こんにちはこんばんは。以前、埼玉県川口市で開催された春の多肉植物・サボテン展示会で購入した複隆鸞鳳玉(ふくりゅうらんぽうぎょく)。
以前から気になり始めていたんですが、2023年の8月下旬、その複隆鸞鳳玉が
茶色くなりました。
あ、枯れたり腐ったりしたわけじゃありません。茶色くなったんです。ただ、異変は異変なので手遅れになる前に対処します!今回は我が家の複隆鸞鳳玉の現状とその対処をしたよっ!って記事です。
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え~と、育て始めたのが2023年の5月中旬からなので…約3カ月ですか。栽培期間短いな…
複隆鸞鳳玉が茶色くなった…
我が家の複隆鸞鳳玉に異変を感じたのは、花も咲き終わった2023年8月下旬。株の下部(!)が茶色く変色し始めました。
いや、正確には花が咲いている時から下部が茶色くなってきてはいたんです。
↑↑↑下の方が部分的に茶色くなってきているのが分かりますか?
この時は気にもとめなかったんですが、茶色の変色はどんどん広がり、無視できない事態に。さらにちょうどそのころ、我が家ではネジラミ事変が勃発。害虫との闘争に突入したタイミングでの複隆鸞鳳玉の茶変…
今回もヤツらの仕業かっ?!
仮にネジラミの被害だった場合、対処が遅れると手遅れになる可能性もあります。
これはもう、
抜いてみるしかないッ!!
真夏のクソ暑い8月下旬(今年は9月いっぱい暑かった)。サボテンの根っこをいじるのは最悪の時期ですが、もうしょうがない。
とりあえず抜いてみるっ!!
ってわけで、複隆鸞鳳玉を鉢からぶっこ抜きました!
根の状態は思ったよりも悪くない…いや、むしろ状態はかなりよさそう。白い根が多く、黒く根腐れした根も見当たりません。
白いツブツブしたネジラミも、白いふわっとしたネジラミの巣(?)も見当たりません。
ネジラミいない…
いや、おるな。
ごく一部分に白いふわっとしたものがあります。ただし、ココだけ。広がっていないので、寄生初期の状態でしょう。根っこは健康そうなので、このちょっとだけのネジラミが原因ではなさそう。でも放置できないのでネジラミを駆除します。
根を乾燥させる前に、薬剤を溶かした溶液で根を洗っておくとよりよいです。乾燥、植え付け後は薬剤(殺虫剤)を散布して予防措置を講じておくとより安心。ネジラミの卵が残っていた場合の対処にもなります。オススメの殺虫剤はオルトランDX!!
広告土に撒いて使う錠剤の殺虫剤。根から吸収された殺虫成分が長く効く遅効性の殺虫剤です。アブラムシ、コガネムシの幼虫、カイガラムシやネジラミに効果があります手を汚さず使えるオススメの殺虫剤です!
つーわけで、複隆鸞鳳玉の根っこを水洗い!
一応、オルトランを溶かした溶液で根っこを再度洗った後、1週間ほど乾燥させます。
それにしても元気そうな根です。やっぱ茶変の原因はネジラミや根っこ関係のトラブルではなさそう。ネジラミは殺虫剤で対処できそうな数だったし、抜かなきゃよかった…(結果論なのでしょうが無い)
植えていた鉢に再度植え替える予定なので、こちらも殺虫剤溶液に浸して殺虫。
現時点で考えられる対処はしました。少なくとも根っこの問題ならこれ以上の対処方法は思い当たりません。
んで、1週間ほど乾燥させ、もとのセメント鉢に植え付け!
うん。最初と変わってない(当たり前)。
複隆鸞鳳玉が茶色くなったのはなぜなのか?
さて、現状では一番枯れる可能性の高かった根っこのトラブルではないことが分かりました。
では茶色く変色した原因は何なのか?可能性のある問題を考えてみました。
- 日焼け
まだまだ日差しの強い8月下旬。茶変理由のもっとも考えられる原因、日焼け。ですが、8月いっぱいは遮光中(約50%)でした。遮光中でも日焼けする可能性はありますが、日焼けするなら日光が当たっている面です。今回は株元がぐるっと一周茶色くなっているので、日焼けではないと思われます。日焼けするなら上の方だと思いますし。 - ウイルス、病気
病気は主にカビが原因の場合が多くて、その場合は殺菌剤を使用します。部分的に黒くなっていれば病気の可能性があります。ウイルスに感染した場合は株全体が、黄色~茶色の斑の入ったような状態になります。こちらの場合は薬、というかワクチンが必要になるんですが、現状ワクチンは存在しないので、破棄するしかなくなります。ウイルスが原因だったらかなりヤバいんですが(周りにも感染する)、今回は株元が茶色くなる以外の症状が無いので、これらも違うんじゃないかと。完全に違うとも言い切れませんが。 - 害虫
上に書いたようにネジラミの被害ではないようです。たぶん。他の害虫、カイガラムシやハダニ、アブラムシなんかも見当たらないので違うでしょう。
いくつか考えましたがどれも違いそう。じゃあなんなんだ?
詳しい人に聞いてみる。
複隆鸞鳳玉の茶変の原因が分からずモヤっとしていました。
そんな中で参加した、埼玉県川口市で2023年9月9,10日に開催された秋の多肉植物・サボテン展示会↓↓↓
ちょうどこの複隆鸞鳳玉を販売されていた方が、今回も出店されていたので思い切って相談してみました。
複隆鸞鳳玉を購入したときのポスト↓↓↓
(私が撮った写真を見て)病気やウイルスではなさそう。枯れている様子もないし、今後枯れてしまいそうな雰囲気もない。ひとまず様子見。とのこと。
ということで、茶色く変色した原因は
4.栽培環境が悪い。という結論になりました。やはり栽培には風が重要とのことです。送風機は使っていたんですが、足らなかったかも。
つーか、冷静に考えてみると今年の夏は暑かった。記録的な暑さだったということ。なんかメディアでは毎年毎年、記録的な暑さって言ってるような気がするし、毎年毎年暑いような気もするけど、それでも今年は特に暑かったらしい。つまり、
暑さで調子を崩して茶色くなった。んじゃないかと。
とりあえず送風機を追加しました。
そんで、この記事を書いている10月中旬(書いたのもう1カ月以上前だ…)。複隆鸞鳳玉はどうなったかというと…
茶色くなった部分はより茶色になったけど、茶変の拡大は止まった模様。茶色くなってしまった部分は元には戻らないので、生長とともに株元に下がっていくの待つしかなさそう。そういやこういう風に茶色くなった鸞鳳玉たまに見るわ。
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株自体が縮んで小さくなってしまいましたが(複隆のせいでシワが分からない)、植え替え後、グラグラしていた株もしっかり根付いてガッチリしてきたので、これから水を吸って元に戻っていくでしょう。
早く元気になってほしいですな!
それでは。
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