初めて行ってきました!
蘭を栽培したことないですけれども!
入場料は2,100円(当日券)
これまでに当ブログで取り上げた園芸イベントではぶっちぎりの高価格!
高額な入場料かつ、会場内のマーケットでもお金を使ってしまうという、ディ〇ニーランド方式のイベントです。あ、その夢と魔法の国よりは全然入場料は安いですが…
普段の私ではぜえっっったいに行かない価格のイベントです。
そんなケチケチな私がなぜ行ったか?それは、
(私の)誕生日だったからです。
銀座でショッピングよりも園芸イベントの方がテンション上がりますからね!私は!!
世界らん展2024の内容
そんでその世界らん展2024ですが、洋蘭、東洋蘭、和蘭などの展示会&販売イベントです。
会場内の配置図はこんな感じ↓↓↓
入口を入って、蘭の展示スペース~品評会の展示スペース~販売ブースが並ぶマーケットエリアという構成になっています。
これまでに当ブログで取り上げた園芸イベントの中ではかなり大規模。というか最大規模。
とりあえず連休中ということもあって
混んでいました。
エントランスの動線計画には問題アリ
というわけでらん展に行ったわけですが、
いきなり入場待ちの大行列。メッチャ並んでいますが、さらに折り返していたのでこの画像の3倍ぐらい並んでいました。
でも、行列の長さにしてはスイスイ列が進むので入場待ちで並んだのは15分ほど。
なんだ順調じゃんって思っていたら、
入場してからもすごい行列。というか列というレベルではない、もはや人だかり。
コレ、天空の花園エリアの入り口が完全なボトルネックになっていて人が流れず。前に人が進まないのに後ろからどんどん入場させるから、
前にも後ろにも進めない状況になりました。一歩も動けない状態になったので、人混みが嫌いな人は耐えられないかも。
入場してすぐのオーキッド・ゲート2024は、その名前のとおり蘭で飾られた門型のオブジェが並ぶエリア。オブジェのそれは自体はイイんです。でも順路上に
そのオブジェの門柱があって邪魔になるという配置計画。
↑↑↑これがその邪魔な門柱。この奥の狭いスペースを通り向けないと、絶対に先に進めない会場構成。
ここを通過すれば、混んでいるとはいえそれなりに順調に進めました。
当ブログは、あまり悪いことを書かないつもりで運営していますが、
とても看過できない会場構成です。
単純に人が多いから行列しているのなら納得もできますが、会場構成の悪さが人が停滞する原因にもなってますからね。とても、あ~蘭がキレイ♡ではすまされません(キレイだったけど)。
直接マーケットエリアに行ける通路もつくった方が良かったんじゃないかと思います。後述しますが、再入場して2回ここを通過したんです。2回目はストレス以外の何もなかった。
ランの展示
んで展示されていた蘭たち。
天空の花園↓↓↓
もっと空いていれば最高でしたが、それはしかたなし。
でも目線よりも高い位置に蘭たちが飾り付けられているので、どんなに人だかりでもよく見れます!それは良かったかなー。あ、私は蘭には詳しくないので、間近で観察したいとか全然ないので、これで十分満足できました。
着生植物つながりってことでしょうか。蘭だけじゃなく、
ビカクシダとかチランジアとか、
ネペンテス(ウツボカズラ)とかも。
テレビでも紹介されてた胡蝶蘭の球体↓↓↓
ウエディングケーキみたいな蘭たち↓↓↓
ほかにも品評会に出品されていた蘭たちがたくさん展示されていました。
蘭じゃなくて人ばっか写ってるんですが、それだけ混んでたってことです。
蘭の写真もたくさん撮りましたが、私には良し悪しが分からないので、
とりあえずスゴイと思われる日本大賞↓↓↓
どこが評価されたのかは私には分かりませんが、花がいっぱいついていて(そして全部咲いてる)のはスゴイと思いました。
光るコチョウラン
行列に任せる展示をされていた蘭たちと違って、しっかり観覧管理をされていたのが光る胡蝶蘭。観覧待ち〇〇分というプラカードを持ったスタッフさんが行列を管理していました。
ブラックライト照射下で緑に光る胡蝶蘭で、世界初創出らしいです。創出元は何とか大学の~NECなんたらの~何とか大学の~みたいな感じだったので細かい説明は省きます。
当初60分待ちだったので、マーケットエリアを1周してから再度、光る胡蝶蘭へ。45分待ちに減っていたので行列にジョイン。実際は35分ぐらいで見れました。
↑↑↑光る胡蝶蘭。暗いせいで手前のガラスに人が反射。おまけにブラックライトで白い紙袋が光る(笑)という状況。ブラックライトを当てないと…ただの白い胡蝶蘭なんでしょう。
この胡蝶蘭、自然な品種ではありません。人為的に遺伝子操作された蘭です。アレですね、そこらへんに勝手に植えると捕まるやつです(←そんな人はいない)。
キリディウス・ポッペイという海洋プランクトンの蛍光たんぱく質を、花に遺伝子導入した胡蝶蘭。キリディウス・ポッペイは海洋プランクトンとのことですが、それが動物性なのか植物性なのかはよく分かりませんでした。
あんまよく撮れなかったなー。もう短時間で暗い暗室かつスマホだとこれが限界。
その他の展示
品評会用の蘭の他にも様々な展示が。
華道家の假屋崎省吾さんの作品↓↓↓
ご本人は、販売ブースで朗らかに写真撮影などに応じておられました。
NHK趣味の園芸ブースにはサボテン、多肉植物の展示もありました。蘭を見ても、あー綺麗ねー以上の感想が無かったので、正直これにはホッとしました。
↓↓↓冬型塊根植物の代表、亀甲竜。立派。ウチものこんなになると嬉しいなー。
↓↓↓超絶成長の遅いユーベルマニア・ペクチニフェラの、さらに生長の遅い斑入りのペクチニフェラ錦の大株。
どうつくったんでしょうかね?こんな大きさ。接ぎ木で大きくして接ぎ下ろしたのかな?
↓↓↓ふつうは単頭のクロエンレイニア(表示はエキノカクタス)・金鯱(短刺金鯱)の群生株。
チョンパして生長点をつぶして仔吹きさせたんでしょうか。
最近はやりのハビタットスタイルのエキノケレウス・紫太陽も展示されていました。ハビタットスタイルというのは、自生環境の姿を鉢植えに再現すること。卑猥なものを想像してしまった私は…きっと心が汚れている…。(あえて写真は載せない)
サボタニの展示品は割とポピュラーなもの(そんで見栄えのするもの)が展示されている印象でした。
販売品
んで、マーケットエリアの販売品の話です。
販売されていたのは、まぁアレですね。一言でいうと蘭です。
らん展という名前なので当然、蘭が多かったんですが他にもいろいろありました。
蘭以外でいうと、チランジア(エアープランツ)とビカクシダ(別名:コウモリラン※実際はシダ植物)が多かったかなぁ。コイツらは蘭と同じ着生植物ですからね。数は少ないですが食虫植物やアンスリウム(だと思うたぶん)、サボテンや多肉植物もありました。
私は蘭のことは詳しくないので何とも言えませんが、サボテン多肉植物の価格に限って言えば、安くはないなという印象でした。(←メインじゃないし当たり前か)
展示ブースも激混みだったので、当然といえば当然ですが、マーケットエリアも激混み。
実は私、今回はらん展と言いつつ、着生植物つながりでビルベルギア(いわゆるタンクブロメリアの1種)が売ってないかなーと探しにいったんですよね。
ビルベルギアっていうのはこうゆうヤツ↓↓↓
ウチで育ててるヤツね。株中心の筒に水を貯める着生植物です。
2周して探したんですが、売ってなかった(見つからなかった)。ってわけでせっかくだし他の物を買おっかなーって思ったんですが、「もう疲れちゃって全然動けなくてェ…」
会場内には休憩スペースはおろか、飲食物の販売すらなくて、おまけにトイレは混んでいる。再入場できるとのことなので、一度会場を出ました。
あ、再入場希望は、退場時に紙のリストバンドを巻いてもらい、再入場時にそれを見せる仕様です。ただし、再入場口はなくて”あの”エントランスをもう一度通過しなければいけません。
隣のタリーズでコーヒー飲みながら休憩してたんですが、もう一度あの入場待ちの行列と、まったく先に進まないエントランスエリアの苦痛のことを考えると、再入場が憂鬱になったんですよね。
でもまぁ、休憩中に若干ではありますが、行列も短くなってきたんで、がんばって再入場しました。
購入品
最初から目を付けていたチランジア、それとデンドロビウム(デンドロビューム)2種を購入。
チランジアは育てるもの簡単だし、蘭に興味がなくても選びやすいのでオススメです。今回のイベントでも結構販売されていました。キセログラフィカとかウスネオイデスもたくさん販売されていたんですが、大きさの割にお得だったストレプトフィラとブルボーサ買いました。
この塊感がたまりません。しかも大きい!
らん展なので蘭も購入。デンドロビウムが欲しかったわけではないんですが、以前の勤め先でよく咲いていた蘭と似ている植物を探していたら、デンドロビウムに行きついた感じです。
蘭って耐寒性が無い品種があったりして、我が家では育てられない印象があったんですが、コレは耐寒性のある、かつ初心者向けの品種。つまり私向きの品種です。大手ナーセリー、山本デンドロビューム園さんのデンドロビウムです。日本一有名なデンドロビウムの農園さんだそう。
まとめ
こういうイベントって、販売品の品揃えで満足度が決まると思ってたんです。今回の販売品はいろいろあったので、そこは楽しかったです。ですが、
高い入場料を取る割には入場者に優しくないな。というのが今回のイベントの感想。そんな感じ。
それでは。
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