良質な斑とは?改めて我が家の斑入りサボテン達を再評価してみる。

こんにちはこんばんは。今回の記事では良質な斑という観点で、我が家の斑入りサボテンたちのことを、改めて考えてみたいと思います。斑入りサボテンを選ぶ時のご参考に。

新天地錦
新天地錦

良質な斑とは?

先日、サボテンと多肉植物の聖地といわれている池袋の鶴仙園さんのインスタを見ていると…

こんな投稿を見つけました。私の目に留まったところを引用すると、

斑入りの基本的な見かたとしては、派手さよりも如何に斑が全体に綺麗にまわっているかが大切です。

鶴仙園西武池袋店

…今までそんな観点で斑入りサボテンを見ていませんでした。

バランスよく斑が入っていることが、良い斑入りのサボテンということですね。

私が斑入りサボテンを選ぶ時の基準

じゃあ私がどんな基準で斑入りサボテンを選んでいるか?基準を優先順にあげてみます。

1.健康かどうか?2.品種。3.ディティール4.値段。です。アレ?そもそも斑の良し悪しが選択基準に入っていませんね。ひとつづつ考えてみます。

まず1.健康かどうか?ですが、これは病気や害虫が付いていないか?極端に痩せていたり枯れそうではないか?ということです。大概斑入りのサボテンは高価なので、購入後に元気に育ってくれるかどうか?が第一にして最大の選択基準です。枯れてしまっては意味がありませんからね。

次に2.品種。です。当ブログを読んでくださっている方は薄々お気づきでしょうが、このブログに登場するサボテンの品種にはかなりの偏りがあります。もすレコ。では圧倒的に球サボテンの登場回数が多い、とりわけギムノカリキウムが多いんです。柱状に生長するサボテンやウチワサボテンが私の好みじゃないんですね(例外もありますが)。あと全身が毛(みたいな棘)に覆われているサボテンも好きではありません。斑入りであっても好みの品種を選ぶよってことです。

3.ディティールはそのサボテンのディティール、例えば棘の色とか長さ、株の形とかのことです。同じ品種のサボテンでもいろんなタイプがある場合があるので、そのタイプの中から好みを選ぶよってことです。ただ、優先順位は低めかな。なので3。

最後に4.値段です。予算があるのでいくら気に入っても、高額ならば買いません。私は斑入り無しに関係なく、単体の植物生体に使う金額は3,000円(税抜き)までと心に制約を掛けています。3,000円でも充分高額だと思うんですが、そんくらい出さないとアガベ買えないんですよね。とはいえその金額でも、枯れたり腐ってしまった場合は心へすさまじいダメージを受けます。もう5ケタの植物なんて怖くて買えません。斑入りサボテンも同様。その金額に収まるようにチョイスしています。

うん。改めて考えてみても、斑入りサボテンの選択基準なのに斑のことが全く考えられていません。なんでだろ……

私が斑を重視しない理由を考えてみた

うーん。たぶん、

斑はサボテンの生長とともに位置や大きさが変わっていくから。だと思います。

育てているうちに変化するものだと割り切っているから、購入時に重視しないんだと思います(あくまで私は)。

成長とともに変化するので、「如何に斑が全体に綺麗にまわっているか」というのも、例えば品評会とかの評価基準としてはいいけど…ぐらいにしか考えていません。

ただし、全体の6割に綺麗に斑がまわっている個体が1年後にほとんど斑が無くなっていたり、ちょっとしか斑が入っていない個体が、1年後に超きれいな斑が入るというような可能性は低いと思います。

…やっぱ最初からある程度きれいな斑が入っている個体を選んだほうがいいような気がしてきました。時間経過とともに良くも悪くもなるけれど、少なくとも購入時点では綺麗なわけですから。

我が家の斑入りサボテンを再評価

ってわけで、綺麗な斑という観点で我が家のサボテンを再評価してみたいと思います。ただし、私の主観、かつ我が家には斑入りサボテンが少ないので評価は甘めです。

緋牡丹錦(評価★★★★☆)

緋牡丹錦
緋牡丹錦

上から。

緋牡丹錦
緋牡丹錦

我が家の初斑入りサボテンにして最高評価。より牡丹玉っぽいディティールの緋牡丹錦を選んだだけ、斑の良し悪しでは全く選びませんでしたが、意外とキレイに斑が入っています。ただし稜によって斑のバラツキがあるかな。

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新天地錦(評価★★★☆☆)

ギムノカリキウム・新天地錦
ギムノカリキウム・新天地錦

上から↓↓↓

ギムノカリキウム・新天地錦
ギムノカリキウム・新天地錦

派手に斑が入っていますが、だいぶ片側に寄っています。なので星3つ。そういえば、もっと全体に斑が入っている新天地錦はコイツより500円高かったなぁ。でもキレイ(砂で汚れているけど)。

LB2178交配錦(評価★★☆☆☆)

緋牡丹錦×LB2178ハイブリッド
緋牡丹錦×LB2178ハイブリッド

緋牡丹錦として販売されていたサボテン。その特徴からしてLB2178交配錦(LB2178ハイブリッド錦)。牡丹玉の変種、LB2178っぽいディティールを最優先に選んだ個体。斑の良し悪しはまさに二の次。そのため斑が少ないうえにかなり偏った配置。なので星2つ。

世界の図(評価☆☆☆☆☆)

世界の図
世界の図

もう斑は画像のここだけにしか入っていません。短毛丸の斑入り品種、世界の図!!そもそもこれを世界の図といってよいのか?というぐらい申し訳程度の斑が入っているだけ!!なので星ゼロ(!!)。ちなみにコイツは札落ち品。エキノプシス属なのは間違いないとは思いますが、そもそも短毛丸なのかもわからない子。

以上です。我が家には4つしか斑入りサボテンがありませんな。

どうも私は、綺麗な斑というより、斑が入っているという事実で満足しているようです。世の中にはレウクテンベルギア・晃山やアリオカルプスやアズテキウムのように変わったサボテンの斑入り個体もあるようですが、私の予算では無理ですな。

みなさまの斑入りサボテン選別の一助になれば。

それでは。


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