複隆鸞鳳玉(ふくりゅうらんぽうぎょく)をセメント鉢に植え替えだ!!あと育て方とか!

複隆鸞鳳玉…マジで漢字変換がめんどくさい…。PCならともかくスマホだと「ふくりゅうらんぽうぎょく」だと変換できません!

今回はそのアストロフィツム属のサボテン、複隆鸞鳳玉の植え替えと育て方の記事です!

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉

広告アストロフィツム属のサボテン複隆鸞鳳玉(ふくりゅうらんぽうぎょく)ゴツゴツした肌が普通のランポー玉とは一味違います

主役の複隆鸞鳳玉は川口緑化センター樹里安で行われた春の多肉植物・サボテン展示会で購入したものです↓↓↓その時のポスト。

複隆鸞鳳玉とは?

鸞鳳玉(らんぽうぎょく)はアストロフィツム属のサボテンで人気の品種です。そういえば大宮盆栽祭りに行った時も売ってましたよ!鸞鳳玉!!(記事には出てきませんが)盆栽の祭りなのに!!!

最大の特徴は棘が無いことです。サボテンなのに!!!

黄緑色に白い点々の草肌、上から見ると5つの頂点がある星形のかわいいサボテン、それが鸞鳳玉です。

人気品種だけあって変種も豊富で、白い斑点が大きく株全体に広がっている恩塚鸞鳳玉(おんづからんぽうぎょく・創出した人名が由来)や、白い斑点が無く草肌がやや青みがかった碧瑠璃鸞鳳玉(へきるりらんぽうぎょく)、稜と稜の間が水平方向に肋骨状にくぼむ亀甲鸞鳳玉(きっこうらんぽうぎょく)、不規則にデコボコする複隆鸞鳳玉(ふくりゅうらんぽうぎょく)があります。

さらに、5稜が基本のランポー玉に稜の数が違う変種、レアな3稜の三角鸞鳳玉4稜の四角鸞鳳玉があります。ただランポー玉は生長とともに稜が増える場合もあり、三角鸞鳳玉や四角鸞鳳玉も成長とともに5稜の普通の鸞鳳玉になる場合があります。

大きいサイズの三角鸞鳳玉や四角鸞鳳玉はすごく珍しいようですよ!!場合によっては5つ以上の稜に増稜することもあるようです。稜が丸くなるタマウリタイプもあります(地名が由来。上から見ると星形にみえない)。

また、より大型に生長するストロンギロゴナムもあります。園芸品種を除くと形状の違いは原産地の違いに由来するようです。

そんなたくさんの変種、園芸種があるランポー玉ですが、原産地はメキシコです!

鸞鳳玉の原産地
鸞鳳玉の原産地

多いですね!メキシコ原産!!

そんで今回植え替えるランポー玉をあらためてみてみると…

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉

5つの稜に白い斑点、デコボコの草肌の複隆鸞鳳玉です!!

私の印象では、めちゃめちゃ珍しいサボテンではないけれど、そこそこ珍しい品種かなってイメージです。それにこの個体はきれいに(?)まんべんなく(?)デコボコしてるなって印象です。

植え替えに至った経緯

この複隆鸞鳳玉、販売されている方は1年は植え替えなくても大丈夫だよッ!っていってましたが、植え替えます。

いや、…人の話を聞かないとかそういうんじゃなくて…

帰りの車中で鉢が横倒しになったときに、複隆鸞鳳玉の根鉢を確認したんですが(これはこれで問題アリですが…)赤玉土と鹿沼土の混合用土はウチでの栽培環境には合いません。

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉の根鉢

軽石を多めに混合した用土でないと、土の乾きが悪いんですよね。私は潅水間隔も短いですし。

ホムセン産の用土は水はけが悪すぎて論外の場合が多いんですが、園芸店や販売会で販売されているサボテンの用土は赤玉土が主体の場合が多くて、ちょっとウチの栽培環境とは合わない。

今回の複隆鸞鳳玉もあらかじめ植わっている用土が何かを聞いたんですが、欲しい答えが返ってこなかった…。アクシデントではありますが、用土の種類を確認できたので、植え替えます!!!

植え替え手順

植え替え手順です。特に難しいことはなく、普通のサボテンの植え替えでオッケーです。むしろ棘が無い分ランポー玉の植え替えは楽です。いいですねランポー玉!!

  1. 元から植わっている鉢から複隆鸞鳳玉を取り出す。
  2. 複隆鸞鳳玉についている古い土を、刷毛や筆を使って落とす。私は100均の筆を使っています。お手頃でオススメ!
  3. 長すぎる根など余分な根を清潔なハサミカット。
  4. 植え替える鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷く。
  5. 複隆鸞鳳玉をセットし、用土を入れていく。今回の用土は市販のサボテン多肉植物用の培養土+赤玉土小粒+桐生砂中粒。比率は7:2:1ぐらい。市販の培養土より気持ち水持ちを高めるイメージ。この辺は栽培環境や育て方で変わります!※植え替える前に根を数日乾燥させる人もいます。私はそのまま植え付け。これには正解は無いと思われます。
  6. 表面をマルチングして終了。

植え替え実践

根鉢はさっき↑↑↑の状態です。んで古い土を落とします。今回は素手で作業。他のサボテンと違って、ランポー玉には棘が無いのがイイですネ!

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉。古い土を落とした

株の形状からして実生株でしょうかね。いや、実生って販売者の方が言ってた気がします。そもそも鸞鳳玉って子株出ませんよねッ?!確か。

植え替えなくてもいいヨッ!って言ってたし、今回は根を短くカットせずに植えます。あーでも、どうせだったらちょっとは切っといたほうが良かったかな?

んで、植え替える鉢がコチラ↓↓↓

グリーンポットのセメント鉢
グリーンポットのセメント鉢

グリーンポットさんのセメント鉢、バーゼルのラウンドタイプ、グレー。ちなみにコイツちと重いです(;^_^A 私は重さで土の乾き具合を測るので、大丈夫かなぁ。

グリーンポットさんは白い植木鉢の定番、オストシリーズを展開するメーカーさんです。

ネットと鉢底石を敷いて、

鉢底石
鉢底石

用土を入れました。

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉

約3号サイズの鉢ですが、パンパン…;;

いや…。サボテン栽培的のセオリー的には全然オッケー、というよりかなり好ましい状態です。が、植え替えがすぐに必要に…なる?んーでも……大丈夫かな?サボテンはそんな早く大きくならないし。

最後にマルチングします。

複隆鸞鳳玉
複隆鸞鳳玉

マルチング材は日向土小粒です。潅水は1週間後から!!

植え替え終わり!!

複隆鸞鳳玉の育て方

最初は球形に生長するランポー玉ですが、ある程度の大きさになると縦に、柱状に生長します。まれに球形のまま生長するランポー玉もあるようです。

球形の状態が観賞価値が高いとされますが、展示会で見た柱状になった複隆鸞鳳玉もカッコ良かったです!

  • 基本的に丈夫です。サボテンのなかでも強健な種類です。
  • 日当たり
    直射日光を好むので、よく日差しに当ててください。日照不足は徒長の原因になり、健康に育ちません。ただし、夏の直射日光は日焼けの危険があるので、いくら直射日光が好きといっても遮光してください。
  • 潅水
    意外と水が必要です。春と秋は鉢の中の土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えてください。根が湿った状態が長く続くと根腐れします。乾湿のメリハリをつけるのがポイントです。夏は春秋と比べて水やりを減らしてください。夕方の涼しい時間帯に水やりを。冬は土の表面が濡れる程度の水を月に1,2回、暖かい時間帯に与えるか、または完全に断水してください。
    ランポー玉は他のサボテンと比べても、水の吸いすぎで身割れしやすい品種なので、やや乾燥気味に育てるのがいいと思います。
  • 温度管理
    暑さに強く、サボテンの中でも比較的寒さにも強い方です。ですが、最低気温が5℃を切ったら室内に取り込むのが安全です。屋外で越冬する場合は寒風や霜に当てず、凍らないようにしてください。断水し休眠状態になることで耐寒温度が下がるので、秋口から徐々に潅水を減らし休眠させましょう。

広告アストロフィツム属のサボテン複隆鸞鳳玉(ふくりゅうらんぽうぎょく)ゴツゴツした肌が普通のランポー玉とは一味違います

以上!ランポー玉の紹介でした!!

棘はありませんが、その不思議な形と斑点が見ていて飽きません!かわいいサボテンです。複隆鸞鳳玉!!

それでは。


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